教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

鳥たちも肩で息する正午

2016年07月31日 | 生き物

強い日差しが照りつけていた正午


クスノキの下から見上げた空は真っ青!
アオスジアゲハがブンブン飛び回っていましたがどうしても撮れず。

「暑いねぇ・・」


なんて台詞が聞こえてきそうなカラス2羽。
ちゃんと木陰を選んで歩いていました。

日向にいたのはムクドリ。


2羽が折り重なるように。暑くないのかな?

じりじり近づくと


1羽は立ち上がって羽づくろいを始めましたが


もう1羽があまりにも動かないので怪我をしているのかと思いました。

でも大丈夫。虫干しをしていただけで、この後仲間と合流していました。
まだ警戒心の弱い若者ならではの距離感だったようです。


ぴかぴか光るニホントカゲ


「私は棒です」状態の幼いニホンカナヘビ

厳しい暑さの中みな懸命に生きている。
小さな野生動物たちの姿に励まされ歩く速度もアップした真夏日でした。

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夏の日差しを浴びて輝く

2016年07月30日 | 散歩

郵便局に急いだ道すがら


青い空に白い雲!思わず立ち止まりました。
こんな夏らしい空を見たのは久しぶりのような気がします。

暑いけれど風は気持ちいい♪


公園には夏休みの子供たちの姿がほとんどありませんでした。
みんなどこで遊んでいるのかな?


まん丸のひまわりはパフみたい♪ポンポン顔をたたきたくなります。


栗のイガだって頭をたたけそうです。


ジャコウアゲハのメスが翅を休めていました。
産卵のために草むらを飛んでいるのでしょう、翅がボロボロです。


木陰にはブルーベリーの実


日向には元気なムラサキシジミ
ようやくとまってくれました♪

アオスジアゲハも飛んでいましたが速過ぎて撮影ならず。
強い夏の日差しにすべてがいきいきとして見えました。

 

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梅雨明け早々

2016年07月29日 | 生き物

ようやく関東地方にも梅雨明け宣言がされた日は明るい曇り。
さっそく夏らしい嬉しい出会いがありました。

いつもの川沿いをゆくと

オイカワのペアが。繁殖期のオスはやっぱり綺麗です♪
下のメスを時々口先でつついていましたが産卵を促していたのでしょうか。


赤味が強いオス。他のオスを追い払いながら流れの速いところを
動き回っていました。

川にできた中州に生えた草の中を飛び回る大きめの蝶がいました。
滑空する様子に「まさかアサギマダラ?」と興奮しましたが


夏型のアカボシゴマダラだった・・・。
アサギマダラは今頃高原で過ごしていますよね。会いたい気持ちが
幻を見せたのです。ああ、高原に行きたいな~!


カシの葉が落ちている道に一本だけ生えていたキノコ。


裏から見るとこんな様子。名前はわかりません。

ふわふわ舞うハグロトンボを追いかけるように川上へいくと


長いものが苦手な方はご用心。まだ細いですが・・・


70~80cmほどのアオダイショウが壁を登ろうとしていました♪

ぬき足さし足。そーっと近づくと


若者らしく定まらない動きで右往左往。

結局川側の壁をおりて


隠れ場所を探しているのか割れ目をのぞきながら草むらの中へ
消えてゆきました。

梅雨明けと同時に大好きなヘビに会えるなんて幸先いい!
この夏の暑さが楽しみになってきました。

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ヤマセミからカワセミの午後

2016年07月28日 | その他

水曜日のお教室は都会の街なか。
電車で往復するだけで普段寄り道はしないのですが
先日は皆さんとともに大好きなお蕎麦屋さんに行きました。
お疲れさま会かつ歓迎会かつ快気お祝いの会が開かれたのは


代々木上原駅から徒歩2分のところにある「山せみ」さん。
カウンター席、テーブル席あわせて20席ほどの落ち着く空間は
いつもお客さんでいっぱい。手打ち蕎麦の人気店です。

初めてお店にうかがったのは20年ほど前でしょうか。会の作品を展示して
いただいたこともあり、会食のたび利用させていただいています。


今回もお店にお任せのコース。。


このほかにだし巻き卵に絶品お蕎麦、デザートまで。
お蕎麦はもちろんお料理が昔から変わりなく間違いなく美味しい♪


一年のうちでお正月くらいしかお酒は飲まないので詳しくはありませんが
この「越前岬」の果物のような香りと味わいがとても気に入りました。
蕎麦と日本酒・・・杉浦日向子さんの文章や語り口を思い出します。

