教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

青空の大晦日

2013年12月31日 | 散歩

2013年も今日で終わりですね。
振り返ってみれば今年は作品展と新しい仕事が度重なり
やや体調を崩しましたが、嬉しい出会いもたくさんあり
おかげさまで意義深い一年となりました。



近所の森を歩けば今日も青空



池まわりでモズのオス♪



川沿いでモズのメスに会うことができました♪



そのほか一生懸命食べ物を探すメジロや



健康そうなカルガモに



羽の輝きも美しいコサギ



いつもの場所で、野良のみーちゃんにも会うことが出来ました♪
変わらぬ散歩道の変わらぬのどかな光景に和ませてもらって
今年最後の散策は終了しました。

上郷森の家絵画教室の皆さんの作品をご紹介する目的で始めた
この「教室・自然いろいろブログ」。お休みの間などは“教室”ではなく
講師個人の“いろいろ”の方が多くなってしまいますが・・・日々見て
くださる方がいらっしゃるからこそ続けることができます。

今年もお付き合いいただきましてありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。よいお年をお迎えください☆


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指をくわえて見上げる

2013年12月30日 | 散歩

お墓参りのあと訪れた公園では、大きな松ぼっくりを拾うという
楽しみがありました。



巨大な実をつけたこの木は大王松(だいおうしょう)という名前。
近くに比較するものがなかったのでおわかりにならないと思いますが
葉も実も長~いのです。

「今落ちてこないかな~」熱い視線で落とせるものなら良いけれど
やはりこの日も残念ながらこの松ぼっくりは手に入りませんでした。



ハンノキの向こうで黄金色に輝く実はカリン♪

ユーカリの木も青空に映えていました。



よく観察すると細かい何かがついています。
蕾かな?満開になったところも見てみたいものです。

ムクロジの実も高いところにたくさんありました。

落ちていたものを拾って実を二つに割ってみると
黒くて硬い種が出てきました。
果肉は半透明でまるでロウ。水といっしょにしてもむと
石鹸のように泡が出てくるそうで、昔は洗濯に利用されたのだとか。



日陰にもかかわらず猫がうとうとしていました。
石が温まっているのでしょうか。

何かをし忘れたような気がする年の瀬も、野に生きるものには
ただの厳しい寒さの日。にゃんこのように無心にまっすぐ生きたい
ものですが暦を見るとむやみに焦ってしまいます。





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今年最後のお参り

2013年12月29日 | その他

気持ちのよい冬晴れだった先日、お墓参りに行きました。

雪をいただいた富士山がくっきり♪

途中、地域の物産センターで供花を仕入れようと思ったのですが
ものすごい混雑でとても駐車場に入れそうもなく諦めました。
年末の買い物熱に恐れおののき、近くのスーパーに行くとそこでも
たいへんな混みよう。

買ったのはもちのよさそうなスターチスや小菊。
家で黄色と赤の千両の枝を切ってきました。
これらは両方とも父が実を取っておいて種まきし、大きな株と
なったもの。冬場の貴重な彩りで小鳥たちもやってきます♪

好きだったビールや御菓子もお供えして今年の報告をしましたが
いつも身近にいるように感じるのでちょっと不思議な感覚です。
お墓は別荘のようなものかな?



お墓をきれいにしているときふと気配を感じて頭をあげると
お隣の塀の上にミケさんが座っていました。



お隣さんが家から出てくると、ふわふわしたお尻を見せて
そちらへ行ってしまいました。

このお宅には小鳥を呼ぶ仕掛けがされていて
ミカンをメジロが嬉しそうについばんでいました。



お寺の境内にもどると、植木屋さんが立派な門松を
運んできたところでした。いよいよ新年がせまってきましたね!



この後さらに南下して海辺を歩くというのが恒例だったのですが
母が本調子ではなく、寒い海ではなく公園でお弁当を食べて帰る
ことになりました。

その公園に立ち寄ったのは、気にかかる実りがあったためですが・・
次にご紹介いたします。


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ボアシーツに甘える

2013年12月28日 | その他

寒い日が続きますね~!
今年も暖房器具は最低限に抑えて、着込んで冬越しする予定。

小鳥は羽をふくらまして寒さをしのぎ

縁側の野良猫にゃんきちは・・・

なんと!私の古い起毛シーツに座っています。
置いてしばらくは不気味がって避けていたのに。
自転車のカバーが風除けになっていい塩梅のようです。



もみもみもみ・・・



せっせともみもみもみ・・

でも甘える相手はやはり母が良いようで
盛大にのどをごろごろ鳴らしています。



縁側の柱にこんな蛹がありました!



見れば見るほど面白い・・。ツマグロヒョウモンの蛹のようです。
ちょっと糸が弱そうだし目立つところなので鳥に見つかってしまう
かもしれないけれど、そのままにしておくことにしました。

暖かくなるまであと3ヶ月。みな無事に元気に春を迎えられますように☆


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森の実り

2013年12月27日 | 散歩

晴れ上がった空にクリーム色の実がきらめいていました。



センダンの実です。今年も大豊作!



