教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

6月四回目の教室 謎の白い塊

2024年06月18日 | 教室風景

風のないムシムシとした朝でした。

草むらを歩くと小さな蛾が逃げていきます。


目立つのはカノコガ。
年2化ということですが梅雨時の蛾というイメージがあります。

早いうちは日射しがあり


ひらけた所ではテングチョウや


イチモンジチョウが活発に飛び回っていました。
幼虫の食草だというスイカズラをよく探していますが
なかなか幼虫を見ることができません。


ススキの原にはジャノメチョウ


木陰にはムラサキシジミがいました。
翅を広げたところを見たくて粘りましたが時間切れ。。

6月4回目の教室日でした。


湿度が高く無風だったので少し冷房を入れました。
梅雨入り前に下地作りを済ませるべく効率的に作業しました。


9月17日に始まる作品展まで残り時間を考えるとやや焦りますが
一筆一筆丁寧に、目の前の課題だけに集中して取り組みます。


アトリエの窓際にあるゴモジュの実が赤くなり
時折ヒヨドリがやってきてついばんでいます。


隣に咲くシャラノキ(ナツツバキ)にはコマルハナバチがきていました。


今がさかりのネジバナには極小のこんなハチが!
キオビツヤハナバチでしょうか。

水辺にいくと


青く輝くヤマトルリジガバチが♪
クモ専門の狩人だそうで様々な隙間を探索していました。


接写しても微動だにしなかったツチバチの仲間
金色の毛が美しく体が大きいので存在感たっぷりです。

そろそろトリノフンダマシ類が見られるだろうと
葉裏などを見ていくと


トガリオニグモが♪
側面から見るととんがり具合がよくわかるのに撮り損ねました。


アケビの葉にフワフワの白い塊がありました。
長さ35mmほど。数年前にも見たことがあります!

この表面の赤い色が綺麗すぎて不気味。。何かの幼虫が
寄生されてしまったのではないかと想像していました。

数年前には調べきれなかったこの白い塊を、今回は画像検索
してみると【ゲボウグモの卵のう】と出てきました。
まさか蜘蛛の卵のうとは!ゲボウグモも見たことがない。

ゲボウグモは夜行性で日中は縮こまり見つけるのが難しいとか。
こんな大きな卵のうを作るならきっと大きなクモでしょう。
会いたい生き物がまた増えました♪


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