斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ高校生による校内実績発表大会

2017-12-14 18:58:04 | 教育
ニセコ町民センターで12日(火)ニセコ高校生の校内実績発表大会
がありました。会場は生徒たちでいっぱいで、熱気に満ち、いつもと
様子が違っていました。なんとニセコ中学の生徒たちが発表を聞きに
来ていました。これは大変良いことだと思います。小学生にも来て欲
しいと思います。今回は議員協議会の後で途中から出席したので、
全部を聞くことは出来ませんでしたが、5番~9番までの発表を聞き
ました。

5番 ニセコの魅力発信に向けて   2年ヒューマン・ビジネス班
6番 京野菜のニセコ定着に向けて  2年自然環境班
7番 農業と観光をひとつに     3年生活文化班
8番 食品ロス削減に向けた取り組み 2年生活文化班
9番 カボチャの栽培研究      農業と環境班


どれも大変素晴らしい発表でいつも感心して聞いています。
生徒たちのプレゼンテイションも年々レベルアップして、内容も
充実してきています。聞いているだけでも面白く大変勉強になります。
高校生のアイディアをぜひニセコの観光と農業に取り入れて欲しい
と思います。

こうした生徒たちが学んでいるニセコ高校に全国からもっとたくさんの
生徒たちが集まって来て欲しいといつも思っています。


ニセコ町内スキーバスの運行

2017-12-14 01:10:17 | 議員活動
急きょ12日(火)議員協議会が開かれ、副町長から
「公共交通最適化実証実験事業の開始について」
の説明を受けました。

12月25日(月)~2018年3月31日(土)までニセコ町内
スキーバスが運賃無料で試験運行を開始します。
ニセコ駅前からスキー場まで期間限定で運行します。
運行日をよく確認されて利用するようお薦めします。

冬期間ニセコ地区へのデマンドバス利用者が極端に
多くなり、ピーク時には月200件も予約をお断りする
ことが調査で分かってきました。

この試験運行は冬期間のデマンドバスの運行がスキー場
へ偏らず他の地区が少しでもスムーズに利用できるかを
調査するものです。

「バカの壁」

2017-12-14 00:11:41 | 社会
人間同士が理解しあうというのは根本的には不可能である。
理解できない相手を、人は互いにバカだと思う」。
この解説が適切かどうか、わかりませんが、11日(月)に開催された福井地区の
「まちづくり懇談会」で、町民との意見交換で「広報ニセコ」の全戸配付を
めぐる意見のやり取りを聞いていると「バカの壁」(2003年初版、養老孟司著)
を思い出しました。
私は「広報ニセコ」の全戸配布についてこれまでも一般質問を繰り返してきま
したが、理解は得られていません。
「バカの壁」が未だに立ちはだかっているようです。

ニセコ町にはまちの憲法である「ニセコ町まちづくり基本条例」があります。
まちづくりの基本原則の基本は「情報共有が原則」とあります。
その「情報共有」の原則の基本になるのは町が毎月発行する「広報ニセコ」です。
また年4回発行される「議会だより」があります。これは役場と議会の仕事です。

現在「広報ニセコ」を始めニセコ町役場からの情報はすべてそれぞれの地区に
ある町内会、親交会から配付されています。この自治会に入会しないと
「広報ニセコ」・「議会だより」その他検診のお知らせ諸々も「選挙広報」も
一切配付されてきません。これはあきらかに「差別」だ!と言う町民もいます。
自治会組織に入会していない町民は役場に取に行くことはできます。
しかし職員からどうして町内会に入会しないのか、と責められるように言われる
ので役場に取に行きたくないという声はよく聞きます。

自治会はニセコ町の下請け機関ではありません。自治会は地域の自治組織で
あって、入会するしないは本人の自由です。町は町民に情報を提供する
「義務と責任」があります。自治会の目的とは分けて考えなければならない
と思います。

「バカの壁」に風穴を開けることは出来ないのか!
互いに理解し合うことは不可能なのか?
この問題の根本には江戸時代から今もつづく「村八分」の慣習が根底に
あるように考えています。
ニセコ町の古い体質と新住民がもたらす新たな考え方との間に立ちはだかる
「バカの壁」を超えることは不可能なのか?
せめて「ニセコ町まちづくり基本条例」が正しく理解できれば自ずと
問題は解決されると思っています。