教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

母カメラのにゃんきち

2014年10月31日 | その他

この頃日没が早くなり、にゃんきち滞在時間に帰宅が間に合わず
ちっとも会えないので「にゃんきちを撮っておいて」と母に頼んでありました。
母がパナソニックTZ-7で撮影した画像が以下の7枚です。


母の膝の上にながながとのびるにゃんきち


可愛く健康的に撮れているにゃんきち


川ぞいを散歩してであったアカボシゴマダラ


アオサギの幼鳥でしょうか、淡い青灰色が美しい


くっきりはっきり!カイツブリ二羽


手前大きなコイに小さな川魚はオイカワでしょうか


ん?これって・・・。
「お願いだからこれはもう一度しっかり撮ってきて!」と頼みました。

後日撮ってきてくれた写真はさらにピンボケだったので諦めましたが
ヘビの背骨のように見えます。
私は今年会えていないけれど、母は何度もこの川沿いでアオダイショウの
大物に出会っているのです。いいな~。

この他、花や飛行機など興味を持った物をたくさん撮っていました。
久しぶりに母の撮影画像を大量にパソコンにコピーしながら
きれいな写真が多いのに驚きました。


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秋野原の花

2014年10月30日 | 生き物

野原には秋らしい野草がいっぱい♪
この前で待っていれば何かしら小さな生き物に出会えます。


晴れているのも大切な条件ですね。


アザミにはアカタテハが♪


ガザミグモのオスなのかな?脚に花粉がたくさんついています。


腹部に笑い顔がついているみたいなハナグモ


セイタカアワダチソウにはベニシジミに


やっぱりいた♪オオカマキリ


日に透けたモンシロチョウにしばしうっとり

秋の虫の声を聴きながら生き物をさがすひとときは
心がとても休まって、他の季節とはまた違う味わいがあります。


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横浜自然観察の森で見られる秋の実り

2014年10月29日 | 自然

上郷森の家まわりは緑豊かなのでほんとうにたくさんの実りが見られる
けれど、ありすぎて見過ごしがちな秋の植物を並べてみました。


もうそろそろ見頃のヒヨドリジョウゴ


真夏にこんな花が見られました。なるほどナスの仲間らしい形ですね。


こちらはイヌホオズキ
地味な色なのでつい撮影しそびれてあまりいい画像がありません。


花はこちら。やはり花期は真夏です。


朱色の実も美味しそうなハダカホオズキ。食べられるのかは不明です。
花を一回撮影したような気がするのですが、どうしても見つけられません
でした。


遠~く高いところに赤紫色が見えたので撮ってみたら
どうやらミツバアケビの実が裂けているようでした。
あてにしていた場所は工事で根こそぎ伐採されてしまい・・・
自然のミツバアケビの実はなかなか見られないものです。


今年4月ごろ撮影したミツバアケビの花
雌雄同株で上の大きい方が雌花、下のブドウの房のような方が
雄花です。花はたくさん見かけるのですが。

そういえば今年はまだ色づいたノブドウを撮影していません。
サルトリイバラもツルウメモドキも、それらの大きな茂みがあった所は
近頃始まった工事で見る影もなく伐採されてしまいました。
そこではノウサギや4種類ものヘビやたくさんのジャノメチョウが優雅に
舞う姿など季節ごとに小さな生き物たちのたくさんのドラマが見られた
のです。仕方のないことではありますががっくり・・・とても残念です。

 


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10月最後の教室

2014年10月28日 | 教室風景

早くも10月最後の教室となった先日は風がなく気温高め、
明るい曇りの過ごしやすい一日でした。


静かです。ちょうどよい光のもと秋の虫の声を遠くに聴きながら描くと
制作がぐんぐん進みますね♪


いよいよ来月は上郷森の家本館ロビーで「森の家絵画教室 なかま展」
が開催されます。今年はどんな雰囲気になるのでしょう?楽しみです。

朝の森はふんわり靄がでて幻想的な雰囲気でした。

ガマズミの実がきらり♪


こちらは寄生されているらしい実。
この毛羽立ち・・・実の中の生き物が無事ふ化できるように、
落果しても大丈夫なように梱包されたみたい。


食事に夢中になっていたキチョウ。眼の色もきれい♪


いかにも食べることができそうなキノコ


キノコ好きさんに「これはヒラタケ。食べられます」と教えてもらいました。

今はまだ森の色は緑がちですが・・・次に散策する10日後は
彩りや出会う生き物にどのような変化が見られるでしょうか。


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秋の生き物

2014年10月27日 | 生き物

朝は冷え込むようになり、だんだん虫を探すのに
時間がかかるようになってきました。


気温が上がるのを待っているウラギンシジミ


ひろげた翅の色がオレンジ色なのはオス


秋ならではのウラナミシジミはふわふわとして暖かそう


あまり見かけないセスジツユムシの褐色型
これからの季節、この渋さなら敵に見つかりにくいですね。


腹部が水色のビー玉のように見えたとても綺麗なアブ。
ちょっと離れていて一枚しか撮らせてもらえなかったのが残念。。
マルヒラタアブという名前のようです。


ヤマトシジミのペアがいると思えば


ジョロウグモの餌食になっているものもいたり。

秋も半ば。暖かい晴れがほんとうに嬉しく感じられます。


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Yさんの新作水彩画

2014年10月26日 | 教室風景

Yさんは可愛らしい姉弟を描かれました。


「横須賀幼稚園運動会2014」  水彩画 F4

秋晴れの空のもと開催された運動会でのひとこまです。向かって右、
細いあごがチャームポイントの年長さんのお姉ちゃんは伏し目がち。
アンパンマン役、2歳下の弟くんは太い眉毛も凛々しく頼もしいお顔。
よく特徴を捉えながら幼い子供たちの純真さ素朴さが表現されています。

