日本語訳を待ち続けて、ようやく手にしたハリポタ第6巻。
いつのまにかそれまでのあらすじと、
脇役の名前を忘れてました…。(- -;)
全巻一気読みできるだろう、後の世代が羨ましい。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス 上・下』J・K・ローリング 静山社 2006
前作で大切な人を亡くしたハリー。ヴォルデモートの復活で魔法界に恐怖が広がる中、彼は“選ばれし者”として注目を浴びる。休暇を終えたホグワーツ魔法学校では、皆、相変わらず授業やクィディッチや恋に忙しい。
ふとしたことから関わることになった“半純血のプリンス”の正体とは?
ヴォルデモートの過去も少しずつ明かされて、ハリーは戦いの場に臨む。
そしてまた、哀しい別れ…。
<ネタバレ注意・ごく軽く感想を書きますが、
何も知りたくない方は、読まないでください>
☆ストーリーについて
基本的には面白かったです!
いよいよ大詰め、という感じでした。
でもホグワーツの生徒さんたち、青春真っ盛りだから、
魔法界が緊迫しているのに恋愛模様が華やかで、
感情の行き違い等が読んでいて少し疲れました…。
だってねえ、みんなまだまだ子供だと思っていたのに。
あっちで別れ、こっちでくっつき…なんて、
大人になりすぎよう~。
(第1作のイメージが強くて、最近ついて行けてないわたし)
謎のプリンスの正体。←ちょっと意外。
ハリーの新しい恋人。←いまさら?(笑)
哀しい別れ。←これは予想通り。そうなると思ってた。
うむ。深くは語れないのですが、第7巻楽しみですね。
☆キャラクターについて
ハリーは成長しましたね~。
前作の反抗期を越えて、一回り大きくなった感じ。
哀しいこともあったから…。
今回も試練の連続ですが、ラストではなんだかたくましく見えます。
(成長過程の描き方が丁寧、ですよね。1作ごとに変化が分かる)
ロンは困った奴になっちゃいましたね…。
まあ、これが平均的な青年期の若者像なんでしょうけど。
手に負えないというか、面倒くさいというか(笑)。
誰しも通り過ぎる道なのかもしれないです。
ハーマイオニーは前作で、
男性陣よりぐっと大人びた印象だったんですけど、
今回は年相応な感情を持て余して大変そうでした。
いい子なのに…みんな早く気づけよ、と言いたい!
この主要登場人物三人は、勿論行く末が気になりますが、
キャラクターの中でホントは誰が好き?と聞かれたら、
ダンブルドア校長と、
狼人間リーマス・ルーピン元先生を挙げるでしょう。
強さや激しさをすぐに表に出す人よりも、
内面に秘めている穏やかな人のほうが好みです。
校長先生は成熟した大人だし。
ルーピン元先生は影があるし。
なんか渋い。なんか好き、です。
あとね、スネイプ先生。
まだひそかに応援してます。
以前登場したハリーのおとっつぁんが、
あんまりと言えばあんまりだったので。
スネイプ、なんでも好きなようにやれ、
などと、無責任に思ってたりして(笑)。
敵か味方か…もうどっちでもいいわ。(←ひどい?)
第7巻でも頑張ってください。
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