人生のむなしさを感じて、お通夜に参列した数日後新しい生命が誕生しました。
ママに似た目鼻立ちのはっきりした男の子です。
こちらがパパ&ママ
かなりお疲れのパパです。出産に立ち会いました(エライ)
かたやママはと言うと、ひと騒動(ー_ー)!!
予定日より2週間早い7日の朝、出血したからと電話があり、すぐに駆けつけました。パパはオロオロ。彼女はぽろぽろと涙をこぼしながら着替えていました。少量の出血で陣痛もないようなのですぐ産まれるということはないので、落ち着いて病院へ行きましょうということになりました。
稲毛パースクリニック
昨年、どこか産科医院はありませんかと聞かれて、ここへ連れて行きました。
本当に昨今は出産できる病院が少なくなっています。選択肢がありません。
おまけに彼女はイスラムなので男の先生の診察を拒否してこれからどうなることやらと心配しました。
初めての出産は誰でも不安なものです。ましてや異国での出産ともなれば不安も倍増するでしょう。すでに破水しているという診断で即入院。その間、彼女は「こわい・こわい!!」と泣きじゃくるばかり 『大丈夫、みんな最初はこわいのよ。でもママになるんだからね』と抱きしめました。
ベットの入ってからはさすがに覚悟を決めたようですが、それでも時折ボロボロ泣きます。励ましたり、なだめたり陣痛が来る度に腰をさすってあげたりと私も容易ではありません。
2日後、無事出産ほんと~~によかった・よかった。
本来は彼女のお姉さんが手伝いに来てくれることになっていますが、ビザの関係でまだ来ていません。それまでは友達が手伝いに来ることになったようですが・・・
無事、退院の翌朝「Help me!」の電話。
お風呂の手伝いです。病院で練習してきたというので私は下働き。
お湯は41度です。 『ハイ』
温度計は縦にしないで横に入れてください。 『ハイ』
石鹸ください。 『ハイ』
大事な大事な跡取り息子ですからね。慎重に慎重に
手伝いに来たお友達もこんな小さな子連れです。
この子の本当に本当に可愛いこと。思わずツーショットを撮ってしまいました。
買い物に行きたいというので「ウェルシア」から「パシオス」・「ダイソー」とこの子のママと3人で回りました。私がもっぱら子守り役です。カートに入れると嫌がるので抱っこしました。周りの人が一様に「可愛い!!」と言ってくれます。事実誰が見ても可愛い。最初は良かったのですが、彼女ののんびりした買い物にだんだんと腕がしびれてきました。「孫」を見るのも大変なのね。たぶん・・・
バースクリニックの待合室 2階が入院病棟 全部個室です。
思わぬ体験をしました。
息子ばかりなので出産にはそんなに関わらないと思っていました。今回はちょっとした予行練習??ってそんなことないか。
ここでは出産した日を『0日』と数え5日目に退院するそうです。
5日間の部屋代は5万。退院時の支払いは約41万。35万戻ってくるので差し引いた分を払っていました。
入院中よりその後が大変です。何度も電話がかかってくるし、行きがかり上彼女の家に通いました。
やっと、お姉さんがやってきました。やれやれホット一安心(*^_^*)