楽しみにしていた夏。
なかなかとれないコロナワクチン予約にやきもきし家に籠っているうち
あっという間に8月も末!
時間がないこともあってせかせかと近所を歩きました。
17時過ぎに来ることなどめったにないのですが
久しぶり!カワセミに会えました。
薄暗いのによく魚を捕らえたものです。
アオサギはずっと上空を気にしていました。
こんな大きい鳥も何かに襲われることがあるのでしょうか。
樹液の出ていそうな木を見ていくと
カブトムシのメス
珍しい!ノコギリクワガタのペアに
キタテハが食事をしていました。
日々歩くこの公園もカシノナガキクイムシの被害を受けた木が多く
樹液が出ていることに喜んでばかりいられません。
大木のクヌギ、コナラ、シラカシ、マテバシイなど、ナラ枯れの
驚異的な広がりに胸が痛みます。
ものすごい速さで木をあがっていくセミの幼虫。
背中の殻がピリッと割れるところを見てみたいな。。
夕陽にきらめくクモのまどいがありました。
下の方で大きな体のお母さんグモが幼子たちを見守っています。
黄金色に輝く半透明の子グモたちがわしゃわしゃとうごめいています。
お母さんグモは鮮やかなオレンジ色。脚が一本欠落しています。
イオウイロハシリグモでしょうか。
お母さん、お疲れさま。。
18時でこの空色!日が短くなりましたね。
暑いけれど吹く風に秋の気配を感じ少しさみしくなりました。
緊急事態宣言中は絵画教室をお休みにしますと皆さんにご連絡。
お話しできた方々はワクチン接種を2回済ませておられました。
私の接種は9月後半予定。今まで通り栄養をとって免疫を高めること、
疲れをためないことを心掛けています。
こんな光景を見ることが一番の癒し♪
ミンミンゼミの歌も元気をくれる♪
セミヤドリガの幼虫に寄生されたヒグラシ。
体色には個体差があるのでしょうが、顔色が悪く見えます。。
セミヤドリガの幼虫に似た白い塊のついた
ベッコウハゴロモがいました。
白い塊はベッコウハゴロモの腹部と同じかそれ以上の大きさ
お尻側から撮影してみました。歩きまわるのでなかなかピントが合わず。
帰宅してから調べると、この白い塊はハゴロモヤドリガの幼虫。
幼虫時代に宿主の体液をうばうヤドリガには似た仲間が色々いるのですね。
何かキノコは出ていないかな?
地面に目を移すと
こんがり焼けたホットケーキに似た大きなきのこ
裏側を見ると細かい穴。イグチの仲間でした。
クヌギコナラ林では
こちらも大きい。何者かにかじられた痕がたくさん。
裏から見てもきれい。カワリハツあたりでしょうか。
いつもの公園をぐるり歩いて栄養補給完了♪
旬の空気を取り入れることで体も新しくなるような気がします。
朝早いうちに近所の公園を歩きました。
きらりタマムシの翅♪
この森で生きたタマムシに会ったのは5年前。命をつないでいるようでよかった。
木陰を選んで歩くと
ナツエビネ☆
可憐で美しい。。初めて見ました。
ツリガネニンジンも咲きだしていました。
先日色々な蝶を集めていたジニアの花にこの日はヒメアカタテハ♪
ワルナスビの花にクマバチ
マルバルコウの葉っぱが穴だらけだったのでよく見ると
食害していたのはヨツモンカメノコハムシでした。
以前サツマイモ畑で大繁殖しているのを見たことがありますが
なるほど、マルバルコウはヒルガオ科サツマイモ属
こんなカップルがあちこちにいました。接写しても逃げず堂々たるもの。
もともと沖縄以南にいたというこのハムシは大きめで勢いがある。。
ジンガサハムシの食草のヒルガオで一緒のところを見たこともあり
やや小さめ、敏感で控えめなこのジンガサハムシが競り負けそう。
ジンガサハムシファンとしてはとても心配です。
マルバルコウの葉には捕食者も。
腹部を見ればワキグロサツマノミダマシなのですが
腹部と頭胸部のバランスが変わっているし毛深い。
いつもの木の実のような愛らしさがない!
