去る9月2~3日 、山の天気情報を見ながら一番良さそうな二日間を選んで、
女房と中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2,956m)登山(山小屋一泊)に出かけた。
9月2日(火)(1日目)晴時々曇。
朝5:00、車で自宅を出発。
能越自動車道の高岡ICから東海北陸自動車道、
東海環状自動車道、
中央自動車道の駒ヶ根ICまで約320Kmをドライブ。
途中、ひるがの高原SA(6:30)
および美濃加茂SA(7:30朝食)で休憩。
9:30頃、菅の台バスセンター大駐車場(標高:850m)に到着。
約320Km、約4時間30分のドライブだった。
↑ 菅の台バスセンター大駐車場(1回500円)
きっぷ売り場で、高原バスと駒ヶ岳ロープウェイのセットになった往復きっぷを購入(3,900円)。
9:45発のしらび平駅行き高原バスに乗る。
バス専用の1車線しかない山道をしらび平駅へと昇る。
約30分の乗車で、
駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅(標高:1,662m)に到着。
↑ しらび平ロープウェイ駅
10:30発のロープウェイで千畳敷駅(2,612m)へ。
所要時間は約7分30秒。
千畳敷駅は、日本最高所駅であった。
↑ 千畳敷駅の気温14℃。ひんやりとした感じで気持ち良かった。
↑ 千畳敷駅から千畳敷カールの眺め
駒ヶ岳神社に登山の無事を祈り参拝。
11:00 千畳敷カールを仰ぎながら登山開始。
八丁坂分岐点。
↑ 八丁坂を登る
↑ オットセイ岩(12:00)
↑ 八丁坂の終盤付近
12:20 乗越浄土へ到着。
持参の握り飯で昼食を摂った。
↑ 乗越浄土
↑ 乗越浄土より中岳方面
13:00 中岳へ向かって出発。
↑ 天狗岩。ガスで視界不良。
13:15 中岳頂上へ到着。
↑ 中岳(標高:2,925m)
続いて中岳より木曽駒ヶ岳山頂を目指す。
14:00 木曽駒ヶ岳頂上に到着。
↑ 木曽駒ヶ岳(標高:2,956m)
↑ 頂上にある駒ヶ岳神社と山の表示板。頂上付近は風が強くて寒かった。
頂上を後に、頂上の直ぐ真下にある今夜宿泊する山小屋へ。
↑ 頂上木曽小屋の屋根が見えてきた。
14:20 頂上木曽小屋へ到着。
↑ 頂上木曽小屋
↑ 小屋の内部
この小屋は100名宿泊可能とのことだったが、
この日の宿泊客はたったの8名だった。
その8名の中に、自炊で宿泊のみの女性客もいた。
宿泊費は2食付で1人8,000円だった。
夕食は5時過ぎからだった。
18:10 小屋のおじさんに誘われて小屋の外で夕焼を見た。
↑ 夕焼。雲があり残念ながらあまりいい夕焼ではなかった。
気温は3~4℃だったので、防寒具ダウンを着たまま、毛布を2枚使い、
おまけに小屋のおじさんから貰ったペットボトルのあんかをして就寝。
あんかで足が温まったせいか、直ぐ鼾をかいて眠ったらしくみんなに迷惑をかけたらしい。
9月3日(水)(2日目)、曇時々晴。
2:00 トイレに起きたとき、小屋の外を見たら、満天の星空だった。
今では殆ど見ることのできない天の川まで見られ、とても感動した。
4:00 小屋の灯りが点灯。起床してカッパなど防寒具を着て御来迎のため頂上へ向かう。
頂上には、御来光を待つ何人かの人がいた。
4:30~5:00 雲海と雲間からのぞく朝日を待つ。
↑ 頂上でご来光を待つ
↑ ご来光
↑ ご来光を受けて赤く輝く頂上の標識
感動を胸に頂上を降り、小屋へ戻る。
6:00 朝食。
7:10 山小屋を後にして下山開始。
↑ 頂上木曽小屋より下山開始
頂上へは登らず、中岳・乗越浄土へと来た道を折り返す。
↑ 中岳頂上(8:00)
↑ 中岳頂上から見た宝剣岳
↑ 天狗岩(8:20)。昨日と違ってガスがなくすっきりと見えた。
↑ 宝剣山荘で休憩しコーヒーを飲む。(8:30)
↑ 乗越浄土
伊那前岳方面へ約1時間ほど散策。
9:30 乗越浄土より八丁坂を降りる。
↑ ロープウェイの千畳敷駅とゴンドラ
10:40 千畳敷の遊歩道へ。
お花畑を散策。
↑ 千畳敷カール
11:15 千畳敷駅へ到着。
11:30発のロープウェイに乗り下山。
11:45しらび平駅発の高原バス(臨時)に乗る。
12:20 菅の台バスセンター大駐車場に到着。
12:30~14:20 駐車場の近くにあった“こまくさの湯”で昼食後、
温泉に浸かって登山の疲れを癒した。
↑ こまくさの湯
14:30 駒ヶ根ICより自動車道で来たときの逆コースで帰宅の途に。
18:30 高岡ICより自宅へ無事に帰ることができた。