ヒマジンの試行錯誤

パソコンライフを楽しむ!

俳句サークル(’25.01)

2025年01月18日 10時01分45秒 | 俳句
 2025年1月の俳句会は、1月17日(金)に行われた。
なお、わたしの1月の宿題5句は次の通り。

(原句) 冬日差す束の間惜しみウォーキング

(コメント) 中七「束の間惜しみ」が報告である。ペンディング。
       
(添削例) ペンディング。

     
(原句) 冬うらら立山光る散歩道

(コメント) 上五「冬うらら」では、季語が立っていない。ペンディング。

(添削例) ペンディング。


(原句) お社の外へ長蛇の初詣

(コメント) 上五「お社の」は新年と重なる。
      
(添削例) こともなく長蛇の列の初詣


(原句) ゆったりと倅と交わす年酒かな

(コメント) このままでよい。           
       
(添削例) ゆったりと倅と交わす年酒かな


(原句) 「長い間ありがとう」と仕舞賀状

(コメント) 報告で終わる。ペンディング。

(添削例) ペンディング。


以上
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俳句サークル(’24.12)

2024年12月21日 10時01分16秒 | 俳句
 2024年12月の俳句会は、12月20日(金)に行われた。
なお、わたしの12月の宿題5句は次の通り。

(原句) 老人の落葉残さず掃き笑顔

(コメント) 上五「老人の」は、老人一般ではなく、「老人や」とする。
       
(添削例) 老人や落葉残さず掃き笑顔

     
(原句) 街路樹に蜘蛛の虜や枯葉舞う

(コメント) 中七「蜘蛛の虜」は、「蜘蛛の囲の虜」である。ここは、作り直しが必要。ペンディング。

(添削例) ペンディング


(原句) 黄葉や氷見に古刹の大銀杏

(コメント) 上五「黄葉」と下五「大銀杏」は同じもの。古刹の特徴ある別のもので置き換える。
      例えば、「夢違い観音」など。「銀杏」は季語ではないので、季語は「銀杏枯る」とする。

(添削例) 夢違い観音氷見の古刹の銀杏枯る


(原句) 公園は紅葉日和もう師走

(コメント) 中七「紅葉日和」は時間の流れがあるのでダメ。           
       
(添削例) 公園は紅葉のままもう師走


(原句) 雁渡る「人」という字を崩さずに

(コメント) そのままでよい。

(添削例) 雁渡る「人」という字を崩さずに


以上
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俳句サークル(’24.11)

2024年11月16日 10時01分40秒 | 俳句
 2024年11月の俳句会は、11月15日(金)に行われた。
なお、わたしの11月の宿題5句は次の通り。

(原句) 我が庭の花影ゆれて小鳥来る

(コメント) 中七「花影ゆれて」に曖昧さがある。
       
(添削例) 我が庭の花をゆらして小鳥来る

     
(原句) 鯛焼をしっぽから食う頑固者

(コメント) そのまま。

(添削例) 鯛焼をしっぽから食う頑固者


(原句) 郷里より届く宅配今年米

(コメント) 「宅配」があれば「届く」は不要。

(添削例) 郷里より安否の届く今年米


(原句) けやき通りのいつの間にやら全紅葉

(コメント) 下五「全紅葉」は「紅葉せり」でよい。           
       
(添削例) けやき通りのいつの間にやら紅葉せり


(原句) ダウン着て今朝の冷気をけり散歩

(コメント) 上五「ダウン着て」は良くない。「冷気」の原因などを付けるとよい。

(添削例) よく晴れて今朝の冷気をけり散歩


以上
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俳句サークル(’24.10)