これからの季節、このヒヨドリたちの貴重な食料となります。
上郷森の家ではタイワンリスがライバルですがここではひとりじめ。
センダンの実の粒が大きいからか他の鳥が食べているのを
今のところ見たことがありません。



昨冬、アオゲラが見られたクヌギ林に行ってみれば



ムラサキシキブの紫がまだ残っていました。
この実はメジロやジョウビタキが食べているのを見たことがあります。



ピィー・・ピィー・・・可愛らしいさえずり!
エナガの群れがやってきました。



なんと愛らしい小鳥でしょう。丸い頭にこのお尻♪
その仕草を見ているだけで胸があったか~くなります。



一粒の大きさがセンダンの実ほどもあるヒイラギのような植物が
ありました。帰宅して名前を調べてみたらヒイラギモチという名前。
お正月の飾りにも使えそうですね。

この日もよいお天気ながらムラサキツバメには会えず。
マテバシイまわりをくまなく探したのですが風が冷たすぎたのかも
しれません。皆どこで寒さをしのいでいるのでしょうか。


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水辺の鳥

2013年12月26日 | 散歩

まだ年賀状作成をしていたクリスマスの日
ポストに投函ついでに水辺のある公園へ行きました。

午後2時というのに、この日の傾き。
日陰は冷たい風が吹いていました。



尾羽を上下に振りながら浅瀬を歩いていたのはバン



ぷっくりしたカイツブリもいました♪
半年前に出会った今年の子供でしょうか?



左足を伸ばしてストレッチ。
食べ物を探すヒドリガモが前を通り過ぎましたが、我関せず。



一羽のカワセミがもう一羽に追われて茂みにとまりました。
縄張り争いでしょうか?



立派なヤツデが最後の花を咲かせていました。



よく見ると星型で可愛らしい花です。
アブでも来ないかな~としばらく待ったのですが何も飛んでは
きませんでした。

カメムシたちが越冬のために、この森の北側にある杉林へ
集まるのを見たことがあるので期待していたのですが・・・
もう皆眠りに着いてしまったようです。今は真冬なんですね~。


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クリスマスツリーのような

2013年12月25日 | 散歩

年賀状を一部投函したあと、少し川沿いを歩いてみることにしました。



白い綿のようなものが飛んでいるな~と思ったら
それはガマの穂の綿毛でした。



甲高いさえずりがした方を見るとカワセミの女子が♪
薄暗いところで果敢に狩りをし続けていましたが
そのシーンは撮れずじまい。



わ~!
イイギリの葉がすっかり落ちてきれいな樹形がよく見えました。
まるでクリスマスツリーみたい・・。



電飾で輝くツリーもいいけれど
鈴なりのイイギリも負けてはいません。



クリスマスローズは咲き始め



朱赤の小菊もこの時期にぴったり♪



急に寒くなって薄暗くなったと思ったら
太陽が雲に隠れてしまっていました。

この散歩の一番の目的はムラサキツバメを撮影することで
マテバシイの周りを飛び回っているのは目撃したのですが
日差しがなければもう活動はしないでしょう。

おかげで年賀状が途中だったのを思い出し
すごすごと帰宅したのでした。





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いろんな赤♪

2013年12月24日 | 散歩

先日、作品展を見に行くため大井町線に乗ったのですが、
ふと思いついて「九品仏」駅で降りてみました。

こちらはちょうど3ヶ月前にも歩いていて、そのとき
カエデの木が多いから秋だって素敵かも!と思ったのです。
前回は“秋彼岸会”中で読経の声が聞こえて蝉時雨も凄かったっけ。



今はとても静かでした。



奥へ進んでいくと、真紅のカエデがまだ残っていました。



素晴らしい・・・。



落ちた葉もまたうっとりするような色合いです。

見あげても綺麗!

都会にいるのを忘れそうです。



ほとんどの木は葉を落としていて、ヤドリギがよく見えました。
ふと我に返って用事を思い出しあわてましたが、境内にいたのは
たった15分ほど。ありがたいことにとても清々しい気分になりました。

このあと東急東横線で体がきしむほどの満員電車に乗り
年末の買い物客でごった返す横浜駅周辺を歩いたら、ストレスの
あまり額や目周りに痒いブツブツが大発生・・・。朝九品仏で得られた
前向きパワーは夕方にはすっかりなくなっていました。


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ポカポカになった夜

2013年12月23日 | その他

冬至だった昨日、忘年会のため夕方にS先生宅へ行きました。



まだ4時台なのに太陽があんなに低く・・。
早く日が長くならないかな~。

完全に日が落ちた頃お宅に到着♪



さっそく童顔な美猫、アツコさんに会えました。
当然ながら警戒中。



あれっ!リュックの間からのぞいている子がいます。



ねこじゃらしを手に取ると足元にやってきました。
アツコさんの息子、ちびちび太くんです。
8月の納涼会の時の画像を見直すと・・大きくなったね~!



たくさん遊んだら、足にくっついてくれました。



だっこしても大丈夫。か~わいい~な~♪
なでつづけて至福の時です。

毎度のことながら会の始まりはだいたい夕方頃から、という
気楽さなので仕事終わりのメンバーなど全て集まったのは
21時も終わりに近い頃。ここからさらに料理と飲み物が増えて
にぎやかに、心も体も暖かな夜が更けてゆきました。


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冬の過ごし方

2013年12月22日 | 生き物

今年最後の教室だった日の朝、上郷森の家に隣接している
横浜自然観察の森を歩いたら



まだ残っているアザミの花にフユシャクが。
口吻がなく食事はしないそうなので偶然つかまっていただけのよう。



陽だまりは暖かかった昼頃。
イナゴでしょうか、2匹のバッタがゆっくり活動していました。
卵を産む場所をさがしているのかもしれません。



朝の寒さに耐えていたオオクモヘリカメムシ
成虫越冬するそう。今頃どこにいるのかな?



このウラギンシジミをはじめて見たのは12月6日の朝



12月9日の朝



12月16日の朝



そして12月20日の朝

12月6日に見てから通りかかるたびに撮影したものを
こうして並べてみると、周囲の葉は色づいていくのに
蝶だけは動いていないようです。

ここは日がささないので気温の変動は少ないのかもしれませんが
上に大きな葉はなく雨風がしのげる場所とはとても思えません。
広い森、もっと良い場所がありそうなものですが・・。
年が明けたらまた無事を確かめたいと思います。

 


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