2007年8月24日(金)18:30~21:00
“たかおか学遊塾「俳句を楽しもう」講座”の第2回目。
今回は、20名の生徒が各自3句の宿題を提出した合計60句について、先生から添削・アドバイスを受けた。
私の作った3句についての添削・アドバイス
(原句) 凪湖面 夏合宿の 櫂の跡
この句は、7月下旬に、諏訪湖の湖畔の宿に泊まったとき、ホテルの窓から眺めた夕暮れの風景。
合宿の学生たちがレガッタの練習中だった。
(添削・アドバイス)凪は夏の季語。季語が2つ存在する。
(添削例)合宿の 諏訪の夕凪 櫂の跡
(原句) 夏木立 凛とそびえる 御柱
この句は、次の日、下諏訪神社春宮で、有名な御柱を見たときの感想。
(添削・アドバイス)木立と御柱が同じニュアンス。御柱を見て感じたことを表現する。
(添削例) 御柱 凛とそびえて 涼しかり
3句目は、連日35℃を超える猛暑の中で・・・
(原句) 猛暑日や ノルマ三句で 脳へたれ
この句は、8月22日、宿題の3句がやっと揃ったときの状況。
(添削・アドバイス)本当に正直な句である。が、それだけの句。
(添削例) 脳へたるほど 猛暑日の 三句なり
なるほど、私の作った原句に比べて、先生の添削例は、句に込められたものが生き生きとしてきた感じがする。
しかも、読者にもより分かり易い句になっている気がした。
俳句とは、文字の並べ方・組み合わせや表現方法で随分違ってくるものだと感心させられた。
次回は9月21日(金)。また、3句の宿題が出た。
“たかおか学遊塾「俳句を楽しもう」講座”の第2回目。
今回は、20名の生徒が各自3句の宿題を提出した合計60句について、先生から添削・アドバイスを受けた。
私の作った3句についての添削・アドバイス
(原句) 凪湖面 夏合宿の 櫂の跡
この句は、7月下旬に、諏訪湖の湖畔の宿に泊まったとき、ホテルの窓から眺めた夕暮れの風景。
合宿の学生たちがレガッタの練習中だった。
(添削・アドバイス)凪は夏の季語。季語が2つ存在する。
(添削例)合宿の 諏訪の夕凪 櫂の跡
(原句) 夏木立 凛とそびえる 御柱
この句は、次の日、下諏訪神社春宮で、有名な御柱を見たときの感想。
(添削・アドバイス)木立と御柱が同じニュアンス。御柱を見て感じたことを表現する。
(添削例) 御柱 凛とそびえて 涼しかり
3句目は、連日35℃を超える猛暑の中で・・・
(原句) 猛暑日や ノルマ三句で 脳へたれ
この句は、8月22日、宿題の3句がやっと揃ったときの状況。
(添削・アドバイス)本当に正直な句である。が、それだけの句。
(添削例) 脳へたるほど 猛暑日の 三句なり
なるほど、私の作った原句に比べて、先生の添削例は、句に込められたものが生き生きとしてきた感じがする。
しかも、読者にもより分かり易い句になっている気がした。
俳句とは、文字の並べ方・組み合わせや表現方法で随分違ってくるものだと感心させられた。
次回は9月21日(金)。また、3句の宿題が出た。
2007年8月23日(木)夕べのことです。
2007チャペルで聞こう
名曲いっぱいコンサート
in ホテルニューオータニ高岡
このイベントは、4月から毎月1回木曜日に開催されている。
8月の夕べは、
“トランペットとオルガンの調べ”
6:30PM開場、7:00PM開演のホテルニューオータニ高岡5階のチャペル「ミレニアム」は、着物姿の女性達で、超満員だった。
実は、この日のトランペット演奏者のお母さんは、わたしが高岡時代、職場で一緒に仕事をしていた仲間だった。
わたし達が到着したのは、開演10分くらい前だったが、そのお母さんは、わたし達を見つけて、前の方に空き席を作ってくれた。
チャペルだから、長椅子であり、3人掛けのところを4人掛けにしてくれたのだった。感謝、感激・・・。