2024年10月19日 10時01分45秒 | 俳句
 2024年10月の俳句会は、10月18日(金)に行われた。
なお、わたしの10月の宿題5句は次の通り。

(原句) 近よれば水面ゆらして目高散る

(コメント) 「目高」は夏の季語。下五「目高散る」は、「目高増え」とするとよい。
       
(添削例) 近よれば水面ゆらゆら目高増え

     
(原句) 天高し白山見える高架橋

(コメント) 「天高し」は、付過ぎ。季語「秋澄みて」ぐらいが適当。

(添削例) 秋澄みて白山見える高架橋


(原句) 秋風や傘寿迎えし妻と寿司

(コメント) 今年の夏は10月になっても夏日が続いたので、秋風が吹いて寿司を食うのに丁度良い季節になったと思った。
      しかし、「秋風」には寂しいイメージが強いので、この場合は「秋さやか」ぐらいが適当とのこと。

(添削例) 秋さやか傘寿迎えし妻と寿司


(原句) 焼き立ての少し小振りを初秋刀魚

(コメント) 中七「少し小振りの」は、不要。           
       
(添削例) 焼き立てを夕餉の膳に初秋刀魚


(原句) コスモスのゆれるゲレンデ一周す

(コメント) 報告の句になっている。そのまま。

(添削例) コスモスのゆれるゲレンデ一周す


以上
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俳句サークル(’24.09)

2024年09月21日 10時01分28秒 | 俳句
 2024年9月の俳句会は、9月20日(金)に行われた。
なお、わたしの9月の宿題5句は次の通り。

(原句) 切り売りの西瓜のうまし猛暑なり

(コメント) 下五「猛暑なり」で、あったり前となる。ここは、「生き返る」とするとよい。
       
(添削例) 切り売りの西瓜のうまし生き返る

     
(原句) 帰省子よりメール北陸道は順調

(コメント) 「帰省子より」でダメ押しが強すぎるが、季語「帰省子」に代わるものが見つからないのでそのまま。

(添削例) 帰省子よりメール北陸道は順調


(原句) 朝露のきらりと光る散歩道

(コメント) 「朝露」に「きらり」は余計。

(添削例) 朝露の光る道なり深呼吸


(原句) 朝焼けの路肩に小さき水たまり

(コメント) そのまま。            
       
(添削例) 朝焼けの路肩に小さき水たまり


(原句) 台風接近気になる進路予報円

(コメント) 「台風接近」の接近は不要。

(添削例) 台風の気になる進路予報の円


以上
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俳句サークル(’24.08)

2024年08月24日 10時01分41秒 | 俳句
 2024年8月の俳句会は、8月23日(金)に行われた。
なお、わたしの8月の宿題5句は次の通り。

(原句) 猛暑日やエアコン部屋へ引きこもり

(コメント) あたり前の報告になっている。日記俳句として留める。
       
(添削例) 猛暑日やエアコン部屋へ引きこもり

     
(原句) 朝涼のウォークびより新シューズ

(コメント) 「朝涼」と「ウォークびより」はダブる。「ウォークびより」は「ウォーキング」とする。

(添削例) 朝涼や新シューズにてウォーキング


(原句) 焼きそば繁盛町の納涼祭

(コメント) 納涼祭で、「焼きそば繁盛」は誰もが経験しているので、このままとする。

(添削例) 焼きそば繁盛町の納涼祭


(原句) 乾杯の栓開ける音夏の月

(コメント) 乾杯と栓を開ける音とは、順番が逆。             
       
(添削例) ペンディング


(原句) 街路樹に鳴き声残し蝉消える

(コメント) 「蝉消える」は、言い過ぎ。「蝉立てる」ぐらいが妥当。

(添削例) 街路樹に鳴き声残し蝉立てる


以上
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俳句サークル(’24.07)

2024年07月20日 10時01分52秒 | 俳句
 2024年7月の俳句会は、7月19日(金)に行われた。
なお、わたしの7月の宿題5句は次の通り。

(原句) 青々と真直ぐ伸びる青田かな

(コメント) 「青々と」「真っ直ぐ伸びる」は、何れも青田の説明であり不要。
       
(添削例) ペンディング

     
(原句) 土砂降りの雨足の音梅雨に入る

(コメント) 「雨足の」は不要。

(添削例) 土砂降りの音不気味なり梅雨に入る


(原句) 猛暑日や庭のとろける照り返し

(コメント) 「猛暑日」「とろける」「照り返し」は、同じような言葉の繰り返しになっている。

(添削例) 猛暑日の庭のとろけてしまいそう


(原句) 一時間水の温度でプールかな

(コメント) この句の意味が理解できないとのこと。             
       
(添削例) 一時間プールで過ごす至福なり


(原句) 母の忌や遺影と過ごす夏座敷

(コメント) 「遺影と過ごす」は、この場合「夏座敷」に含まれている。

(添削例) 母の忌や家族集まる夏座敷


以上
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俳句サークル(’24.06)

