保育園の歯科健診では0歳児から就学前のお子さんを健診するわけですが
3歳児くらいからむし歯がポツポツと見受けられるようになりますね。
そして4歳児、5歳児、と年齢があがっていくにつれて
むし歯になっているお子さんが徐々に増えていく傾向にあります。
3歳児というと乳臼歯が萌え乳歯列が完成してくる時期。
乳臼歯はその歯の形態から歯の溝がむし歯になりやすく、歯と歯の間もむし歯になりやすいです。
そのため3歳児を過ぎてからむし歯が増えやすいのです。
仕上げ磨きをしていても奥の歯がよく見えない、舌が邪魔で上手く磨けないなどなど
歯磨きをするもの難しくなってくるということもあるでしょう。
3歳もすぎればお子さんも食べる物の種類もより豊富になりますしね。
大人が食べている美味しい物を気軽に食べさせてしまうこともありますし、食べたがりますし・・・ね。

1歳8ヶ月健診・3歳児健診と市で健診がありますが、
それ以降は小学校に就学する前の健診まで期間があるので、むし歯が増えやすいこの期間にも
健診があった方がよいように思います。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。