出演者プロフィルによれば、
トランペット/柴田恵梨子
高岡市生まれ。東京藝術大学卒業。
2001年富山県青少年音楽コンクール大賞受賞。第3回大阪国際コンクール2位。第2回津竪コンクール3位。
2007年富山県新人演奏会北日本新聞社奨励賞受賞。
現在フリーランサーとして関東のオーケストラのエキストラ等演奏活動を行っている。
オルガン/石丸由佳
新潟県出身。・・・・現在、東京藝術大学大学院音楽研究科1年在学中。
トランペットの柴田恵梨子嬢はお母さんゆずりのコンパクトで可愛いお嬢さんだった。真っ赤なドレスがよく似合い、力強く奏でるトランペットの響きにチャペルの一同は感動した。
10分の休憩を挟んだ2部構成の演奏会は、あっと言う間にエンディングを迎えた。
途中、彼女の曲の説明などが中心のトークは、ザックバランで、緊張して聞いていた聴衆を和ませてくれた。
この時、お母さんは「暑いのに冷や汗まで出ました」と後で、お礼のメールにその心境を語ってくれた。
柴田恵梨子さんは、「アンコール」の声と、なり止まぬ拍手に、あと2曲の演奏を聞かせてくれた。
この夕べの名曲は、音楽音痴のわたしにはひとつも分かる曲がなかったのだが、最後の演奏が「千の風になって」だったので、ホッとし、満足して帰ることができた。
2007チャペルで聞こう
名曲いっぱいコンサート
in ホテルニューオータニ高岡
このイベントは、4月から毎月1回木曜日に開催されている。
8月の夕べは、
“トランペットとオルガンの調べ”
6:30PM開場、7:00PM開演のホテルニューオータニ高岡5階のチャペル「ミレニアム」は、着物姿の女性達で、超満員だった。
実は、この日のトランペット演奏者のお母さんは、わたしが高岡時代、職場で一緒に仕事をしていた仲間だった。
わたし達が到着したのは、開演10分くらい前だったが、そのお母さんは、わたし達を見つけて、前の方に空き席を作ってくれた。
チャペルだから、長椅子であり、3人掛けのところを4人掛けにしてくれたのだった。感謝、感激・・・。
出演者プロフィルによれば、
トランペット/柴田恵梨子
高岡市生まれ。東京藝術大学卒業。
2001年富山県青少年音楽コンクール大賞受賞。第3回大阪国際コンクール2位。第2回津竪コンクール3位。
2007年富山県新人演奏会北日本新聞社奨励賞受賞。
現在フリーランサーとして関東のオーケストラのエキストラ等演奏活動を行っている。
オルガン/石丸由佳
新潟県出身。・・・・現在、東京藝術大学大学院音楽研究科1年在学中。
トランペットの柴田恵梨子嬢はお母さんゆずりのコンパクトで可愛いお嬢さんだった。真っ赤なドレスがよく似合い、力強く奏でるトランペットの響きにチャペルの一同は感動した。
10分の休憩を挟んだ2部構成の演奏会は、あっと言う間にエンディングを迎えた。
途中、彼女の曲の説明などが中心のトークは、ザックバランで、緊張して聞いていた聴衆を和ませてくれた。
この時、お母さんは「暑いのに冷や汗まで出ました」と後で、お礼のメールにその心境を語ってくれた。
柴田恵梨子さんは、「アンコール」の声と、なり止まぬ拍手に、あと2曲の演奏を聞かせてくれた。
この夕べの名曲は、音楽音痴のわたしにはひとつも分かる曲がなかったのだが、最後の演奏が「千の風になって」だったので、ホッとし、満足して帰ることができた。
「ウェブ社会をどう生きるか」 西垣通著 (岩波新書) 定価:700円
【この本を読んだ理由】
IT革命、ウェブ社会、そして今、自分もブログに挑戦している。
そんな時、幸か不幸か、この「ウェブ社会をどう生きるか」という本に出くわした。
帯の宣伝文句を見ると、
“情報は、本当に「伝わる」のか?