2024年06月22日 10時01分52秒 | 俳句
 2024年6月の俳句会は、6月21日(金)に行われた。
なお、わたしの6月の宿題5句は次の通り。

(原句) 郭公に聞き惚れ朝のウォーキング

(コメント) 「聞き惚れ・・・」は言い過ぎ。「朝郭公に元気をもらい・・・」とするとよい。
       
(添削例) 朝郭公に元気をもらいウォーキング

     
(原句) インターを出て麦秋の家路かな

(コメント) 下五「家路かな」は「家路なり」とするとよい。

(添削例) インターを出て麦秋の家路なり


(原句) 頼成の森の奥まで花菖蒲

(コメント) このままでよいが、「頼成(らんじょう)の森」は富山県人にしか分からない。

(添削例) 頼成の森の奥まで花菖蒲


(原句) 廃屋の垣根乗り越え濃紫陽花

(コメント) このまま。ただし、「廃屋」が気になるとのこと。             
       
(添削例) 廃屋の垣根乗り越え濃紫陽花


(原句) 夏山や緑深まる立寄り湯

(コメント) 「夏山」と「緑」は季重なり。夏山を具体的な山の名にするとよい。

(添削例) 牛岳や緑深まる立寄り湯


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俳句サークル(’24.05)

2024年05月18日 10時01分12秒 | 俳句
 2024年5月の俳句会は、5月17日(金)に行われた。
なお、わたしの5月の宿題5句は次の通り。

(原句) 上見ても下見ても空植田かな

(コメント) 中七・下五の語順を変えるとよい。
       
(添削例) 上見ても下の植田を見ても空

     
(原句) 新緑の青き木漏れ日露天風呂

(コメント) 中七の青きを取るとよい。

(添削例) 新緑の木漏れ日の中露天風呂


(原句) ひとつ見つけつぎつぎ見つけ蕨採り

(コメント) 蕨採りの人はみんな同感。そのまま句帳に残す。

(添削例) ひとつ見つけつぎつぎ見つけ蕨採り


(原句) 親友の竹の子美味し酒旨し

(コメント) 友達にこの句を上げるとよい。             
       
(添削例) 親友の竹の子美味し酒旨し


(原句) 兜付け眉目優しき武者人形

(コメント) 上五の兜は余計である。武者人形には付き物。

(添削例) 飾られて眉目優しき武者人形


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俳句サークル(’24.04)

2024年04月24日 10時01分49秒 | 俳句
 2024年4月の俳句会は、4月19日(金)に行われた。
なお、わたしの4月の宿題5句は次の通り。

(原句) 婆ちゃんの家庭菜園蝶々舞う

(コメント) 見たまんま。さもありなんという感じ。このままで。
       
(添削例) 婆ちゃんの家庭菜園蝶々舞う

     
(原句) 配膳をのせてロボット麗らかや

(コメント) 語順を入れ替える。

(添削例) 春うららロボット配膳していたり


(原句) 義姉たちとおしゃべり弾む桜餅

(コメント) 誰とおしゃべりしたかは言わなくてもよい。

(添削例) 桜餅おしゃべり弾むばかりなり


(原句) 花冷えやスワンボートの待つ出番

(コメント) 語順を少し入れ替えるとよい。              
       
(添削例) 花冷えのスワンボートや出番待つ


(原句) 八朔や皮むく君は左利き

(コメント) そのままで、思い出として句帳に残す。

(添削例) 八朔や皮むく君は左利き


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