ふたたび7月3日より始まる日本画作品展のお知らせを
させていただきます。
小田急藤沢店6階ギャラリーでの池田美弥子さんとの
二人展ですが今年で三回目となります。
「池田美弥子・及川みほ二人展」
2013年7月3日(水)~8日(月)
10時~18時(8日最終日は17時まで)
小田急・藤沢店 6階ギャラリー
今回も私は虫やカエルや小鳥など森の小さな生き物たちを描きました。
俯瞰して捉えた明るく力強い風景を描かれる池田さんの悠然とした世界と
あわせて楽しんでいただけたら幸いです。
ふたたび7月3日より始まる日本画作品展のお知らせを
させていただきます。
小田急藤沢店6階ギャラリーでの池田美弥子さんとの
二人展ですが今年で三回目となります。
「池田美弥子・及川みほ二人展」
2013年7月3日(水)~8日(月)
10時~18時(8日最終日は17時まで)
小田急・藤沢店 6階ギャラリー
今回も私は虫やカエルや小鳥など森の小さな生き物たちを描きました。
俯瞰して捉えた明るく力強い風景を描かれる池田さんの悠然とした世界と
あわせて楽しんでいただけたら幸いです。
朝少しだけ歩こう、少しだけ・・。
そう自分に言い聞かせながら車で池のある公園に
行きました。
雨の心配がないこの日、やるべきことはたくさん!
朝歩きもそのひとつですが、気をつけないと歩きすぎてしまい
くたくたに疲れてしまうので45分未満で帰る、つもり・・。
池周りに来ると、大砲のような望遠レンズをつけ三脚を立てた
人々がたくさん見えました。
きっとカワセミだろう、と蝶や花を撮ってからのんびり行くと
カイツブリでした。
さらに、まわりにモコモコしたものがついています!
わ~カイツブリのヒナです~!!
初めて実物を見ました♪
カメラマンの皆さんはこの親子を撮っていたのです。
ヒナが一羽背中にのっていて、今見えているヒナも
背中を狙っているのだそう。
遠いな~。草の間から三脚なしでさらに光が足りず
ぼけてしまいます。
このヒナたちの愛らしさだけは伝わるでしょうか。
あっ、向こうからお父さんでしょうか、もう一羽親鳥が!
突然ヒナが一羽増えました。後からきた親が連れていたようです。
背中のヒナも飛び出して、計4羽♪
両親が捕らえた魚を与えてもらっていました。
毎日でも通いたいな~。
でもこれからさらに時間がとれなくなるのでしばらく無理そうです。
ヒナたちの頭の縞模様はいつまであるのでしょう?
駐車場についたら舌を出した猫がいました。
駆け足だけれど一瞬でほっこりできた朝散歩でした。
何日ぶりの青空でしょう!
やっぱり気持ちよいですね~♪
久しぶりに川沿いの道を行ったら、ススキの草丈が
見上げるばかりになっていて驚きました。
長靴で来なかったのを後悔しながら
小道に覆いかぶさる草を掻き分けつつ行くと
モンシロチョウたちがたくさん舞っていました。
恋の季節ですね。
ハグロトンボのオスは休憩中。
これから川辺におりていくのでしょうか。
ジャノメチョウがいました!
森の家まわりでは馴染み深いこの蝶も近所では珍しく感じます。
青緑色の背中が美しいです♪
側面を確認したらヤマトシジミのメスでした。
コバンソウの群落に埋もれるように咲いていた
ムラサキツユクサ。
やっぱり、朝歩くと体も心もスッキリします♪
こんなお天気がつづくと良いですね。
夕暮れ。
暗くなったら光る行灯を持ったタヌキの横に
野良猫にゃんきち(女子)。
何を考えているのでしょうか?
こちらに気がつくとすぐ近くに来てしまいボケるので
遠くから隠し撮りです。
シランの向こうにあるシモクレンの木が先月くらいから
突然枯れてしまって、もう半分以上茶色・・・悲しいです。
テッポウムシの仕業かと思って幹周りを丹念に見ている時も
にゃんきちはわざわざ手の下に入ってくるので邪魔だけれど
カワイイ。結局木屑など幼虫の痕跡は見つかりませんでした。
あっ、今年も会えました!小さなハンミョウです。
一瞬ハエに見えるほど小さいのでなかなかピントが合わず
苦労します。トウキョウヒメハンミョウのようです。
茂ったユスラウメにはヒメジャノメが休んでいました。
子供の頃は何故かよくお風呂場に入っていて、怖かったっけ。
昔は目の前が野原だったけれど今は駐車場や住宅になって
しまって、すっかり見かけなくなってしまいました。
スミレの葉陰にはカマキリの幼虫が潜んでいました。
コカマキリでしょうか、珍しい♪
今は百合の季節ですね。
このゴージャスなお花はよそさまのもの。
毎年インターネットで球根を検索して品種を決めるのだけれど
庭のいったい何処に植えるのか、それより今の惨状を
何とかするのが先ではないのかと葛藤した挙句、そのままです。
このお花は第一候補だった憧れのコンカドールでは!
