30日から始まった「第7回 漣の会」展。
初日は午前・午後と箔を体験できるワークショップが開催されました。
午前の部の講師は武井先生。たくさんの方にご参加いただきました。
前もって考えていただいた下絵によって、バランスを見ながら
2種の箔を自由におしていきます。その上からさまざまな岩絵の具で、
武井先生の細やかなアドバイスを受けながら楽しく描かれました。
小さなお子さんも参加され、和やかな雰囲気のもと
参加された皆さんはとてもいきいきした作品を完成されました。
お昼は一緒にお手伝いした遠藤さんと名店ビルの老舗、古久家へ。
子供の頃食べた麺とは違いますが、懐かしい味♪
エネルギーを蓄えて午後の部へ急ぎました。
午後の部は鈴木先生が講義をされました。
こちらも多くの方にご参加いただきました。
午前とは異なり、全面に箔がおしてあるものに、参加者の皆さん
各自に用意していただいた下絵を転写することから始まりました。
箔を活かした構成にするにはどうすればよいか、どのような絵の具を
使えばよいか鈴木先生にアドバイスを受けながら集中して作業されました。
あらためて箔おしの講義があり、皆さんにも順番に純金箔の箔おしを
体験していただきました。
どなたも個性豊かで美しい作品が完成し、笑顔でお持ち帰りになられました。
参加された皆さんは箔の薄さ、扱いの難しさ、そして強い輝きに驚かれて
いました。日本画用筆、岩絵の具、水干、膠、墨、胡粉など様々な日本画材を
体験され、また違った角度から日本画に興味をもっていただけたのでは・・
と思いました。
お忙しい中体験講座に参加された皆様、ありがとうございました。
作品展は8月5日(火)までですのでどうぞよろしくお願いいたします。
昨日は藤沢さいか屋で催される作品展の展示に
「漣の会」メンバー20名が集合しました。
まず全員の作品をならべてみてバランスを見ながら
皆で意見を出しつつ展示場所を決めていきます。
場所が決まればどんどん展示していきます。
総勢25名の作家の本画2点と下図1点がきれいに並びました。
最後に光を調整して終了!
この「漣の会」展示。毎回メンバーの増減はありながら
7回目を迎えることができました。今回も御来場いただく皆様に
楽しんでいただける彩り豊かな作品展になったと思います。
初日7月30日(水)は箔体験のできるワークショップ、
8月2日(土)はギャラリートークがあります。
ワークショップのお問い合わせ、お申し込みは藤沢さいか屋
℡0466-27-1111(ギャラリー内線2526)までどうぞ☆
「第7回 漣の会―発想の源・下図と本画展Ⅱー」
7月30日(水)~8月5日(火)
10:00~19:00(最終日は15:00まで)
藤沢さいか屋・5階ギャラリー
(JR藤沢駅、小田急線藤沢駅より徒歩1分、
江の島電鉄線藤沢駅より徒歩5分)
藤沢駅の北口側にあります。
会場で皆様のお越しをおまちしております。
横浜みなとみらいホール大ホールでのコンサートのお知らせです♪
0歳のお子さまから、大人のお客様までみなさんご一緒に
(または“オトナひとり”でも)、お気軽にお楽しみいただける
パイプオルガン&歌&打楽器(パーカッション)のコンサートです。
童謡からバッハまで、パイプオルガンを活かしたゴキゲンな編曲で、
懐かしさと新鮮さ溢れる楽曲を40分間にギュッと詰め込んでお贈りします。
友人が構成・演出している毎年大好評!のコンサートです。
子供たちが感性豊かに育ちますように、との思いがこめられたプログラム。
全席指定、早めのチケット購入がおススメです。
0歳からのオルガン・コンサート
【日 時】2014年9月3日(水)
1回目 11:00開演 (10:15開場)
2回目 14:00開演 (13:15開場)
(2回とも同じプログラム。約40分(休憩なし))
【全席指定】0歳~小学生400円/中学生以上600円
【出演者】
浅尾直子 (パイプオルガン)
山田英津子 (ソプラノ)
ぱぱーパ山だ (パーカッション)
みなトラ
作編曲:坂本日菜
構成・演出:赤見有美子
《チケット取り扱い・問い合わせ》
横浜みなとみらいホール チケットセンター ℡045-682-2000
(電話予約 10:00-18:00 / 窓口 10:00-19:00)
このところほとんど家にこもりっきりなので新鮮な画像がなく・・・
夏休み直前に上郷森の家まわりで撮影した面白い狩りバチを
3種ならべてみました。
最初の3枚は、別館のアトリエ前の手すりに来ていたハチです。
ハチがうろうろしているので不思議に思い下から覗き込むと
小さな四角い空間に泥がぎっちり塗りこめられていました。
ドロバチの仲間のようです。オオカバフスジドロバチかな?
