本のタイトルに魅かれて、5月半ば新千歳⇔神戸空港間の機内で
読み終えました。機内は本に集中できる絶好の場所でもあります。
この本はアルフレッド・アドラーの思想を一人の青年と哲学者の
対話を通して語っています。
◎「すべての悩みは対人関係の悩みである」
◎「人はいま、この瞬間に幸せになることができる」
やさしい語りで書いていますが、内容はギリシャ哲学の「対話編」
の流れを組む深い思想がもとになっています。
本書の中に次のような件があります。
【哲学とは何か】
<哲学のもとの意味は、「知」ではなく、「知を愛すること」であり、
知らないことを知ろうとすること、「知」にいたる過程こそが重要」>
であると。
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