いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

演劇を見る会 (9月)

2008年10月03日 | SO-Color

   6週間のダンスレッスン (草笛光子・今村ねずみ 出演)
               
 実年齢が70歳を疾うに過ぎている草笛光子は、体もこんなに柔らかな美しさ。よく人から見られている職業は年相応に老いては居られないとか、常に美しいと言われていたいという情熱が、最大限気をつけて年を重ねているから実現するのだという。

  105回ちば演劇を見る会の例会は、充分に目を楽しませて魅せてくれたベテラン俳優、草笛光子のダンスも少し見せてくれるお芝居(シアター・フォーラム。相手役の今村ねずみに対してはテレビにも出演していないので知らなかったが、この方もまたスマートで軽妙ないい俳優だと思えた。
  
 
 72歳の未亡人と、若い(50歳くらい)ダンス出張教授の人生の機微や哀しさ、そしてウィットに富んだ台詞で展開する物語。年を取ってからの侘しさ、用心深さ、頑なさなど演出で見せてくれた。行動や考え方などの滑稽さや納得するところ、洒落ている。そして来るべきその年まで元気でいたいもの!美しくありたいね!と、思って観劇した。
             
 娘たちは私の誕生日にメッセージを送ってくる。この度もまた。「いつまでも若くてかわいいママでいてね。お誕生日おめでとう。これからの年も素晴らしい日々でありますように」 とか 「元気が一番!体に気をつけてますます楽しい毎日を過ごしてね 私たち家族も応援しています」 なんてメッセージカードや、ケータイメールで送ってくる。
 そうね、一般人も気をつけて年をとっていきたいと願い、一生懸命に日々を過ごしていきたいと思う心がけは大切ですよね。
            
 役柄ではなくて、草笛光子という俳優の生き方を垣間見るような素敵さを感じて観ていたひとときだった。