赤いアネモネ

４月４日の誕生花。

神話の中でアネモネは、ヴィーナスの花。
美少年アドニスが手負いのイノシシの牙で脇腹をつかれ、死んでしまった。
これを知ったヴィーナスが流した涙がアネモネの花になったとか。
古代ギリシャ、ローマの人々は、アネモネの花を集めてヴィーナスの祭壇を飾ったという。
死者に贈る花束もアネモネ。

もうひとつの伝説。
キリストが十字架に掛けられた日の夕方、カルヴァリの丘に生えていたアネモネにイエスの血がしたたり落ち、それ以来アネモネは赤くなったという。

赤いアネモネは「生命」と「血」の象徴だそうです。

春といえば桜の花だけが目立ちますが、アネモネも早春の花。

桜とはまた違う妖しい艶やかさがありますよね・・・



ちなみに４月４日は女の子の節句（３月３日）と男の子の節句（５月５日）の間にあるから
「オ○マの日」になってるそうですが・・・