3年ぶりにお会いできた方もいて嬉しかった♪会合が終わっても
まだ明るかったので帰宅する前に水辺に立ち寄りました。


風がありませんがそれほど暑くありません。

水辺に子供たちがいなくなり、スマホを持って歩き回る人ばかりになった頃


カワセミが飛んできました!
浅い水の中には何かがいるようには見えませんがカワセミには小魚が
ちゃんと見えているようです。何度も水に飛び込んでいました。


美男子です☆

やませみのあとカワセミにも会えて、元気百倍になった午後でした。


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抜き取りをまぬがれた草に

2016年07月27日 | 自然

川沿いの散策路は7月はじめに道をふさいでいたクズやススキなどが
除かれて歩きやすくなり助かりましたが、端のほうに数種残されていました。


花の蜜が昆虫に大人気のヤブカラシ。
この日はたまたまハグロトンボがとまっており


アオドウガネが葉を食べていました。

イラクサのまわりにはアカタテハが飛び回っていました。


いかにも卵を産みそうです!でもこの茎は気にくわなかったようで残念。

アカタテハはイラクサの他にカラムシにも卵を産むので周りを見ると


カラムシの葉の付け根を糸でつづるアカタテハの幼虫が☆
7月に入ってから何度かこの光景を見ていますが、いつも朝です。


どのくらい時間がかかるのでしょう。お昼に見たらこの形。
アカタテハの幼虫は葉を上手につづって巣を作ります。

似た習性をもつのがキタテハ。


よく見る蝶です。それなのに幼虫にはなかなか会えません。


キタテハの幼虫の食草はこのカナムグラ。やはり葉をつづって巣を
作るのですが、この時も見られませんでした。

子供の頃、カナムグラのツルでよく肌に切り傷をつくりましたっけ。
痛いことで有名なイラクサの仲間とともに触らないほうが良いですね。


ワルナスビの花にはハナバチがきていました。
この植物の棘も鋭いですね。

これらたくましい植物を食草に選んだからこそ今の繁栄があるのでしょう。
そんなことを思いながら、名前のわからない草が多いことに愕然としました。


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ハーブに集まる小さな生き物

2016年07月26日 | 散歩

花が咲いているところには生き物がいるはず。
期待をこめてハーブ園に行くと


ナスタチュームが花盛りでした。
花も葉も食べられるというこの植物の苗を買ってきて、以前育てたことが
あるのですが葉ばかり繁ってほとんど花が咲きませんでした。
その原因は栄養の与えすぎ!かなり後になって判明しました。


まるで花火♪このブロンズフェンネルは期待の星です。

セリ科植物で、葉が元気な間は何かしら生き物がいて楽しめます。


さっそく、上の画像の真ん中に黒い極小イモムシがついていました。

近づいてみると

キアゲハの幼虫です。細い茎をプチプチかじった痕が☆
体長5mmほどの幼虫は10匹ほどいましたがどのくらい大きくなれるか。。
よくお手入れがされている園なので難しそうです。


葉の先に直径2mmほどのカメムシの卵もありました。
以前見たブチヒゲカメムシのものでしょうか。他にツヤアオカメムシに
アカスジカメムシも見たことがあります。カメムシにも大人気なんですね。


セージにはコマルハナバチでしょうか、モフモフした蜂が頭を花奥に入れて
蜜を集めていました。


花粉団子をいっぱい集めましたね!


木陰のドクダミコーナーにいくとムラサキシジミが翅を休めていました。

毎年同じ場所で同じ植物を撮っているけれど毎回違っていつも楽しい♪
香りも良いし、この夏何度も訪れそうです。



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猫もくつろぐ夕暮れ

2016年07月25日 | 生き物

夕方5時過ぎ、梅園のある公園を歩きました。

クワッ クワッ クワッ
柿の木でハシブトガラスが変わった鳴き方をしているのでそちらを見ると


柵の上にサビさんがいました。久しぶりだね~!
猫がそこに居ることとカラスの変な鳴き声は関係あるのかな?


このサビさん7ヶ月前は妊婦さんでした。その頃とまるで目つきが違います。

数分歩くと


ベンチに猫たちが集まっていました。いつもとはまったく違う顔ぶれ。
みな小柄・・まだ年若いのかな?


手も可愛い。緊張が耳の動きに出ています。
誰かを待っているのでしょうから早々に立ち去りました。


キツリフネにセミの抜け殻


ヒマワリにも。
そうそう、今年初めてミンミンゼミの声を聞きました。

帰り道


サビさんの体勢は変わっており、尻尾をパタパタ杭に打ちつけていました。
鋭い視線の先を見ると犬連れの方が。

猫を撮影していたら「エサやんなよっ」と言ってくる人もいて油断できません。
サビさんみたいに静かに用心深く。猫に学ぶことはたくさんあります。

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道路に落ちていた黒いもの

2016年07月24日 | 生き物

緑の多いところを運転中、道路の中央に黒いものが落ちているのが
見えました。道路端に駐車して駆け寄るとそれは


2頭のジャコウアゲハでした。


上がメス、下がオスのカップルのようです。
接写したかったけれど、車が来たら一緒にひかれてしまうので
このペアを両手でふんわり包んで脇にぽいっ!


