早朝に歩こうと思っていたのに出たのは8時過ぎ。
すでに気温は30℃を越えているようでした。
公園に人は多くマスクをなかなか外せない。
車の下に若い白茶さんが伸びていました。
タイヤと一体化しているコも。
舌が出ちゃってる。。暑いよね。
目の前でツクツクボウシが鳴きだしました。
ちっとも逃げないので腕を伸ばしてパチリ。
キンカンの周りをクロアゲハのメスが飛びまわり
産卵しているのですがなかなかとまらず。
柔らかそうな葉にこんな卵がいくつもありました。
マメ科の大きな葉にはキタキチョウ
キタキチョウの産みたて卵は紡錘型
若い葉ばかりを選んでいるように見えました。
近所だからと飲み物を持っていなかったことを後悔。
自動販売機で購入した500mlはあっという間に飲み干し
久しぶりに滝のような汗をかいた朝でした。
母と車で買い物などに出た時は、外でおにぎりなどを食べ
のんびり散歩するのがいつものパターン。
でも今日は猛烈に蒸し暑く母が熱中症になったらたいへん!
早々に帰宅して体を冷やしました。
私は懐かしい光景を見たくてささっと近所をひと回り
ぶんぶんと田んぼの上を飛びまわっていた猛禽型凧
おやっ?
稲をよく見ようと近づくと一斉にスズメが飛び立ちました。
凧の真下にはいなかったけれど隣の田んぼにはたくさんいたスズメたち
8月、モミの中で米がまだ固くならないうちにスズメが吸いにやってくるのだそう。
案山子に凧、煌めくテープに網。お米を守るたたかいは続く。。
畦道にとまっていたのは空色眼鏡のシオカラトンボ
上空にはウスバキトンボらしきトンボたちが飛んでいました。
勢いよく水が流れる用水路
ザリガニとりをした子供の頃より格段に水が綺麗になりました。
水際には多くのセイヨウミツバチが飛んでいます。
おそらく果樹園に巣箱があるハチたちでしょう。
水を飲んでいるようです。
金色の毛が全身にびっしり
今年の夏は暑すぎて蜂たちも大変でしょう。
近くのフェンスに美しい植物がからんでいました。
ツルムラサキのようです。花も食べられてとても甘いとか。
梨がかなり大きくなっていました。
セイヨウミツバチたちも受粉に協力したのかな?
陽ざしは痛いほど。セミの季節はまだまだ続きそうです。
朝歩こうと思いながらまた遅い時間になってしまいました。
もう水辺の生き物たちは眠りにつくはず。。
ジュズダマの群落に近づくと幼虫がこの植物を食べる
クロコノマチョウのことを思い出しました。
葉の裏に幼虫がいないか裏返すと
綺麗な卵があった!
まだ新鮮なので周りを探すと産み場所のジュズダマを選ぶ
クロコノマチョウのお母さんに出会いました。
近づいても逃げない。産卵中です。
ゆっくりと・・
この時は一ヵ所に5個の卵を産みました。
近くの葉裏を見れば1個、3個と数はバラバラ。
産みたて卵は半透明でピカピカでした。
一頭のクロコノマチョウが何個の卵を産むのか。。
長い時間あちこち飛びまわり産卵し続けていました。
葉裏に10mm未満の若齢幼虫が。近くにいた2匹は兄弟かな?
もう少し大きくなれば頭に角のような2つの突起が出るはずですが
若齢幼虫の頭にはちょっとした膨らみがあるだけでした。
よく探せば終齢に近い幼虫や蛹がいるはず。楽しみが増えました。
クサギの花にホウジャクの仲間が来ていたので追いかけ
ストロボをたくと孵化したばかりの子グモたちがワッと散りました。
蜘蛛の子散らす。。
接写しようとしたら堂々たる母グモがあらわれました!
なかなか大きい。イオウイロハシリグモかな?
子グモは卵のうから出ると1週間ぐらい親のそばにかたまっているそう。
何て立派な牙!ちゃんと我が子を守っているのですね。
いかにも獲物が集まりそうなクサギの花の近くに卵のうを設置するとは
母の愛を感じます。
夏の夕暮れ。薄暗い草むらは活気に満ちていました。
引越しに伴う手続きはほとんど終わりましたが
車検証の住所変更が思いのほかたいへん。
経験がないためネットで調べたら書類の書き方がかなり複雑!
