斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

町の話題

2017-12-01 23:59:03 | 町の課題
平昌(ピョンチャン)冬季五輪に700万円!?

ニセコ町は平昌オリンピック・パラリンピックに町長・議長の他、町職員や
町内のスキー場担当者11人が交替で2月9日から25日まで現地に滞在し
3月のパラリンピックも視察する計画です。

この11月30日(木)の北海道新聞朝刊の報道に町民の反応は:
・700万円?平昌に何しに行くのか?
・ともかく町長はこうしたことが好きだから。
・ニセコ町は倶知安町の2倍近い経費だ。
・国際大会のノウハウを勉強?素人が行って何がわかるの?
・オリンピック開催となれば、世界のエキスパート(専門家・熟練者)が
 来て指導してくれるはず。町職員が行くのか?
・経費の半分は視察参加者が負担すべきだ。
・もし開催ということになればオリンピックに掛かる経費は?
 オリンピックが終わった後に何が残るのか?

町内この話題で持ちきりです。
この町民の反応に私自身驚いています。

9月議会定例会最終日の13日(水)議会は平成29年度一般会計補正予算
の内、平昌オリンピックパラリンピック現地調査補助として428万9千円を
増額した計694万4千円の予算を承認し可決しました。
それに先立つ9月11日(月)の議員協議会で約50分に渡り
「2018年平昌オリンピック・パラリンピック視察等について」教育委員会
から詳細な説明を受け協議を行いました。

その席上いろいろ質問しました。
・なぜこんなに経費が掛かるのか、
・なぜ宿泊をソウル市内でなく会場近くに出来ないのか、
・ドライバー付レンタカーをして会場まで片道3.5時間もかかるのは
 費用・時間のロスではないのか。

それに対し教育委員会側の説明では:
平昌には宿泊施設がなく、関係者のみ限定で宿泊できること、近郊都市
江陵(カンヌン)は宿泊代が高く、宿泊数が限定されていること、しかし
町長・議長・随行職員は3泊4日で江陵に宿泊するが、一般のオリンピック
来場者はソウルから会場に通うことになっている。
あらゆる面から検討した結果であるということでした。

オリンピック特別価格で宿泊代も普段の数倍に跳ね上がり、一例をあげると
今回1人一泊7万円もあるとのことです。
確かに15泊16日、8泊9日とスキー場関係者の滞在は長く、視察者数も
多いと思いますが、オリンピック開催に供え準備を今からしなければ間に
合わないので、関係者はオリンピックへ向けて期待と不安を抱えながらも
準備を始めているようです。詳細は町民学習課に直接お尋下さい。