このハチは泥でつくった巣に、狩ってきたイモムシを運び込み
そこに卵を産むそう。見ている間は巣作りの作業のみでした。
作業していた場所の泥が湿っているのがわかります。
巣の完成形はどうなるのか、卵はいつ産むのか・・?
まだ撮影したことのない憧れのセイボウはこのドロバチ類に寄生する
ハチ。ちょうど見ているときに飛んできてくれるとよいのにな~!
素晴らしい体色に素敵なフォルム!ルリジカバチのようです。
母ハチは泥で仕切った巣穴に食料としてクモを狩ってきて
卵を産み付けるけれど、やはりミドリセイボウなどに寄生されるのだとか。
クズの生い茂る野原に行ったら、久しぶりにクモバチがクモを運ぶ
シーンに遭遇できました!前回はオオモンクロベッコウが大きな
スジブトハシリグモを運んでいたのですが(→ファーブル昆虫記)。
やはり麻酔をかけているのでしょうか?
クモの脚の付け根をもって後ろ向きに運んでいきます。
草刈された場所を行くので凸凹道、すぐ見えなくなってしまいます。
時々持ち直して・・。
オオモンクロベッコウに比べたらずっと小さく、運んでいるクモのサイズも
小さめ。獲物はフクログモの仲間に見えました。
巣を確認したかったけれど、草むらの奥へ消えてしまいました。
蛾の幼虫は多くの生き物を支えて、強く見えるクモやハチも
何かの食料となる。小さな虫が一種いなくなったらどれだけの
種が影響を受けるのか・・・ハチたちの懸命な姿を見ていたら
自然界の絶妙なバランスをできるだけ崩すことのない生活を
したいとあらためて思いました。
午前9時。近所をささっとひとまわり・・・するはずがあまりの暑さに
のろのろ歩き。思いのほか時間がかかってしまいました。
下の川で行水したばかりのカラスたち。黒い体では大変ですね。
小さな公園ではオニユリが花盛りとなっていました。
この夏はじめて気がついたコナラの樹液レストラン。
ルリタテハにカブトムシのメス、アオカナブンにカナブン。
裏にまわるとアカボシゴマダラ。
数年前はゴマダラチョウが見られたのに、今はこの蝶ばかり。
時間をずらせば出会えるのでしょうか。
オオカマキリの幼虫はほとんど大人サイズ
久しぶりにクロバネツリアブにも会えました。
あ、暑い・・・。短時間で体力が奪われました。
梅雨明け前は同じ時間帯に散歩する人をたくさん見たものですが
この日はガラガラでした。皆さんもっと早くに歩いているのかな?
にゃんきち(女子)はあいかわらず毎日を庭で過ごしています。
先日の夕暮れ、なでようと縁側に下りたら蚊の猛攻撃を受け
我慢できずに虫除けスプレーを腕にかけたら・・・
にゃんきちは驚くほど素早く飛びすさり、しばらくお尻しか
見せてくれませんでした。
5分ほどしたら戻ってきたので
「ごめんごめん!うっかりしてた」と謝ったけれど、ずっとこの表情。
私から離れたところに上がったけれど、板をペロリ。
すっかりいじけてしまったようです。
バケツの水を飲んで気分がなおったかな?
やっぱり疑い深い目つき・・。
ハッとした顔がちょっと可愛く撮れた♪
視線の先は
やっぱり母でした。私を見る表情と全く違うのですよね。
「ひどいんだよ~」とでも訴えているのでしょうか。
心配していたミソハギは次々と咲き続けてくれています。
冬越しに成功した丈10cmほどの若い株を、草むしりのとき私が
誤って抜いたものをだめもとで水にさしたところ、見事新しい根が
出てきて植えなおしたら丈1mほどにまで成長してくれました。
8月のお盆まで花がもってくれるとよいのですが。
この夏もトウキョウヒメハンミョウが出てきてくれました。
ハエと間違えてしまうぐらい小さいですが、じっくり見ると
やっぱりハンミョウの仲間、複雑な色が綺麗です。
こんな住人ばかりだったら良いのですが、今年も招かれざる客が
出現したよう。チャドクガ、イラガばかりはお引取り願いたいものです。
最近は行くことがかないませんが
夏休み前はよく探索していたススキ野原。
長靴なしでは躊躇してしまうほど
多種多様な植物がぎっしり生えています。
ここではいつも6月下旬からジャノメチョウが見られるようになり
今年は6月23日に初見♪
丸みがあって大きい!シックな色合いも素敵です。
翅をひらくとチョコレート色、そして蛇の目は青色♪
メスのほうが体も蛇の目模様も大型、表面の色は淡めだそう。
7月上旬になるとススキ野原の低いところを
たくさんのジャノメチョウたちがふわふわ舞って
こんなカップルも見かけました。上の大きいほうがメスのようです。
秋になると成虫は見られなくなりますが、残された卵がまた来年
この野原で同じ光景を見せてくれることでしょう。そうであってほしい。
