ボーイスカウト札幌第12団(札幌市北区)【笑顔の活動記録】

    ボーイスカウト札幌第12団の活動記録を自然体で伝えています 

10月30・31日の活動報告 ビーバー隊舎営「ビーバーのハロウィン2010」 2日目

2010-10-31 09:29:52 | ビーバー隊
2日目です

おはよー・・・・の挨拶をするが早いか、目が覚めた順に遊び始めるビーバーちゃんたち
寝袋を引っ張ったり、よその寝袋に割り入って寝てみたり、はたまた子猫の様にゴロゴロ転がって寝袋とたわむれてみたり
こうなってくると、大人もゆっくり寝てはいられません

順番に歯磨きや朝の支度を済ませて、寝袋を片付けます。
でもまだまだ幼いビーバーちゃんの手では、なかなか小さくまとまってはくれないのがこの寝袋・・・
リーダーに指示を受けながら、自分の寝袋をどうにかこうにか袋に詰め込みます
「ここは広いからいいけど、キャンプだったら狭いテントの中の作業になるんだよ」とリーダー。
来年のキャンプまでに、何度か家でも練習しなきゃね


お片付けが終わったら、朝食の準備です
と言っても、昨夜のシチューが残っていたので温めるだけ・・・ちょっと張り切って作り過ぎたかしら?
ごはんと、ストーブの上で温めたパンもありますよ

前日の夕飯の時もそうでしたが、なぜか食べ始めると、とーーーーっても静かなビーバーちゃん
ストーブから漏れる小さな小さな音さえ、部屋に響き渡ります。
普段はいくら言っても静かになんてならないのに、食べている時とのギャップが激しすぎてついつい笑ってしまう大人たちです


さて2日目の今日は、5月に見に行った北大の木々が、秋になってどういう風に変化したかを観察に出かけます

歩いてすぐの所にある北大の門をくぐると、そこは別世界





「うわぁ~」と声が漏れます。



きれ~~い


記念にパチリ


早速きれいな落ち葉を拾ったり、落ちた銀杏の実を棒で突っついたり、ビーバーちゃんたちの好奇心は止まりません
リーダーから『いろはもみじ』の名前の由来を教えてもらい、「いろはに・・・」と数えたりしています


門から5本目の木の幹に出てた
葉っぱの赤ちゃんはどうなったかな?と観察中

リーダーは、きれいな葉っぱや、色んな形のまつぼっくりや、どんぐりなどを拾い集めて袋に詰めてます。


みんなも一緒にきれいなどんぐり探してね

きっと何かステキな計画があるんでしょうね
それが何かは、お楽しみ


歩いて行くと、5月にみんなでお弁当を食べた場所に出ました。
そこには『かつら』の木があって、リーダーから「秋になると何かのにおいがするんだよって言ったのを覚えてる?」と質問がありました。
ビ「?????」
リーダーが「あ、今この辺でにおいがするなー」と言うと、ゾロゾロ~っと側に行きクンクンクンクン・・・・
ビ「?????」
「あ、ここすごくにおいするよー」と言うと、またゾロゾロ~っと行ってクンクンクン・・・・

どこかで何か美味しいものを作っている香りしかしませんが?

リ「おしょうゆのにおいがしない?」
そう言われて初めて、美味しそうな物の正体が桂の木だったことに気付きます

「ほんとだー!」「しょうゆだ!」「しょうゆのにおいするー!」と盛り上がる子供たち
どこかの食堂から流れてくるにおいではなかったんですねー
大人たちもびっくりです


朝の散歩をすっかり満喫した子供たち。
一人なら見過ごしてしまう物でも、みんなと一緒なら誰かが気付き、そしてお互いに教え合って・・・
新しい発見が身近な所にもたくさんあることを知ったようです



宿舎に戻り、荷物をまとめると解散となりました。
楽しかった2日間。子供たちの心に何を残したでしょうね?