予習なしで行ったら陸運局で途方にくれること間違いなしです。
親切に情報をネットにあげてくれている方が多くて助かった。。
月末は混むそうなので来月早々挑むことにして、ホームセンターに
行ったついでにクヌギコナラ林がある公園を歩きました。
ここは数年前まで素敵な樹液レストランがあちこち開店していたのです。
その頃は木の周りは自然な状態でしたがフカフカに積み重なった
枯葉をブロアーで吹き飛ばし冬も地面を露出させるようになってから
昆虫が激減したように感じます。ナラ枯れ病の木も増えていてショック。
この日出会った甲虫はこの小さなカブトムシ1匹のみ
以前はクロカナブンもたくさんいたのに。
今はミンミンゼミが優勢
頑張って鳴いていたミンミンゼミのオス
横から見るとコロンと丸い♪
こちらもまん丸、コゲチャオニグモ
蝶はこのコミスジ、ムラサキシジミ、ナミアゲハ
数回見たのはサトキマダラヒカゲ、アカボシゴマダラ
手前にヤブミョウガの実、中間にヨウシュヤマゴボウの実、奥にタケニグサの実。
ヤブミョウガ以外は有毒植物。
タケニグサのオレンジ色の汁はいかにも毒々しくあまり触れませんでしたが
ヨウシュヤマゴボウの汁ではティッシュを染めて遊びましたっけ。
早春にはヒキガエルが集結しカワセミやカモ類がいた池を埋め立て
つくった芝生に人影はなく、昆虫が減って野鳥も減った。。
訪れるたび静かになっていく公園に言い知れぬ寂しさを感じました。
急いで引っ越してから10日あまり、まだ段ボールの山はありますが
昨日も小さな部屋の引っ越しをしました。
大きな作品もあるので姉に手伝ってもらい新居へ2往復。
今までの部屋に収まらなかったものを別に借りたトランクルームに
収めていたのです。
昨年大きめの部屋からこの小さな部屋に移動して・・
そういえば少し前に更新料を払ったばかり!
すのこを敷いていたこともあり綺麗なままですが
お世話になった床を水拭きでピカピカにして退出しました。
入退出するのは割り当てられたこのカードキー
晴れて退去♪
嬉しくて返却BOXにカードキーを入れる瞬間を記念撮影!
この時笑顔でしたが数分後にあわてることに・・。
カードキーで出口を開けておいてから返却BOXにカードキーを入れ
瞬時に退出しなければならなかったのです。
緊急連絡先に電話して出口を開けてもらうのに時間がかかり
楽しみにしていた「香川照之の昆虫すごいぜ!」の再放送を
危うく見逃すところでした。
遅い昼食をとりながら昆虫凄いぜを見た後
北側の部屋にすのこをならべました。
引越しを機にトランクルームを解約して新居のひと部屋を収納庫にしようと
決めていました。
すのこの上に作品やパネル、大きなスチールラックに額やスケッチブックを収めました。
今回も全て持ってきてしまいましたがこれから自分のパネルは減らしていこう。
廃棄するのにも気力体力がいります。もう少し涼しくなってから。。
そのあと
新しい駐車場の段差が気になったので購入していた
ゴム製の段差解消プレートを組み立てました。
組み立てると言ってもボルトとナットで連結するだけ。
幅60cmのものを4つ、両脇に15㎝幅のコーナーをつけて全長270㎝。
室内で全て連結させてから螺旋階段を降りるのが大変なことに気づきました。
この後、今まで使っていた押し入れ用収納ケースが入らないことに気づいて
ホームセンターに買いに行こうと思ったけれど時間切れ。
大汗をかいたものの心がスッキリ爽やかになった一日でした。
あいかわらず太陽光線は肌に痛いほどですが
朝の森を歩くとむっとする濃厚な緑の香りばかりではなく
爽やかな香りが混ざっていました。
暑い中にも秋の始まりを感じた気がしてすこしさみしい。。
8月4回目の教室日でした。
午前中は帰宅されたメンバーがいるなか気づいて撮影、
午後などうっかり撮影し忘れてしまいました。
制作風景を記録し続けて20年と4か月。何に使うわけでもありませんが
忘れてしまうととてもがっかりします。
次回の活動は森の家に帰れるのかまだわかりません。
来月からの活動場所がどこになるのか近日中にまたご連絡いたします。
オオカマキリでしょうか。大人になるまであと少し☆
根元をふと見ると
ナンバンギセルが出ていました!
出現が例年よりやや早い気がします。
クヌギの幹に緑色の棒のようなもの
近づいてみるとトビナナフシでした。
樹液が醗酵している木もあって
サトキマダラヒカゲにカナブン、シロテンハナムグリ
ここに写っていませんがスズメバチの類がいて
ルリタテハは遠慮がちに離れたところにいました。
ルリモンハナバチはこの日もキツネノマゴに。
瑠璃と名の付く生き物は美しいものが多く心惹かれます。
正午頃お昼ご飯を食べるのにまた森を歩きましたが
あまりにも暑すぎて朝より静か。時がとまったようでした。
アオスジアゲハが激しく追いかけあっていました。
縄張り争いでしょうか、翅はボロボロ、ものすごいスピードです。
コクサギが両側に生えている場所は黒いアゲハたちの通り道。
コクサギの葉裏にカラスアゲハが産卵していました!
