会期が4月6日(日)までのルーブル美術館展に行ってきました。1月24日から開かれていましたので、この長い会期と思うとつい油断して後回し。ようやくあるきっかけが出来まして妹と出かけました。
数々の展示品はパンフレットからです。
直にフランスでルーブル美術館を訪れていた妹も、内部が広すぎて、建物を見ているだけでも満足できるし、さらにテーマを持たずに行くと、大まかの捉え方で受け止めてしまいがちだけれど…と、今回は「フランス宮廷の美」というテーマで美術品が展示されていましたので、テーマを絞っての展示品を喜んで観て廻りました。
ただ東京の美術館は人が多くいるといつも感じます。私は海外では、アメリカしか美術館は訪れてはいませんが、広々とした空間で人たちも少ないし、気に入った展示の前では心ゆくまで観ていられるし、フラッシュ撮影まで許されていたのに…なんて喋りながら、見せて頂きました。
美術館を出るといつも遊んでみたくなるオブジェがあります。以前、二千和会のY.K.さんともここで同じように写真を撮ったことがありましたっけ! 今それを探して並べようと思って見つけたけれど、見当たらないのです。
写真の整理の仕方もなかなか巧く行ってないと反省しながらも前に歩くしかないのだと諦めのていでそのままでおります。(哀しい習性です、トホホ)
ところで上野の桜です。きれいです。ソメイヨシノはもう満開を過ぎて桜吹雪の下を知らぬ方々と行進しました。 下の写真は枝垂桜。
枝垂桜は風情をたたえて午後の日差しに、霞むように咲いていました。通りかかる皆さんもカメラを取り出し撮影会のようでした。
咲くのも桜、散っても桜・・・これも日本人の血が流れているせいでしょうか? 桜が咲いている季節、桜を見ると感激してしまいます。ならんで富士山に対しても同じ心持ちで感激し、良いことがある兆し…なんて勝手に思っているのは私だけではないと確信しています。
それで敢えて日本人の…と言ったわけですが、異邦人の方々も日本の桜を見ると同じような感激を覚えてくれるのでしょうか?
確かに異邦人の方がカメラを携え、写していましたが、花を見て「美しい!」と思われるのは同じかもしれませんが、日本人の特有の思い、潔さとか咲いた、散ったかのそわそわ心や武士の精神にも通じるような思いはしていないのではないかしら???
散るも桜で~す。肩に頭に降り注いでいました。