グランド・ブタペスト・ホテル
世界大戦前を思わせる時代の、東欧の一国を想定した架空の国にあるグランド・ブタペスト・ホテルの練達のコンシェルジェ:グスタフが主人公。
彼は妙齢でかつお金持ちのご婦人に抜群の人気があったが、そのうちの一人で莫大な資産を持つ貴族の未亡人が死んでしまい、彼女の資産の中でも価値が非常に高いとされる絵画をグスタフに相続させるという遺言を残していた。
しかし、遺族はそんな遺言を認めそうになく、グスタフは絵画を持ち出して、ホテルの見習い従業員(ゼロ)と逃亡を図る・・・という話。
コミカルな感じのストーリーと画面なのに、テーマは硬質という作品は時々あるけれど、本作は、そのうえに虚構性、寓話性も強くて、ちょっと付いていきにくいなあ、という感じだった。
ストーリーや画面の隅々に含意があるのだろうけど、ほとんど読み取れないので「玄人向きの映画ですよ」と突き放されているような感覚になってしまう。
ゼロと恋に落ちる、顔に模様(アザ?)がある、ケーキ屋の娘が魅力的だった。
世界大戦前を思わせる時代の、東欧の一国を想定した架空の国にあるグランド・ブタペスト・ホテルの練達のコンシェルジェ:グスタフが主人公。
彼は妙齢でかつお金持ちのご婦人に抜群の人気があったが、そのうちの一人で莫大な資産を持つ貴族の未亡人が死んでしまい、彼女の資産の中でも価値が非常に高いとされる絵画をグスタフに相続させるという遺言を残していた。
しかし、遺族はそんな遺言を認めそうになく、グスタフは絵画を持ち出して、ホテルの見習い従業員(ゼロ)と逃亡を図る・・・という話。
コミカルな感じのストーリーと画面なのに、テーマは硬質という作品は時々あるけれど、本作は、そのうえに虚構性、寓話性も強くて、ちょっと付いていきにくいなあ、という感じだった。
ストーリーや画面の隅々に含意があるのだろうけど、ほとんど読み取れないので「玄人向きの映画ですよ」と突き放されているような感覚になってしまう。
ゼロと恋に落ちる、顔に模様(アザ?)がある、ケーキ屋の娘が魅力的だった。