2頭はそのまま離れず、メスが激しくはばたきながらオスをとともに
飛んで行きました。よかったよかった!

ジャコウアゲハの幼虫の食草はウマノスズクサ。


ジャコウアゲハはアゲハの中では遭遇回数が多いので
このウマノスズクサもたくさん生えているはずですが、いざ探すと
なかなか見つからないものです。面白い花ですね。


今の時期、産卵場所のウマノスズクサを探して草むらの低いところを
ハタハタと舞う母蝶をたびたび見かけます。メスの翅は淡い金茶色。
臭いなのか味なのか?母蝶は葉にいちいちとまって確かめていますが
食草をどのように判別しているのか興味深いです。


翅がかなりいたんでいたオス。
ジャコウアゲハのオスは背面から見ると真っ黒でクロアゲハに似ていますが
腹側が毒々しいほどの鮮紅色でそれとわかります。
初めてジャコウアゲハの腹部を見たとき衝撃をうけましたっけ。


卵も独特の朱色!直径1.5mmほどでしょうか。


幼虫時代もこんなに印象的ですが草むらの中では目立ちません。

蛹の姿も二度見してしまう姿かたちをしていますが今年はまだ出会えず。
蛹化するところ、羽化するところも見てみたいものです☆


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梅雨明けを待つ庭の花々

2016年07月23日 | その他

今年は庭の手入れに参加できず、草むしりでゆっくりしゃがむことも
していません。でもチャドクガとイラガが発生したら大変なので、それら
要注意生物の卵、幼虫、成虫探しだけはしています。探すのは得意♪


ミソハギの咲きだしが今年は特別早く、8月に住職がいらっしゃるまで
花が残っているかとても心配です。


6月末が花盛りだったコムラサキシキブは小さな実がたくさんつきました。
すべての実が冬鳥の来る晩秋まで残ればよいのですが。


古株のキキョウは背高のっぽ。ふっくりした蕾が可愛い♪


にゃんきちも元気です!


満開のキンカンの花にはアリやハエトリグモやカマキリや


アゲハの幼虫も♪
羽化を楽しみにしていますが、よほど天敵が多いと見えて幼虫の段階で
多くが姿を消し、せっかく蛹になれても寄生されているものがほとんどです。


キンカンにはクロアゲハも来ますが、このアゲハの方が多いようです。


困っているのがこの植物、ヘクソカズラです。
別名ヤイトバナ。花は愛らしいけれどツルを伸ばし増えて巨大になり
いろんな植物にからみついています。根が少しでも残っているとダメです。
ホシホウジャクが産卵に来たり、実りにメジロが来たりするのですが・・。

涼しくなったら庭仕事も頑張ろう。夏の間は家にこもることになりそうです。

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夏休みの始まった水辺

2016年07月22日 | 生き物

お天気はいまひとつですが今日も涼しくて過ごしやすい。
昨日は二十四節気の「大暑」だったのですね。
カレンダーには“暑さが絶頂に達する頃”と書いてありましたが
今月はじめの頃のほうがうんざりするほど暑かったような気がします。

少し前、子供たちの夏休みが始まったころ。水辺を歩くと


強い日差しにアカメガシワはうなだれ


ハグロトンボの数が増えていました。
翅をゆ~っくり開いて、素早く閉じる!
優雅なハグロトンボの仕草を眺めていると時間を忘れます。


立派なミシシッピーアカミミガメが甲羅干し
甲羅のサイズは20cm以上あるのではないでしょうか。
ここまで育ってしまえば向かうところ敵なしですね。


春、アズマヒキガエルが産卵していた小さな人工池では
いるわいるわ、大小さまざまなザリガニ!
ウシガエルも結構いるようで、一年に数度水がぬかれますが
ザリガニもカエルもカメもいなくなることはありません。たくましいですね。


素早く泳ぐカエルが!
あまがえるサイズですがまったく違う。ウシガエルの幼体のようです。


久しぶりに綺麗なキタテハを見ました。
早春には成虫で越冬した秋型の個体をよく見かけましたが


ピカピカ夏型のメス♪上の蝶が翅をひらいたところです。
きっと近くのカナムグラで羽化したばかりなのでしょう。
夏生まれで暑さに慣れたところにこのお天気でびっくりしているかも。

暑すぎて雨が少ないのは問題だけれど涼しさが続くのも心配。。。
梅雨明けが楽しみになってきました。

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