ご協力いただいた保護者の皆様、差入れ・応援に駆けつけてくださった各隊のリーダー、皆様のお陰で無事に舎営を終える事ができました。
本当にありがとうございました

10月30・31日の活動報告 ビーバー隊舎営「ビーバーのハロウィン2010」1日目

2010-10-30 11:00:36 | ビーバー隊
ビーバー隊みんなが楽しみにしていた『お泊りプログラム』の日がやってきました
9月のキャンプに参加できなかったスカウトの為にと、リーダーが特別に企画してくれましたよ


今回は、風邪気味で体調が心配されたスカウトもいましたが、ビーバー隊全員と、姉2人・妹・弟の計8人の子供たちが参加。
今日からの2日間、どんなお楽しみが待っているのか、集合時よりみんなの期待は最高潮
お姉ちゃん2人はカブ隊に所属の先輩でもあるんです。頼もしいですね


まずは1日目の行動予定がリーダーより発表されました


それぞれ持参のお昼ご飯をいただき、次は工作の時間です。
今回は、空き缶を使ってのランタン作りに挑戦です。
缶の周りに元になる絵を貼り、その線に沿って押しピンを使って穴を空けていく・・・・と言うと簡単な感じがしますが、これが案外大変な作業となるのです

そうとは知らないビーバーちゃんは「大きいのがいい~」と大きい方の缶を意気揚々とチョイス



リーダーから空き缶が配られます


でも大人の心配をよそに、「手がいたーい」などと言いながらも、みんな根気強く頑張っていましたよ



みんなの目は真剣です。パパも頑張りますよ!


ランタンが完成したら、もう一つの工作に移ります。
リーダーから半分だけ何かの絵が描かれた紙が配られますが、頭の良いビーバちゃんは先ほどの教訓を活かし『小さい方の紙』を選んでました


半分に折った紙を線の通りに切っていくと・・・・


まずはリーダーのお手本をよーく見てー


開くとこんな風に


がいこつ~~~

みんなの作ったがいこつがズラッと並んだ様子は圧巻
同じ紙から同じ様に作ったのに、それぞれの個性が出ていて楽しい作品になりました


工作の後は、差入にいただいたロールケーキとポテトチップスで嬉しいおやつタイム
こんなに美味しいおやつが出るなんて、特別プログラムってステキ



温かいココアと一緒にいただきまーす


さてさて、遊んでばかりはいられません。
そうです、おやつの後は夕飯の準備です。

今日のメニューは、みんなの畑で採れたかぼちゃ入りのクリームシチュー
Iくんのお宅の畑からも人参の贈り物です


材料はこれ。ジャックさんと一緒にパチリ



みんなで力を合わせて作ります



ねこの手だよー


夕飯の支度の後は、リーダーが紙芝居をしてくれました。
ハロウィンに相応しく、フランケンシュタインとか、ミイラとか・・・ちょっぴり怖いお話しにみんな真剣に耳を傾けていましたよ。
夜、怖くて眠れない~って事にならないかしら?と心配する大人たちに、「全然怖くなかったよー」と男らしいビーバーちゃん



内心はドキドキドキドキ・・・・・


お母さん達が夕飯の仕上げをしてくれている間に、本日のメインイベントに移ります。
リーダーから「ハロウィンの仮装の準備をしてきてね」との指示があったので、みんなそれぞれに用意してきていた変装グッズに身を包みます。
「こわーい!」とか「かわいい~!」などと言いながら、ワイワイ楽しい雰囲気に



全員集合~! いかがかしら?


さぁ、街に出てみんなを驚かせちゃうぞ~!


