《添乗員が案内するオーストラリア》
オーストラリアの世界遺産を巡る大満足感動の旅
ケアンズ・エアーズロック・シドニー7日
(日本旅行のベスト・ツアー)
【エアーズロック】 2日目
10月21日(水)晴れ。
5:00 ホテル・ロビーに集合。
前日と同じ中型観光バスで、サンライズ広場へ。
ホテルで用意されたおにぎりなどの朝食と飲み物の入ったデイパックを持参。
エアーズロック・サンライズ広場。

エアーズロック・サンライズ広場には、既に観光バスでやって来た観光客がいっぱいいた。
この広場は、昨日のサンセット広場の反対側で、ウルルの東側の面が見えるビューポイント。
バス・ガイドから渡された折り畳み式の椅子に腰掛けて、おにぎりと暖かい味噌スープで朝食を食べながら、日の出を待った。
写真右下の観光客が背負っているのが、ツアーで支給されたデイバック。
記念に持ち帰ってきた。

6:07 この日の日の出の時刻。
朝日に輝くウルル(エアーズロック)。
前日のサンセットとは反対側のウルルの雄姿も見ごたえがあった。
6:30 サンライズ広場を後にエアーズロック登山口へ。
エアーズロック登山。
登山ってできるの? (情報誌によれば)
10年ほど前から登山不可能とのうわさがあったが、登山はできる。
しかし、原住民アナング族にとってウルルは聖地であり登山はしない。
年間何人もの転落者を見て、死者を出さないためにも登ってほしくないと望んでいるとか。
雨天や風が強い日は登山不可。
周辺を散策するコースに変わる。
6:45 飲み物と貴重品のみを入れたデイパックを背負って、登山口へ。

エアーズロック登山口周辺。
最大傾斜45°と言われているエアーズロックの斜面が眼前に迫る。
天候も良く、絶好の登山日和。
登山道の入口はちゃんと開いていた。
いよいよ標高約350mの山頂への挑戦開始だ。

もう登山を開始している観光客の姿が見える。
近づいてみると岩肌がすべすべしていて、勾配もきついことがよく分かる。
しかも最初の20~30m位は鎖が設置されていない。
試し登山をして、登れるかどうかの判断が迫られる。
我々はズック履きだったが、なんとか登れそうだったので、そのまま登山を続行。

勾配が急なので、直ぐ息が上がる。
小まめに小休止をして山肌をよじ登る。
思ったよりも風が強いのにも閉口した。
帽子が吹き飛ばされそうだった。
途中の休憩地点で登ってきた道を振り返る。
4、5台のバスが小さくなって見える。
高所恐怖症の人はとても無理だ。
我々のグループの中でも、途中で登山を止めて山麓めぐりに変えた人達も何人かいた。

砂漠に写ったウルルの大きな影。
その向こうには、地平線の彼方にカタ・ジュタが霞んで見える。
オーストラリアの広さ、地球の丸さを改めて実感した。

我々のグループのしんがりから、我らが美人添乗員嬢がやや豊かな肢体を揺るがせながら元気良く登ってきた。
鎖に繋がっていない、さすが若さだ。平衡感覚がいいのだろう。
その添乗員嬢は、今回がエアーズロック3回目とか。
しかし、天候の影響で過去2回は登山できず、今回初めて登山ができたとのこと。
それくらい難しいエアーズロック登山なのだ。
エアーズロック初挑戦にして初登山ができた我々は、なんと幸運だったのだろう。
感動が一段と深まった。

登山道にはこのような光景が度々見られた。

岩肌のデコボコなうねりを登ったり下ったりして、
8時ごろ、漸くエアーズロック登山の終点、頂上付近に到着。
広い岩の頂上には、大きな方位計が設置されているだけだった。
登山口から頂上までの距離は片道1.6Kmとのこと。

上から見た方位計。
この方位計のそばでは、登山客が記念撮影に夢中だった。

頂上付近は、結構広いがごつごつした岩肌がうねっている。
360°の眺望も格別だった。
時間に余裕がなくなってきたので、元来た道を下山。

8:50 無事下山。
朝日もすっかり昇り、急勾配の登山道はつるつるに光って見えた。
こんな凄いところを昇って降りてきたのだと感無量。

少し離れたところから見ると、大きな滑り台のように見えた。
9:30 再びバスでホテルへ。
11:00 ホテルを後に空港へ。
12:25 カンタス航空でシドニーへ。
【シドニー】

WORLD Map Finder 世界地図使用
16:45 シドニー空港着(現地時間:日本時間+2時間)
17:50 シドニーの繁華街にあるヴァイブ ホテルに到着。
19:00 夕食:南半球最大のチャイナタウンにて中華料理。
シドニーに到着したとき、久しぶりに都会に帰ってきた安堵感みたいのものを覚えた。

ツアー5日目の行動