ウェブ2.0、集合知、ロングテール・・・
情報爆発に巻き込まれるな!”
とある。
(なんだか難しそうな本・・・)というのが第一印象。
とにかく読んでみることにした。
【読後感】
やっぱり難しい本だった。
特に、あちこちで専門用語や専門知識がふんだんに出てくるので、殆ど理解できないところが多々あった。
しかし、ギブアップするのも癪だったので、解らないところはイメージで捉えて、とにかく最後まで読んだ。
“「IT革命」後のウェブ社会は、米国から「ウェブ2.0」という黒船が押し寄せてきた。
ウェブ1.0は、大半のホームページは企業や官庁などの「プロ」が作るもので、多くの一般ユーザーはそれらを眺めるだけだったが、ウェブ2.0は、ブログに代表されるように、一般ユーザーが気軽に情報発信することができることだ。
ところが、一般ユーザー中心の民主的平等主義という美名のもとで、実は、ITを使いこなせない中高年は切り捨てられるのではないか、わずかな成功者が途方もない巨利を得る(たとえば、グーグルは、この膨大な情報の検索エンジンを活用してキーワード連動型広告「アドワーズ」や成果報酬型広告の一種「アドセンス」等で巨大な利益をあげている)かわりに貧者は巧みに搾取され、社会的な格差がますます広がっていくのではないか、といった懸念がある。”
と著者は指摘している。
帯の裏には、この本の課題が記されていた。それは、次の通りである。
“「そもそも情報は伝わらない」のです。
にもかかわらず、情報があたかも小包のように伝達されているかのごとく見える「擬制(フィクション)」が存在し、それにもとづいて社会が成立している、というのもまた厳然たる事実なのです。
この擬制は実は「メディア」と深く関連していて、ウェブ2.0も新たなメディアの一種ととらえることができます。
したがって、この擬制のメカニズムを解明しながらウェブ社会のあり方を考えていく、というのが本書の課題であるわけです。”
この本の宣伝文句だけをみても分かるように、単に、ボケ防止(脳のトレーニング)として、ブログに挑戦している私には、難しすぎる内容であった。
「現在のウェブ社会で、楽しく生きていくための参考になるものはないか」との思いで読んだのだが、残念ながら、とてもそんな簡単な内容の一冊ではなかった。
「椿山課長の七日間」 浅田次郎著 (朝日文庫) 定価:600円
【この本を読んだ理由】
5月28日のブログ“「ひとは情熱がなければ生きていけない」を読んで!”の中で、通勤ウォーカーさんから寄せられたコメントに、浅田次郎の「椿山課長の七日間」が紹介されていたので。
【読後感】
この本の主人公、椿山和昭46歳は接待の席で倒れ、つまり過労死するのだが、ふと気がつくと四階建ての白いビルにいる。そこは現世と来世の中間にある中陰の世界。
そこには、スピリッツ・アライバル・センターと呼ばれている役所がある。
現世で罪を犯してきた者も講習を受けたあとに、「反省」ボタンを押せば誰でも極楽に行ける(!)と言う。
ところが、死ぬに死にきれない主人公は、・・・・
自動車運転免許証の更新システムを思わせるようなセンターの仕組み。
このセンターは再審査の要求にも応えるシステムもある。
現世に逆送されるとき、自分とは正反対の人格者になって、「よみがえりキッド」というとても便利な魔法のバッグを持たされる。
とにかく、ストーリは面白い!。
お盆に読むのにぴったりの本だった。