素敵なお庭を見るたびに反省して家の草むしりをするのだけれど
ほとんどの時間にゃんきちと遊んで少しチャドクガ、イラガチェック。
すっかりジャングルと化した今の状態を母は残念がるのですが、
前より生き物が多くて私にとっては楽しい場所なのです。
クモを見かける回数が増えてきました。
苦手な方が多いようですが、かくいう私も
巨大なイエグモ(アシダカグモ)などは
子供のとき見た図鑑のトラウマに加え姿形、
飛ぶようなその動きの速さなど大好きとは
言いがたい・・。でもありがた~い正義の味方!
家の守り神として遠くから見守っています。
ところで、自然観察の森で見かけるクモたちは
種類豊富で私のクモ観をいい方向に変えてくれました。
以下、クモが続きます。
:
:
:
今の時期よく見られるのはこのクモ。
梅雨のススキ野原にあるこのチマキは
フクログモの仲間の巣のようです。
珍しく姿が見えたので近づいてみると
カバキコマチグモのようです!
体の見えているこの隙間を埋めるべく行ったり来たり、
お尻から糸を吐き出していました。
攻撃的で、咬まれるとひどい目にあうと聞いていたので
これ以上近づくのはやめました。
やはり今まで何度か撮影していたものはヤマトコマチグモ
だったのだな~と一人納得。
美しい巣に水滴がきらめいていたのはギンメッキゴミグモ。
小さな体は名のとおり白銀色!その美しさにしばし見とれました。
森のこみちでよけるのがたいへんな水平の巣をつくる
コシロカネグモ。小さかったのだけれどもしかしたら
オオシロカネグモなのかな?
半透明の緑色の脚や飴色の胸部、白く輝く腹部など
つい見とれてしまうクモです。
この時期になって増えてきました。
池周りの下草のまわりにちらほら出現しているこの巣。
ナガコガネグモの幼体のもののようです。
まだ体が小さいためか隠れ帯もおおまかですね。
めずらしく葉の上にいた立派なゴミグモのメス。
普段は食べかすなどで作ったゴミの隠れ帯の真ん中に
鎮座しているのでどれが体だかわかりにくいのですが。
右側が頭部。お尻近くの突起が面白いですね!
このクモだけひと月前に撮影しました。
黒光りした小さな体、お尻の突起。
ゴミグモのオスのようです。初めて会えたので感激!
クモ界ではオスのほうがとても小ぶりなのですね。
前は苦手だったのに今は見かけると得した気分になるクモ。
見ていると飽きないのです。
ビジョオニグモとかアオオニグモとかトリノフンダマシの仲間とか
まだまだ会いたいものがたくさん!これからの季節も楽しみです。
横浜自然観察の森で朝歩いていると
この猫によく会います。
凛とした表情は立派な野良の証?
小雨をものともせずに静かに佇んでいました。
少し雨が上がったと思ったら
キチョウ母さんが産卵を始めました。
その葉を見てみると
クリーム色の紡錘形卵がひとつ。
とても小さなものでした。
丈高い草に埋もれるように咲くネジバナには
ベニシジミ。ツバメシジミも来ていたのですが
傘をあっちこっちやっている間にシャッターチャンスを
逃してしまいました。
今年はこんなに見たことがないというほど
何処を見てもベニシジミ、ベニシジミ。
梅雨時の今はちょうど恋の季節のようで
このような光景があちこちで見られました。
つぶらな瞳が可愛らしいですね♪
ベニシジミ大発生の年なのか、私が今まで
この時期のベニシジミを気にしていなかったのか
わかりませんが・・とにかく数が多く感じられます。
あれっ、不自然な形。
と思ったらこのベニシジミはササグモに襲われていました。
子孫を残して、違う生き物の糧となる。
野原の小さな世界にたくさんのドラマがありました。
ホタルの池のアサザの花は
お天気がよければよくひらいて
こんな素敵な☆が見えます。
この池で今まで会えたのはシオカラトンボに
サナエトンボの仲間
このオオシオカラトンボ
まったくとまってくれないクロスジギンヤンマに
鮮やかな赤が目にまぶしいショウジョウトンボ
ハラビロトンボはまだ見たことがないこの池で
初めて羽化途中のトンボに遭遇しました!
