「小さな村の小さなダンサー」

MAO'S LAST DANCER　　2009年　　オーストラリア製作　　DVD
Mao:毛沢東



≪ストーリー≫
1961年、山東省のある貧しい村、
文化大革命でバレエの才能を持つ子供を発掘する視察団にリン・ツンシンは選ばれ、北京で英才教育を受けることになる

11歳の彼は家族と離れ、厳しい訓練に泣く日々を支えたのがチェン先生



その先生から貰ったビデオには見たこともない美しいバレエが写されて
リーは魅了される
しかし、先生は反革分子として捕らえられる

1972年、
めきめきと力をつけたリンが成長し、
アメリカのバレエ団のベン（ブルース・グリーンウッド）が親善のため訪中、研修生として彼を選ぶ

初めて飛行機に乗り、アメリカに渡り
見るもの聞くものに驚きのリーだが、中国大使館では「まやかしに惑わされないように」と厳しく注意される

彼の技能は卓抜したものがあり、演技も絶賛される

そんなとき初めて恋する



しかし、予定の滞在期間の３ヶ月が終わろうとして
延長要請するも、即帰国するように命令される

・．・＊・.・*・.・*・.・*・.・*

今はオーストラリアで活躍しているリーの自伝小説が原作らしいです

はじめ、中国の映画だと思ってて、また暗い、貧しいストーリーなんやろな、って
でも、アメリカと中国が背景にあって、事件はアメリカで起こってて
片や、がちがちの中国、
片や、自由のアメリカで
それほどズーンと重い映画にはなってなくて、

最後はハッピーエンドで、わたくし感動でした

バレエは美しく、ダンサーの鍛え抜かれた技は素晴らしかったです

ラストシーンで父母と再会するところは
ハグするやろ、ふつー、でも、中国人ってこうなんかな？、と思いましたけどね