気になって調べると、ワキグロサツマノミダマシのオスでした。
こちらは見慣れているワキグロサツマノミダマシのメス。
この腹部がぷっくりしているほうがメス、この日出会った
腹部は痩せて頭胸部が発達しているのがオス。知らなかった。。
いつもメスばかり撮影していたということになります。
気温が高く風もなく気がついたら汗だくでトボトボ歩いていたけれど
気持ちは元気♪森にエネルギーをもらいました。
強烈な日差しの下、いそいそと近くの公園ヘ出かけました。
いつの間にか夏も後半。。
ミンミンゼミとツクツクボウシとアブラゼミの大合唱です。
キマダラセセリが夢中で蜜を吸っていたジニアの花
座りこんで見ていると
モンキチョウ
ナミアゲハもやってきました。
ジニアは他にも白、黄色、オレンジ色があるのにアゲハが固執したのはピンク色の花。
とても小さいイチモンジセセリに
ヤマトシジミもいました。ジニアの蜜は蝶たちに大人気です。
すぐ近くのエノキを見れば
アカボシゴマダラのお母さんが産卵行動をしていました。
集中して見守っていたら背後から
問いかけるようなにゃーにゃーにゃー!
ゆっくり振り返るとキジシロさんが真後ろにいました。
何してるの~?と話しかけられたのかな。
猫に挨拶してから前を見るともう母蝶はおらず
とまっていた葉には卵がありました。
アカボシゴマダラの産みたて卵は直径1mm、青緑色。
やっと晴れた~と言わんばかりにいれかわりたちかわり飛来するチョウたち。
私も帰って洗濯をしようと思ったらにわかに暗くなり土砂降りに。
不安定なお天気はまだ続きそうですね。
今年のお盆は入りから明けまでずっと雨。まだ降り続いています。
新型コロナの勢いはおさまらず深刻な水害が全国で。。
不安になったり辛くなるようなニュースが多く落ち着きません。
父やHさんが健在だったら今の世相をどのように見ただろう。
そんなことを家族で話したからか笑顔で夢に出てきてくれました。
盆の入りの日、母が「ピザというものをいちど食べてみたい」
と言うので初めて宅配ピザというものを頼んでみました。
お持ち帰り半額のお店で4つの味を楽しめる直径33cmのLサイズ。
お店に行くとピザ生地をこねる女性たち。受け取り客も多く活気があって驚きました。
好奇心旺盛な母は思いのほか気に入ったようで違うお店も試すことにしました。
ピザを見ていたらお盆直前の晴れた日、向日葵を撮ったことを思い出しました。
近所にはいろいろな向日葵が植えられている畑があり
ミツバチたちが蜜を集めていました。
炎天下、他にも嬉しい出会いがありました。
久しぶりのゴマダラチョウ♪
地面のミネラル分を吸っているのかな?
外来種のアカボシゴマダラと競合しているといわれ
実際近所で見かけるのはアカボシゴマダラばかり。
ゴマダラチョウはすっかり珍しい蝶になってしまいました。
ブンブン飛び回って縄張りを守っていたキタテハ
木陰ではサトキマダラヒカゲにも会えました。
薄暗い茂みでよく飛んでいたのはジャコウアゲハのメス
翅が傷つき長い尾状突起がなくなっています。
懸命にウマノスズクサに産卵していました。
ジャコウアゲハの卵は赤みがかったオレンジ色。
雨が上がったら身近な夏を探しに行かなければ。
青い空と白い雲が見たいです。
猛暑日、久しぶりに大好きな森へ出かけました。
咲きだしたキツネノマゴの花に
ルリモンハナバチ!