近くにある副団委員長の経営する美容室にお邪魔して・・・



トリック オア トリート

お店のお客さんもビックリですね
みなさま、お騒がせいたしました そして、お菓子をありがとうございました


仮装行列(?)を終え、戻ってきたみんなを迎えたのは・・・・



みんなが作ったランタンのやさしい光です
「キレーイ」とみんなの目もキラキラに。
自分の作ったランタンを探しながら、ゆっくりゆっくり光の階段を上っていきます。

ランタンの光にほっこりと心が温まったら、お次はお待ちかねの夕食です。
温かいシチューが冷えた身体を温めてくれますね

先日カブ隊に上進した仲間も遊びに来てくれ、一緒に楽しい夕食タイム


いただきまーす


コウモリや星の形の人参が、目にも楽しいシチュー


分厚く切った人参が所々固かったりもしたけど、みんなで力を合わせて作ったシチューはとっても美味しかったね
おかわりもして、おなかいっぱいになったかな?


夕食の後は、ゲームタイムです

ボール運びゲームでは、スプーンで隣にボールを渡して行き、1分間でどれだけ運べるか?というゲームをしました。
これが意外と難しく、ついつい手が出てしまうビーバーちゃんです


がんばれーー


ボールにはリーダーお手製の顔が(笑)


次は、ミイラ男を作っちゃおうゲーム(勝手に命名)
ルールは簡単。2チームに分かれ、みんなの大切なパパたちをトイレットペーパーでぐるぐる巻きにしちゃいます。
カブ隊のお姉さんたちは救急法のノウハウを活かして、丁寧に巻けるかな?

包帯と違いすぐに千切れてしまうペーパーでは、なかなか巻いていくことが出来ず、途中からテープを使ってもいいルールに変更。



だんだん巻けてきましたね


必死に巻く者あり、笑い転げる者あり、それはそれは盛り上がってました


見よ、この満面の笑みを


どっちが上手に巻けたかな?


どっちもいい味出てるー(笑)

右側のパパ、なかなか良いボロボロ感が出ています
リーダーが読んでくれた紙芝居に出てきた、森を走った後のボロボロミイラみたいでとってもリアリティがあります。
左側のパパ、真新しい包帯に身を包んだミイラのようで、なかなかきれいに巻けています

結果、甲乙点け難いという事で引き分けになりました
ご協力いただいたお父様、お疲れ様でした ありがとうございます。


いよいよ最後のゲームは、座布団版椅子取りゲーム「島取りゲーム」です。


音楽を良く聴いてー

負けて悔し涙が出ちゃったりもしたけど、子供たちはとっても楽しんでいました。


こうして、1日目の予定は全て終了です。
風邪のためお泊りしないで帰るスカウト、遊びに来てくれたカブ隊のお兄さんとお別れし、就寝準備に取り掛かります。

それぞれの寝袋に入り消灯をしてからも、なかなか寝付けない子がいたり、早々に寝息をたてている子がいたり、お姉さん達はガールズトークに花を咲かせたり・・・

明日はどんな1日かな?
期待を胸に眠りにつく子供たちでした

10月16日(土)の活動報告  ビーバー隊・カブ隊合同  友遊キッズで遊ぼう

2010-10-16 11:03:52 | ビーバー隊・カブ隊合同
一年に一度、札幌市内で活動する少年(少女)団が多数参加する「友遊キッズランドinつどーむ」に参加してきました

ボーイスカウトのコーナーは「スカウトの森大冒険」と題し、魔境の森を通り抜ける為に五感を発揮させるプログラムが準備されていました

「スパイダーボールを作ろう」
スカウトの森に入るとすぐにあり、ここで、冒険の最後に対決しなければいけない「くも男」を退散させる武器(紙ふうせん)を作ります。
折り紙を折って開いて・・・簡単そうなのですが、角と角を合わせるのに一苦労したり、細かい作業に四苦八苦したり・・・  以外に時間がかかりました。


  


やっと折り終わった紙ふうせんを持っていよいよ冒険の始まりです

「ロープの館」
テントの中に入ると仙人(?)が待っていました。この仙人に教わりながら、ボーイスカウトの必須アイテムでもある「ロープ」を使い、これを本結びで大きな輪を作り、獲物を捕らなければなりません。
カブスカウトは何度かロープ結びをしたことがあるので簡単だったと思いますが・・・
ビーバーちゃんも楽しんで参加していたようです


  


