桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

あなたは知っているだろうか?

2019-12-20 18:17:36 | 自閉症のtoshiya
あなたは知っているだろうか?
重い障がいのある子どもと何十年も暮らしている女の生活を。

想像ができるだろうか?
幼稚園から32歳になった今まで、来る日も来る日も電車で送り迎えをする生活を。
全身、傷だらけの体。
熱があっても怪我をしていても毎晩お風呂に入れてやる生活を。
今もっておねしょの後始末、嘔吐の後始末をする日々を。

忙しい。ほんとに忙しい。狂ったように忙しい。
自分の人生も生きたいから忙しいのだけどね。
私は人一倍欲が深いから、少しでも成長したいと思って勉強して運動して、ってやってるけど、世間の人と同じようにはならないのも知ってる。

私は今の自分の暮らしに合わせた方法で生きて(学んで)いくしかできない。
愚かだねーと揶揄されても構わない。
だって、自分しか自分のことわかんないでしょ?

だから放っておいてください。





ヒントは鏡

2019-12-20 10:09:00 | 自閉症のtoshiya
1週間ほど前、息子にある事件が起きました。
私は実際に見ていないし息子も事情を語れないし、もやもやすることはありますが、息子が悪かったということです。

ただその翌日から此の方、息子は非常に安定しており、スッキリした様にさえ見えます。

私たちを含め周りの人間は、息子の扱いに、さらに気をつける必要があると判断してしまったのです。

でも私は一番影響力のある親として違う側面から対峙しようと考えました。
息子は近くにいる人、特に家族の内的動きを非常に受けやすく、そういう意味で大変です。

裏を返せば、私が意識的にメンタルを整えれば、息子にも派生するかもということになります。

ミラーニューロンを使うわけです。

実は、自閉症の人はミラーニューロン回路が不全なため、なかなか模倣することが出来ず、従って他人の感情を察することが不得手である、といった研究論文があります。

息子が幼い頃は、私もそれを感じて育てていました。
ところがこの5〜6年ですが、息子は人の真似、特に夫など身近な人の真似をしきりにすることに気づきました。
ミラーニューロンの回路が不全というより発達がゆっくりなだけで、適切で根気強い療育で、模倣の力が付くのではないか?
これは私なりの仮説です。

その仮説に則り、私は自分に巣食う『罪悪感』を手放すワークを始めました。
少なくとも息子の激しい自傷を無くすことが出来ればと。

時間は掛かるでしょうが、やってみる価値はあると感じています。