ゆれる木漏れ日が美しい爽快な朝でした。
モンキアゲハが舞っているのを目で追っていると
目の前にとまってくれました。金色に輝いてみえます☆
ウマノスズクサを探してフワフワ飛んでいたジャコウアゲハのメス
小川沿いをゆくとオレンジ色の翅タイプのカワトンボに出会いました。
この仲間は翅色も体色も様々で探すのが楽しい♪
羽化したてでしょうか、翅がピカピカのハラビロトンボもいました。
森に飛ぶ虫が増えてきました。
4月最後の教室日でした。
皆さん一言めに「今日は気持ちが良いですね~」というほどの上天気。
暑くもなく寒くもなく清々しいこんな日は一年の中でも数えるほど。
カラッとしていて絶好のドーサ日和です。
大音量のコジュケイやガビチョウに負けず頑張るウグイスの声を聴きながら。
次回はゴールデンウィーク明けなのでしばらくお休みとなります。
ハンミョウを探してキョロキョロ歩いていると
やや小ぶりのサイハイランに出会いました♪
フタリシズカに
ハナウドも。
初夏の花が続々咲き始めていました。
頭上の枝でウグイスが鳴いていました。
メロディが滑らか。だいぶ上手になりました。
遠くに変わった鳥がいました。
残念な写りですが、初見なのはわかりました。
撮影できたのはこの2枚だけでした。
帰宅してから本などで調べるとビンズイなのではと思いました。
前日の風雨のためか小鳥の卵が落ちていたりして
新葉に覆われて見えませんがみな子育て真っ最中のよう。
昆虫も幼虫も増えて、森は生命感に満ちていました。
Aさんは北の大地で出会った光景を描かれました。
「朝霧」 日本画 P10
小鳥の目覚める頃。太陽が力を増すにつれ徐々に辺りの光景が
立ち現れる神秘的な様子に深く感動し表現されました。濃密な
霧の表現に苦心し筆致にも創意工夫を凝らした迫力ある作品です。
近づいてみました。
沈む霧と温かみのある上空の様子の違いに留意し、密集した木々は
描いては白をかける作業を繰り返し点描も駆使して、幅広い明暗を
つくりました。深みのあるグレー部分に雄大な景色を想像させます。
毎作テーマを決め、それが表れるまで力強く描き続けるAさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」内の
作品集の中のAさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。
風がひんやりとして夏の高原にいるような気持ちのよい朝でした。
木漏れ日がきらめく道端で
ギンランが咲いていました♪
ギンランの花はいつも閉じているように見えるので
近くから撮ってみると、中心部がチラリ。
ヤブデマリも爽やか、初夏の色♪
周りの花びらのように見えるのは装飾花で中心のクリーム色の部分が
両性花だそう。今年の咲き出しはやや早いようです。
4月三回目の教室日でした。
この日は気温が上がらず、室内では寒いほどで久しぶりに暖房を
いれました。作品の乾きは速く、効率よく描き進められました。
午後の制作風景はうっかり撮りそびれてしまいましたが、Iさんが
鉛筆画作品を完成させました。後ほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆
ギンランの近くにはテンナンショウの仲間も咲いていました。
マムシグサかな?
この仲間は種類が多く、検索してもはっきりしませんでした。
仏炎苞、見るほどに面白い♪
小川沿いに下っていくと、小さな花が垂れ下がっていました。
なんだろう?
近所で見たコツクバネウツギに似ていますが
こちらは星のようなガクがあるのでツクバネウツギ。
名に”コ”がつくほうは
ガク片が2~3枚。
ツクバネウツギとコツクバネウツギ、とても似ていますね。
長い髭を揺らしながらヒゲナガガの仲間があちこちで飛んでいました。
美しいので見かけるとつい追いかけてしまいます。
期待したハンミョウは見つけられませんでしたが
カワゲラの仲間に出会いました。
この日出会ったチョウはコジャノメ
味わい深い色合いです♪
駆け足で進む春。暑くなる前に会っておきたい動植物がまだまだあります。
朝から晴れて爽やかな風が吹いていました。
フジが巻き付いたマルバウツギと思われる白い花
待ちかねた卯の花の季節到来です♪
木々はいよいよ新葉を伸ばしうっそうとしてきました。
あの白い花はフジの白花、それともニセアカシア?
