CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「少年H」

2014-09-07 17:04:24 | 映画・邦画
2012年  地上波



神戸に住んでいた妹尾河童さんの少年のころの自伝だそうで、
セーターに「H」の字が編み込まれていたのは「肇」クンの頭文字、

クリスチャンホームだったんでしょうね、

テイラーの仕事をしていた父親(水谷豊)は、顧客が外国人も居たなか交流もあって、
また教会に通う家族でした

きな臭くなったご時世にドイツ人も含めて外国人たちは帰国
その時に記念にもらったナイフやらフォークで食事をしたり・・、

近所のうどん屋のお兄ちゃん(小栗旬)家に行って話をするのが面白かったけど、
その彼が特高に捕まったり、

また、知り合いの男性が召集されるが、逃げ出して首をくくったり・・と、

そんな中父親もスパイの嫌疑で拷問を受ける
肇はその留守中はとってもよく気働きしました

そのうち中学生になって学校に通うが、そこは少年兵の育成所みたくなっていて、
彼自身も「お国のため」の精神になっていくんです

両親は立派ですね
生きることが基本ですが、自身を失いません

しかし父親も敗戦後は魂が抜けたようになって、
再びミシンを踏みだして希望を持っていくんですね

少年ってすぐに感化されていくんでしょうね

わたしは前半かなり良かったんで期待してましたが
後半、(ゴメン)肇くんが物足りなくて、

難しいですよ
ちょうど大きくなっていく時期で、子役を変えると流れが変わるだろうし、
そこんとこだけちょっと気になりました

水谷豊さん、伊藤蘭さんは良かったです




コメント
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