こちらは小型のヒメウラナミジャノメ
地模様がちょっとお洒落。飛んでいる姿は光の角度によっては
深い青色に見え、違う蝶ではないかと思うことがあります。
珍しくはないヒカゲチョウも良く見れば凝った蛇の目をもっています。
こちらはクロヒカゲ
上のナミヒカゲと非常に似ていますが、裏翅にある線の入り方で
判断しました。
子供の頃はジャノメチョウの仲間が多くいて、お風呂場や北側の窓の
網戸にとまっていたのが非常にこわかったのを思い出します。
いつもじめっとしたところにいる暗いイメージや不安定な舞い方が
嫌に感じたのかな・・・今はなんともありませんが。
家の近くには田んぼがあって、畦にはイネ科の植物が多くメダケの
茂みもあったのでこの蛇の目模様をもつ蝶たちの幼虫には
天国だったのでしょう。今なら嬉々として探しに行くところですが
その茂みはもうなくなってしまい、庭に飛んでくると珍しい!と
感じるようになってしまったのがとても寂しいです。
藤沢さいか屋でのグループ展「漣の会」のお知らせです。
日本画をはじめ陶芸、立体作品など彩り豊かな作品が並びます。
初日7月30日(水)は箔体験のできるワークショップ、
8月2日(土)はギャラリートークがあります。
私も日本画2点と下図1点を出品させていただきます。
ワークショップのお問い合わせ、お申し込みは藤沢さいか屋
℡0466-27-1111(ギャラリー内線2526)までどうぞ☆
「第7回 漣の会―発想の源・下図と本画展Ⅱー」
7月30日(水)~8月5日(火)
10:00~19:00(最終日は15:00まで)
藤沢さいか屋・5階ギャラリー
(JR藤沢駅、小田急線藤沢駅より徒歩1分、
江の島電鉄線藤沢駅より徒歩5分)
藤沢駅の北口側にあります。
皆様のお越しをおまちしております。
関東甲信地方は昨日のうちに梅雨明けしましたね。
夏の森、高原へ出かけたい~!
とはいっても作品展直前、遠出は先になりそうです。
少し前の休日、埼玉県の森へ日帰りで出かけました。
近くてもなかなか訪れる機会がないので土地勘ゼロ。
地図を見て緑の多そうなところをあてずっぽうで歩きました。
「きのこの山」と呼んでもいいくらい様々なキノコを楽しむことが
できました。
きれい~!!
あまりにも美しい色をしているのでオオセンチコガネだっ!と
喜んだのですが、見分けのポイントだという顔まわりを撮影し
拡大したら・・センチコガネのようでした。
今年生まれと思われるヒキガエルの赤ちゃんもいました。
ほどよく湿っている森で自然豊かだったのですが、とにかく蚊がすごい!
何箇所刺されたことか・・・このヒキガエルを3枚撮ったところで
もう耐え切れなくなり早足で山道を下りました。
おお!ニホンリスがいるようです♪
スズメバチ類も多いようだし、次回の散策は晩秋頃がちょうどいいかも。
目的のオオムラサキには会えなかったのですが
森を出たところで珍しい蝶に会いました。
ホソオチョウです。こちらはメス。動きは不活発でした。
儚げな佇まいが蝶ではなくて蛾を思わせます。
こちらはオス。
低いところをふらふら飛びまわっていました。
畑や田んぼのある住宅地、その用水路脇の草刈をしたあたりに
7~8頭いたでしょうか、オスのほうが多かったようです
ホソオチョウは地元でよく見るアカボシゴマダラと同じ要注意外来生物。
幼虫の食草はウマノスズクサで日本の在来種のジャコウアゲハと同じ。
私の持っている本には“人為的に持ち込まれ(原産は韓国と推定される)
人為的な放蝶によって東北から九州に至る各地で記録されている”
とありました。
どんな蝶かいちど見てみたかったけれど・・・外来生物と知っていたためか
田園風景から浮き上がっているように見えて複雑な気持ちでした。
もうそろそろ梅雨明け・・・夏らしくなってすっきりするけれど
雨の時期にはそれなりの楽しみがありました。
上郷森の家まわりのこみち。雨上がりは緑がいきいきしています。
このあたりでは何度かノウサギを見ていて、つい最近も
撮りのがしてガッカリしたばかりなのですが・・・
個性的な毛並みの狩人がいました。この森に猫は結構多いのです。
この後向かって右側の茂みに入っていきました。
雨後の森はキラキラづくし♪
しずくをひとつひとつ見ていると時間を忘れます。
シロテンハナムグリの魅力も倍!
キラメキに誘われて小さなマドガに気がつくことができました。
普段は通りすぎてしまうカメムシの幼虫も
触角にしずくが光っていたのでパチリ!
雨後は生き物たちがじっとしていてくれるのでありがたくもあり
炎天下を歩けばしっとり濡れた森もよかったな~と思ったりします。