ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’14.09)

2014年09月20日 09時52分29秒 | 俳句
昨日9月19日(金)の夕方、9月の俳句会に参加した。
私の宿題3句は、以下の通り。
今月はさんざんの出来栄えで、3句とも直されてしまった。


(原句) 朝顔にそっと水遣る小児科医

(コメント)中七「そっと水遣る」からは、小さな植木鉢の朝顔か、プランターの朝顔かわからない。
プランターに植えた朝顔で日除けに利用している朝顔ならば・・・・

(添削例) 朝顔を簾に育て小児科医

なお、「朝顔」(秋)で「簾」(夏)で季だぶりとなるが、この場合は朝顔が主体なので構わないとのこと。


(原句) 雲切れて木曽駒覆う大銀河

(コメント)「雲切れて」は上、「木曽駒覆う」も上、「大銀河」も上。全部が上である。
順序を入れ替えて、上から下へ・・・・・。
下五は「虫の声」とすると、季だぶりになるので、「水の音」とする。

(添削例) 大銀河の木曽駒覆う水の音

この添削例句だと、木曽駒の裾野で詠んだ句になるのだが・・・・。
元々「木曽駒覆う」だと裾野で詠んだ句である。山頂で詠んだ句にしたいのなら、
「仰ぐ」とすべきであるとのこと。
私の思いを込めて再添削して頂いた。

(添削例) 木曽駒に立ちて銀河の懐に

日本語の微妙な表現の違いの難しさを改めて痛感させられた。



(原句) 街並みに麦屋の流れ笠踊り

(コメント)中七「麦屋の流れ」の順序を入れ替えた方がよい。
「流れ麦屋の」にする。

(添削例) 街並みに流れ麦屋の笠踊り 




コメント (2)
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