ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

早起き、朝食をとるためのリズム

2009-09-10 13:26:55 | お子さんの歯
以前からよく言われていますが、朝食をとらないお子さんが増えているという。

そして夜遅くまで起きており、早起きできないのだそう。

家庭環境もあるので一概になんとも言えませんが、歯科医師の観点からすると、

 
学校から帰ってきたら、おやつも食べるのでしょうが、量と食べる時間を
決めずにたくさん食べ、ダラダラ食べ続けると夕食がおいしく満足に食べれま
せん。夕食を食べないでいると、寝るころにお腹がすいてきます。
 
                          かわいくてもね

そしてなにか食べると・・・・朝食べれない。。。という悪循環に陥る。。。

食べてすぐ寝ると、睡眠中に胃腸が消化のために働くわけですから、朝起きる
と胃腸が疲れているので空腹を感じないのは当然かもしれません。それに夜食
や甘い物を食べてから寝ると血糖値が上昇し、せっかく睡眠中にたくさん分泌
されるはずの成長ホルモンが分泌されにくくなってしまいます。


ですので、まずは睡眠の2時間前にはなるべく食べない。
そうして朝を迎えればお腹がすいた状態で朝食を迎えれると考えています。

夜食は食べるとしてもごく軽くですね。 

そしてもう一つ、朝食をとるためにはある程度時間が必要ですよね。
朝食をとるために早起きが望ましいのですが、そのためには早く寝る必要が
あるわけで・・・

理想的には、早起きし、日中の活動をたくさんする。

そうすると夜早く寝付きやすい。当たり前のことですが、、、



現代の子供たちには誘惑がたくさんあります。

携帯。ゲーム。TV。パソコン
 
他にもたくさんあると思いますが、これらをほどほどにして夜更かしをしない
ということがポイントになります。たまにはいいかもしれませんが、親が一緒
になってゲームや、TVなど観ているといくら早く寝なさいといっても聞かない
のではないしょうか。子供に言う前に親がその姿勢をみせるべきかと。

中学、高校になれば自分で時間の管理もできるかと思いますし、勉強、部活も
ありますから、この限りではないと思いますが自己のリズムを作る小学校生活
が今後の生活リズムに関わっていくのですから、
小学校の時期に基本となる生活リズムを
大切にするべき
と思います。

いや・・・小学校以前から習慣づけておく ことが大事です。 

もう小学校だから遅いなんてことはないと思います。

とにかく気づいたら習慣化するようにすぐ実行!

それには家庭の協力が大事なんですよね。

そこが難しいところでもあるのですが。。。 



私の小学生時代と比べると時代が全く異なり、世にあふれる品や、情報も
ケタ違い。現代の子供たちは大変な環境に置かれていますよね。

私も2児の父として不安を覚えてしまいます。 

現代はいい面も多いのですが、なにもかもが溢れすぎていて困ったものです。


ともかく幼児、小学生のころにリズムを作っておくことが、その後の中高校生の生活に
も影響するわけですから、この時期におうちの方とともに誘惑を断ち、早寝、早起きを
徹底したいものです。

今の行動は子供の未来を作っているわけです。


   
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
 

 ちょいメタキッズ?
 あれっ?
 咬むことで発育する
 こどもの口臭
 根の治療
 
 夜更かしベビーはキケンがいっぱい
コメント
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