動画でも撮影してみました(下の△をクリックしてみて下さい↓)。
< トンボ羽化中 >
時間は朝8時半頃。腹ばいになってのんびり観察したい
気持ちでいっぱいでしたが時間切れで断念しました。
体が乾くまで待っていられたら、何トンボなのかわかったのにな~。
左から。
抜け殻に鮮やかな緑色の苔のようなものがついています。
右から。
いつもどおり池の木道をゆっくり歩いていたら
視界に白い小さなものの動きが入ったので
この羽化に気がつきました。
そのときは激しい腹筋運動のような動き、つまり
体を前に振り子のようにふっていたのです!
それを動画で記録できたらよかったのですが・・。
家を何時に出たら見られるのか。この夏はとにかく
忙しなくて無理ですが、考えるだけでも楽しくなります。
夏至だった日。
一年で一番昼間が長いのだったら
日のある間は森を散策し続けたい!
と願っていたのですがあいにくのお天気。
潤った森は嬉しそうでした。
傘をさしたり閉じたりしながらぶらぶら・・。
森を歩くこの時間は喜びを越えてもはや無心。
いつの頃からか、心と体のバランスを保つ
大切なひとときとなっています。
瞑想状態から・・・
はっと現実にかえるこの輝き。
ジンガサハムシです~!
なかなか敏感で、ちょっと接写しようと動いたら
さっと飛び立ってしまいました。
近くの萩の葉の上には赤いゾウムシがいました。
初めての出会い♪帰宅して調べたところ、名前は
トホシオサゾウムシ。
この日はノイバラの上で2回このゾウムシを見ました。
こちらも会ったのは初めて、マダラアシゾウムシという名前
のようです。名前のとおり象のような長い口吻ですね。
見かけたもう1匹を思い返せば、ノイバラの茎に口吻を
ぐりぐり刺していました。産卵するところだったのかも!
葉陰にはシロジュウシホシテントウが。
白点の配列が2・6・4・2の4列14個。似たような色形の
テントウがいるので見分けるのに大事なポイントだそうです。
カラムシの葉の上にはラミーカミキリ。
小さいけれど白緑色、空色、黒の素敵な配色。
毎年夏になるとよく見かけるけれど、その美しさに
ついつい撮影してしまうカミキリムシです。
今年はじめてのセマダラコガネ。
小雨の中でも皆上手に雨宿りをしていました。
それにしても、夏至以降、徐々に日が短くなる
というのが感覚的にしっくりこない・・。
これから暑くも楽しい夏が来るというのに、何となく
秋を意識してしまって寂しいような、不思議な気持ちに
毎年なります。
6月最後の教室はこの時期らしいお天気で
大気がしっとり湿っていた一日でした。
11月のグループ彩雲作品展に向け、さらに来月
下旬には長い夏休みが始まるということもあり制作にも
熱が入ります。
仕事を進めれば次の課題が見えてきて、それを克服したら
また次・・と前進し続けられるのが制作のひとつの楽しみですね。
朝のうちは傘がいらないほどのまばらな雨だったので
いつもとは違う道を散策しました。
前回歩いたときはまだ早春でアオキの葉ばかりが
目立っていたこの道も生き生きとした緑に覆われていました。
あっ、オカトラノオ。満開になるこれから、先端が
うなだれて可愛らしい姿になるのですね。
オカトラノオで喜んでいられたのは最初だけ。
日当たりの悪い小道はコシロカネグモたちが水平に
はった巣が多く、それを壊さないようにするのに
濡れた地面にはいつくばったりして大変でした。
ひらけた野原にたどりついたら、雨が降り出して
飛び回っていたモンキチョウのメスが
近くの草に止まりました。
敏感なヒメジャノメも静止。
雨がやんだ途端飛び始めました。
大きなアカボシゴマダラはクズの葉陰で雨宿り。
土砂降りでなければ、暑い晴天よりも
生き物が見つけやすいかも、と思った梅雨の朝でした。
次は10日後。7月の森はどのような表情に変化して
いるでしょうか。
久しぶりに近くの小さな公園に行ってみました。
するとありました♪
ビヨウヤナギです。やはり色や大きさがキンシバイと似ています。
まだ残っていてよかった。上郷森の家まわりではもう終わっていた
のです。
うっとりするような変化をみせるアジサイ
巨大な食べられるアザミ、アーティチョークの蕾が
開きかけていました。どんな味がするのでしょう?
この植物を最初に食べようと思った人はすごいですね。
ラベンダーもだいぶ花開いていました。
小雨が降っているにもかかわらず、良い香りが
あたりに漂っています。
ハナバチたちも夢中です。
水辺のほうへそっと近づいて行くと
ハグロトンボが数頭飛び立ちました♪
全身黒っぽいメス。
ようやくオスにも会えました。今年初めて♪
青緑色に輝いています。
雨の雫が綺麗に見えた朝でした。