今年も会えてよかった。
この日は友と二人、炎天下の森をひたすら歩きまわりました。
存在に気づいてもあえて見ないようにすると言っていた虫が苦手な友も
凄い牙をもつ虹色のハンミョウや
飛び方がひらひらしていいね~
とコミスジを撮影したり
産卵場所を探すカラスアゲハの華麗な輝きに驚いていました。
初めて見たというアカボシゴマダラもきれいだね~とパチリ。
水辺に行って涼むと
ザリガニだ~
オオシオカラトンボは産卵シーンも観察できました。
クサカゲロウの仲間もいて楽しい。
新たな道を選び、突き進む友。常に挑戦し人生を切り開く勇気ある姿と
夏の森に元気をもらい、感動した一日でした。
正午頃、近くの公園の薄暗いコースを選んで歩けば
ほとんど人にすれちがうことはありません。
めったに通らない小径にはハエドクソウ
それに、こんもりとしたソクズの茂みがありました。
ソクズはクサニワトコとも呼ばれる在来種。
こんなにたくさんの株があったなんて知らなかった♪
5mmほどの白い花の間に
黄色いカップ状のものがあります。
花には蜜がなくこの黄色いカップに蜜をためているそう。
ごく小さなアリがすっぽり頭を入れていました。
蜜壺に来る昆虫を狙って待ち伏せするハナグモの仲間。
いろいろなドラマが見られそうですね。
雨の予報が出ていたので一旦帰宅し買い物に出ようとしたらドアの外に
大きい~!
シロスジカミキリだ♪
日本最大級といわれるこのカミキリムシに会えたのは何年ぶりだろう?
体長を測るため方向転換をすると大きなキーキー音がして驚きました。
立派だなぁ。。
首周りに鋭い突起がありました。
部屋に入ると網戸から大きな音が。好奇心に負けて
そっと窓を開けるとジジっと一声鳴きアブラゼミが部屋に飛び込みました。
2部屋を10周以上飛びまわり、動かせない棚の後ろに落ちるなど
捕まえるのに苦労しました。光が好きなのですね。
ベランダに放したところ再び網戸にとまりました。やれやれ。。
翌朝確かめるとシロスジカミキリとアブラゼミはいなくなっていました。
新型コロナワクチンの接種券が7月末日に届きました。
2日後にネット予約ができるというのでその時間にスタンバイ。
一回目は集団接種で無事8月中に予約できましたが2回目は見通しがたたず。
仕事で忙しい姉の分も予約するため、目当ての病院のサイトに
やはり時間通りアクセスしましたが「アクセスが集中しております」の文字。
サイトの様子は何度更新しても変わらないので2時間クリックし続けました。
あまりに時間がもったいないので思い切ってコールセンターにかけてみると
最初の1分ですべて予約は埋まったと。。
なんだかグッタリ。
すぐ近くの森へ行きました。
ああ~爽やかです。ものすごく暑いけれど心が安らぎます。
心地よいヒグラシの蝉時雨が降ってくる。。
目の前にヒグラシが飛んできてピタリととまりました。
すぐ鳴きだしたので短い動画を録ってみました。
音が大きいかもしれません。
目の前で鳴くヒグラシ
ライバルの鳴き声に呼応して身体を震わせるヒグラシの息遣いがきこえてくるようです。
接写をしても逃げないのでセミヤドリガに寄生されているのか
心配になりましたが、このあと元気に飛んでいきました。
ヒグラシが集まっていた涼しげな杉林をぬけて
クヌギ林に行くと久しぶりにヒカゲチョウに会えました。
見上げるとあちこちにこんな光景が。
ハナムグリやクロカナブンは数か所で見られました。
樹液酒場の中でこの青緑色に輝く甲虫の美しさは飛びぬけていました。
はじめアオハナムグリかと喜んだのですが青みの強いシロテンハナムグリ
なのかなと思いなおしました。
タマアジサイは咲き始め
クサギの花の花盛りもこれから
ホウジャクの仲間がやってくるのが楽しみです。
30分ほど歩いて汗だく。すっかり気持ちが軽くなりました。