桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

辛いことから何を学べばよいのか?

2019-12-11 10:40:00 | 自閉症のtoshiya
重度自閉症の息子と暮らすことは、生易しいことではありません。
今更何言ってんだか?ですよね。

毎日、大なり小なり事件が起きます。他人様を巻き込んだ時は、心が痛くて折れそうで、食事も喉を通りません。
もちろん自分のことに手が付かなくて、親としての無力さを噛み締めます。
息子がまだ小学生ぐらいの頃は、何か大事な学びや気づきを得て、自分が脱皮した感じを度々得ていたのを思い出しました。

ところが、この10数年はそういうことが無かった。
何かが違ったのでしょうか?
私の人としての成長が止まったのでしょうか?

かつてお世話になった方から教えられたこと。
「人がトラブルを抱えた時、私はここから何を学ぼうとしているのかと考えると、落ち着いて対処出来るし、わが子がそうなった時も、この子はここから何を学ばなければならないのだろうと見ることで、適切な助けが出来るのよ」

トラブルを抱えた時、私はいつもこの言葉を思い出します。

誰が悪い彼が悪いではなく、何が足りなかった、あるいは余計だったのか。
向き合うことは辛いことも多く、弱々の私は逃げそうになるのですが、これこそ私が越えるべき最大の壁かもしれないと思った昨日今日です。

息子には、また盛大におねしょをされました。
なにか訴えてるんだろうな。