ニセアカシアは甘~い香り
ノイバラや
アキグミの花も良い香り!昆虫たちを引き寄せていました。
4月2回目の教室日でした。
天窓から強い陽射しが降り注ぐ時期となりました。
画面はよく見えますが目の負担とならないよう気を付けながら。
午後にAさんが日本画作品を、Iさんが色鉛筆作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆
お昼休み、日差しをよけながら生き物を探して歩いていると
エビヅルと思われる若葉に虹色に輝く甲虫が!
アカガネサルハムシです。
暑い時期に出会う印象ですが、もう出現しているとは。
カワトンボも数頭飛んでいました。
他にもハラビロトンボ、クロスジギンヤンマ、イトトンボの仲間
に出会いました。
丈高くなったツルカノコソウにヒメウラナミジャノメ♪
サトキマダラヒカゲも飛んでいて思わず二度見しました。
まだ4月だというのに。
白い蛾も数種見かけました。
ようやく撮影できたこちらはフタテンシロカギバという名前。
幼虫はミズキ、クマノミズキを食べて育つそうですが
この時はイボタノキの葉裏にいました。
シャクガ科かと思いましたがカギバガ科。
蛾は種類が多く、いつも調べるのに苦労しますがそれも楽しい♪
昨年はミズキの葉にキアシドクガが大発生していましたが
いまのところあまり食害されていないように見えます。
季節の進みのはやさに生き物たちもとまどっているのかもしれません。
上野松坂屋で開催された二人展は先日会期を終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
今回はいつにもまして余裕がなくPCから離れていました。
皆様のところにお邪魔することもなかなかできなかったのですが、
またペースを戻してゆきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
無事搬出を終え、帰宅した途端カメラをつかみ外へ出ました。
小学生の頃ランドセルを玄関に放り出して遊びに行ったことを思い出します。
森はすっかり青々としていました。
コツクバネウツギが花盛り♪
味わい深い花です。
ミツバウツギも咲いて、そろそろ初夏ですね。
ハンショウヅルも開きだしました。
桐の花は盛りを過ぎていました。
低いところに花があったので香りをかいでみると、甘い。
甘酸っぱいのではなく、香辛料で似たものがあったような。
よい香りなのにどう表現したらよいのかわからないのがもどかしい。。
エビネも満開!
人の踏み込めない柵の向こうにひっそり佇むギンラン
キンランはクヌギ林のあちこちで見られました。
コガネムシの仲間がいたのでじっくり見ると、その下に
カメムシの幼体とクモがひそんでいました。
ムラサキシキブの木の下にいたのはイチモンジカメノコハムシ♪
動き回っていて珍しくつぶらな瞳が見れました。
ハギの新葉に土のついたシロコブゾウムシ♪目覚めたばかりでしょうか。
奥にはコメツキの仲間がいました。
エノキの新葉には愛らしいナナフシの幼体
葉裏にいるのはアブラムシなのかな?
近くにキイロテントウもいました。
生き生きと咲く花に美味しそうな新葉。それを頼りにする小さな生き物たち。
どこを見ても生命感にあふれており心が浮き立ちます。
一か月ぶりの森は初夏の装いになっていました。
もうフジの花が!
清々しい。。
前回はニリンソウやソメイヨシノが咲き始めたところでしたが
それらはすっかり散り、小鳥も新葉に隠れてしまいました。
ミズキの花
カマツカの花も♪
ハナムグリなどの甲虫が来ているか探しましたがハチアブの類だけ。
4月最初の教室日でした。
春休み中に決まった作品展の期日が9月19~24日とお伝えしました。
夏休みがはさまるので展示日まであっという間です!