卵を撮影し忘れたことにすぐ気づき引き返しましたが
もうどの葉っぱなのかわかりませんでした。
カラスアゲハの産卵は目線より高い場所や奥まった暗い場所ばかり。
なかなか近くで観察することはできないけれど
ジャコウアゲハの動きは遅く
産卵場所のウマノスズクサは低い場所にあるので観察しやすい♪
脚先を葉に触れて確かめているように見えます。
葉を裏返すと卵がありました♪
ジャコウアゲハの卵はオレンジ色
近くには5㎜ほどの可愛い幼虫がいました。
有毒なウマノスズクサの成分を体に蓄積しながら
脱皮するたび背中の突起が大きくなっていきます。
ジャコウアゲハお母さんお疲れさま。。
翅の鱗粉がとれてしまって半透明、フラフラになっていました。
こちらの視線はお構いなし!若いエノキで堂々と産卵していたのは
アカボシゴマダラです。
元来神奈川県にいるはずのない蝶なのにこの森ではものすごく数が多い。
日本固有種のゴマダラチョウもエノキを食草としていますが
アカボシゴマダラとの競争に負けているのかめったに会いません。
アカボシゴマダラの産みたて卵は青緑色
ピントが合いませんでした~。
一枚のエノキの葉っぱに一匹のアカボシゴマダラ幼虫。近くにいるのはアリです。
こんな葉っぱがたくさんありました。
この様子だとアカボシゴマダラだらけになりそうですが天敵は多いはず。
どの生き物もいのちをつなぐことに一生懸命でした。
風がほとんどなく暑い朝でした。
小鳥のさえずりでにぎやか♪姿を探しながら歩くと
角を曲がったところでコジュケイ一家と鉢合わせ。
皆が草むらに入るのを見届けてから去ったのが親鳥でしょうか。
8月三回目の教室日も汗がひくまで時間がかかりました。
参加する方が少なめで静か。。集中して課題に向き合うことができました。
午後には窓からの風が心地よくなりました。
この厳しい暑さはいつまで続くのでしょう?
マスクをしていて忘れがちですがこまめな水分補給を心掛けねばなりませんね。
野原に行くと2週間前まではいたジャノメチョウは姿を消しており
紫色の花々がひっそりと咲いていました。
数が少なくなったツルボ
野原が薄紫色に染まった年もありましたが。。
ヤブラン
タマアジサイは咲き始め
うっとりするような色合いです♪
ピンポン玉のような蕾がほどけて花開くシーンを見てみたいものです。
キツネノマゴが咲き出して、今年も嬉しい出会いがありました。
ルリモンハナバチです~♪
何度会っても嬉しい♪
シソ科の花が増えるこれから、さらなる出会いが楽しみです。
蝶にもたびたび出会いました。次回お伝えいたします☆
引越しの荷解きでかがみっぱなし。
腰の調子を整えるべくご近所探訪に出かけると
さっそく可愛いキジトラさんに出会いました♪
17時だというのにもう薄暗い。。日暮れが早くなりましたね。
森に入ればヒグラシの蝉時雨
遠くで聞けば涼しげで寂しげなヒグラシの鳴き声も耳元で鳴かれると別物
ストロボの光をあてると白緑色が際立ちます
久しぶりにカワセミにも会えました♪
日中は飛び続けて撮影が難しいウスバキトンボもお休みの時間
サトクダマキモドキかな?
なかなかするどい目つき
夕方より早朝に歩く方が気持ち良さそう。
森近くに越したことで完全な朝型人間に変わることができるかも!
この一ヶ月あたふたし続けたけれどようやく楽しくなってきました。
強烈な日差しで頭がグラグラするなか急ぎ引っ越しをし
昨日ようやくネットをつなぐことができました。
迎え火を眺めながら父やHさんにあれこれ報告。
過去3回の引っ越しは手伝ってもらったっけ。。
望んだ転居ではなかったものの自分が変わる絶好の機会と思えば
山積みされた段ボールにも元気に取り組むことができそう。
これから頑張っていろいろ捨てよう!
7月の日照不足のためか枯れ上がり半分諦めていたトマトは
梅雨明け後にまた青い葉が増えてきてひと安心。
少数精鋭のナスは水が足りないのかしぼみがち。
難しいものですね~。
ツヤツヤのアマガエルに癒されます♪
子ガエルや蛇がいないか田んぼの方へ見に行くと
用水路にナガコガネグモが大きな網をはっていました。
傍らには白いムクゲ
田んぼは青々!
よく見ると稲の花が咲いていました。
この懐かしい光景をマスクをつけて眺めるとは。
来年の夏、同じ場所で何を思うのだろう?