近づいてみました。


鉛筆で何度も描きなおされ慎重に選ばれた線は黒の水彩絵の具で
描かれても損なわれることなく、さらに力強さと味わいを増しています。
質感の違いは水彩絵の具の濃度と筆遣いを調節して表現され、とくに
肌の柔らかさに実感があります。元気な色でまとめ明るい作品となりました。

これから人物画の連作に挑戦するというYさん。楽しみですね。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Yさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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10月三回目の教室

2014年10月25日 | 教室風景

10月三回目の教室も心地よいからっと晴れた一日でした。


今月はじめに大きな作品展が終わり、まさに新学期。
新作に取りくむ方が多く、今の低い湿度は下地作りにぴったりです。


午後にYさんが水彩画作品を完成させました。
次にご紹介いたしますのでお楽しみに☆

前日までの雨がウソのよう♪

青空にケヤキの黄色が映えて


湿った広葉樹林の地面に黄色のキノコがまとまって出ていました。
一番大きいものは直径6~7cmくらいでしょうか。
暗いところにあった明るいミカン色にハッとしました。


きのこ好きさんに調べてもらったところ“オウナタケ”という
資料の少ない珍しいキノコではないかということでした。


シイカシ林の地面にはザ・毒キノコ!というような姿のこちら


コテングタケモドキと教えてもらいました。

きのこも面白~い♪
昆虫類が少なくなるこれからの散歩の楽しみになりそうです。


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バッタ・ツユムシの仲間

2014年10月24日 | 生き物

先日歩いた森では秋らしい植物や生き物に出会えました。


優しい佇まいのコウヤボウキ


自然のものは初めて見た、かなり背の高いゴンズイ
公園で見た木は小さかったので驚きました。


秋の葉っぱになりきっているようなクダマキモドキ
ぴかぴかの健康体!


ツチイナゴの成虫(下)と幼虫(上)も元気でしたが


ハヤシノウマオイでしょうか、脚のトゲトゲも立派なこの虫は
腹部側面に怪しい黒色部分が・・・もしかして病気?

そういえば初秋のイモリ池で

ヨシの葉先にしがみついているこんなフキバッタの姿をたくさん
見かけましたっけ。つつくとすでに体は乾燥していて「なんだろう?」
と思っていたのです。
調べてみるとこれはエントモファガ・グリリという菌に感染した個体で
この病原菌に侵されると草の先端に登って死亡し、その個体がまた
胞子を飛ばすのだとか。恐ろしい!

近くの森でも見ました。

カマキリの関節から白い菌糸が・・。
どうやらこれも菌に侵されて力尽きてしまったよう。
天敵は少ないと思われる肉食昆虫も菌には勝てないのですね。
近所の小さな茂みにだって興味深いドラマが満載です。


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セイタカアワダチソウに集まる

2014年10月23日 | 生き物

要注意外来生物に指定されているというセイタカアワダチソウ。
抜き取り作業の成果か例年より森の家まわりに少ないように
感じられます。でもこの花にはいろいろな虫が集まるので
満開になれば確かめずにはいられません。


花の少ないこの時期、蜜を求める生き物にとっては貴重な食事場


素早すぎてとらえるのが大変なホシホウジャク


pentax K-rくんで撮影。ようやくピントがあった♪


翅を動かしながら蜜を味わうキタテハ

よく動き回るな~と思ったら

この日の寝床を探していたよう。
気がつけば日が完全に雲に隠れていました。


力尽きているコカマキリがいると思えば


ハラビロカマキリが産み付けた卵のうがあったり

いれかわりたちかわりこの花にやってくる生き物たちの懸命な姿を
見ていると今年の秋も深まったものだな~としみじみするのです。



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Hさんの新作日本画

2014年10月22日 | 教室風景

Hさんは鎌倉文学館をのぞむ光景を描かれました。


「緑の中の文学館」 日本画  F10

苔むした地面に立派な根を張った木とともに歴史を感じさせる上品な
佇まいの鎌倉を代表する洋風建築、鎌倉文学館が見えます。あえて
爽やかな色合いでまとめた木の葉は画面全体に清清しい印象をもたらし
生垣の輝きとあいまって風がふきぬける心地よい季節を思わせます。

近づいてみました。


実際の風景は緑が多くその質の差の描きわけに時間をかけられました。
遠景の山や葉など特にHさんの持ち味である涼やかで幻想的な色の
組み合わせですが実感があるのは、スケッチに通いこの場の空気感や
光の動きを観察したからこそ。生気に満ちた美しい作品となりました。

近作は柔らかな味わいに加え力強さ発色のよさが増しているのです。
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の"作品集"の
なかのHさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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