昨年の20周年記念展の期日も同じ9月。一年たつのは早いものです。
作品制作以外にも額選びなど準備作業も楽しい☆
この日、見ておきたい花がありました。
ホタルカズラ☆
今年の春は早い印象なのでもう終わってしまったかなと思いましたが
ごくわずかに残っていました。
オオバウマノスズクサの葉にジャコウアゲハの卵を探していたら
花が咲いていました。細かい毛が表面を覆っています。
昨年初めて実に出会って衝撃を受けましたっけ。
ヒゲナガガの仲間がふわふわ飛んでいました。
この虫がいるならそろそろハンミョウやカワトンボに会えるかも♪
櫛状の触覚が目立つこの甲虫、アカハネムシの仲間でしょうか。
前胸部まで赤いのが気になって検索したのですがよくわからず。
小鳥の声に見上げると、樹皮を突き破って発生したキクラゲが
木の高いところにありました。枝先にはわずかしか新葉が出ておらず
朽ちはじめているようです。
黒いアゲハ蝶がぶんぶん飛んでおりコミスジもいて、今年も
早春に発生する蛾、憧れのイボタガには会えなかったのだと思いました。
本日より松坂屋上野店にて日本画作品展がはじまります。
新作には金箔、銀箔をとりいれてみました。
猫やリスの他ふくろうやインコやカワセミ、想像上の動物も登場します。
連日13時~17時に在廊する予定です。(13日木曜、17日月曜は不在です)
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
松坂屋上野店 7階アートスペース
4月12日(水)~18日(火)
10時~18時30分(最終日は16時閉場)
思いのほか長くあじわえた桜も盛りを過ぎました。
その名残をもとめて近くの小川に行くと
花筏。。
この風景を見ておきたかった♪
開花時期がずれているのは環境の違いなのかな
マガモをぼんやり眺めていたら
視界を何かが横切りました!もしかしてトンボ?
追いかけると
なんとサナエトンボです。4月初旬に見るのは珍しい。
何サナエなのか調べましたがこの写りではよくわからず。
ナバナにベニシジミ
シバザクラにアゲハチョウ
花に蝶が舞う、待ちわびていた光景です♪
早くもリキュウバイが満開
リキュウバイにも蝶やアブがきていました。
いまだ咲き残るシュンラン
柵の中にあるのでカメラをさしだし、あてずっぽうに撮りました。
シロバナハンショウヅルに
ヤマシャクヤクも!今年は早い。
花期が短いので会えてラッキーでした。
高原へ早春の生き物を探しに行きたい!心躍る季節がはじまりました。
東京都上野の松坂屋で日本画二人展を開催いたします。
展示まであと一週間となりました。
源由紀子さんとの二人展は6年ぶり2回目です。
小動物を中心に風景、花など描いた作品を20余点出品いたします。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
松坂屋上野店 7階アートスペース
4月12日(水)~18日(火)
10時~18時30分(最終日は16時閉場)
お教室は春休み中ですが、9月にグループ彩雲の作品展が決定しました♪
嬉しいことに一回で当選♪1年が経つのは早いものです。
3月末までという申し込み手続きを無事終了してひと安心、
帰り道公園に立ち寄りました。
綺麗だね。。そうね。。
とでも言っているかのような仲睦まじいハシブトガラス。
ソメイヨシノは満開を過ぎハラハラ花びらをおとしていました。
そんな様子を見上げていたら
アオゲラが飛んできました♪
クヌギの木を探っているようです。
オスは頭頂が赤くメスは後頭のみが赤いそうですが
この角度からでは雌雄の区別がつきません。
黄色い花はヤマブキソウ、白い花はニリンソウ
イカリソウも花盛り
名前のとおり船の錨のような花姿です。
ウラシマソウもあちこちで釣り糸を垂らしています。
何だろう?と思ったのがこちら。これを見たのは9日前。
テンナンショウの仲間なのはわかりましたが
気になって2日後に行ったらこの状態。
画像検索してムサシアブミかなと思いました。
そして昨日
のびのびと手をのばして
葉もツヤツヤ♪
やはりムサシアブミであっているようです。
黄緑色の縞縞のふっくりした部分になぜだかとても心惹かれます。
このところあまり探索できていないせいか春が駆け足で進んでいるような。
もしかしてキンランが出ているかもと思い探しましたがさすがにまだでした。