そしてミランダを殺す(ピーター・スワンソン 創元推理文庫)
投資家として成功して大金持ちのテッドは、妻ミランダが浮気している現場を目撃する。テッドは空港で知り合ったリリーと話し込むうち、リリーに誘導されてミランダの殺害を決意する。実はリリーは犯罪に罪悪感をもたないサイコパスで自らも過去に殺人を犯していた・・・という話。
ありがちな筋立てだなあ・・・と読み進むうち、全体の半分近くある第一部のラストで意外な展開があってかなり驚き、第二部以降を興味深く読むことができた。
サイコパスというと理解不能な人格として描かれることが多いが、リリーは普通の性格の穏やかな人として描写されているのも他の似たような作品との違いを引き立たせていたと思う。
ラストのオチは、ちょっと余分で、無い方がよかったと思った。(確かに留飲は下がるんだけどね)
投資家として成功して大金持ちのテッドは、妻ミランダが浮気している現場を目撃する。テッドは空港で知り合ったリリーと話し込むうち、リリーに誘導されてミランダの殺害を決意する。実はリリーは犯罪に罪悪感をもたないサイコパスで自らも過去に殺人を犯していた・・・という話。
ありがちな筋立てだなあ・・・と読み進むうち、全体の半分近くある第一部のラストで意外な展開があってかなり驚き、第二部以降を興味深く読むことができた。
サイコパスというと理解不能な人格として描かれることが多いが、リリーは普通の性格の穏やかな人として描写されているのも他の似たような作品との違いを引き立たせていたと思う。
ラストのオチは、ちょっと余分で、無い方がよかったと思った。(確かに留飲は下がるんだけどね)