「暗闇で獲物を当てよう」
先ほどと違うテントに入ると、なにやら袋が並んでいました。
この袋に入っている獲物の名前を覚え、テントの外で答えなければなりません
みんな各自が持っている記憶力をフルに使い、必死に覚えていました


  


「魔境の橋」
崖の上に張られたロープのつり橋を渡らなければいけません
この釣り橋の下には恐ろしいワニが待ち構えていました 細いロープの橋を踏み外すと、ワニに食べられちゃう


  


「迷路に迷い込んだ
無事にロープのつり橋を渡りきったら、今度は迷路が待っていました
カンを頼りにゴールを目指しました


  


「くもの巣男」
地面に張られた大きなくもの巣。そこに恐ろしそうなくも男が待ち構えていました
今までの冒険を終了するたびにスパイダーボール(紙ふうせん)にスタンプが押され、このボールには特別な力が備えられました
くもの巣を通り抜けなければ、「冒険の森」を出ることが出来ないのですが、万が一この子も男に襲われそうなったら、今まで力を蓄えてきたボールを投げつければ、退散させることが出来るそうです


  
  


最後に「ボーイスカウトワールド」があり、無事にゴールできた人には「バッチ」がもらえました。またこのコーナーにはボーイスカウト活動紹介のパネルもありました。

他の団体のコーナーも全部参加し、楽しい一日を過ごすことが出来ました。

ボーイスカウトのコーナーにはいつも長蛇の列が出来、担当スタッフはとっても忙しかったですが、少しでも多くの人に「ボーイスカウト活動」を知ってもらい、スカウト仲間が増えればいいなぁと思いました。

このコーナー設置にあたり、札幌地区の各団のリーダーさんたちは当日朝早くから準備していました。本当にお疲れ様でした

10月11日(月)の活動報告  札幌地区集会inモエレ沼公園

2010-10-11 09:52:07 | 団行事など
スカウトフェスティバル  スカウトみんな、兄弟・姉妹だ


札幌地区のボーイスカウト(ビーバー隊・カブ隊・ボーイ隊・ベンチャー隊・ローバー隊全て)が一堂に集まり、地区集会が札幌市のモエレ沼公園で行われました。
今までは各隊ごとに地区集会が行われていましたが、今回は初めての試みで全隊で「みな兄弟・姉妹になろう」と言うことでこの集会が行われました


開会式の後、各グループにこのような紙が渡され、ポイントのキーワードを集めながら、クイズやゲームに参加するようです


  


広~い公園内を隅から隅まで行かなくてはならず、また木々の間にもポイントがあるようなので、公園内の小道ではなく、普段通ることのほとんど無い林の中をいろいろと歩きました


  


ポイントも上手に木の中に隠されていて、注意力も必要でした


  


このポイントに隠されたキーワードを見つけたら、次はコーナー毎のゲームです。チームメイト全員で協力・参加しなければならないのがほとんどで、チームワークが試されましたよ

例えば、3本のロープをリーダーから指定された結び方で一本につなげ、その長いロープで大縄跳び何回飛べるかな


  


他のポイントではフリスビー輪くぐしゲーム。
チームメイトが投げたフリスビーをフラフープの輪を通す・・・と書けば簡単そうなゲームなのですが、投げる人、受ける人の息が合わないとなかなか上手く出来なかったです
ビーバーちゃんが何処に飛ぶか分からない様な投げ方をしても、チームリーダーは必死に取る努力をしていましたよ


  


公園内にある山(大・中二つ)の頂上にもポイントがあり、山登りもしてきました
眺めはとっても良いのですが、風がとっても強く体重の軽いビーバーちゃんは飛ばされそうでした
ここではボーイ・ベンチャースカウトの必須道具でもあるコンパスを使ったゲームなどがありましたよ


  


個人プレーのゲームとしては、靴飛ばしがありました
簡単なのですが、風が強く、靴が風に流され思った方向には飛んで言ってくれませんでした


  


数あるポイントのゲームの中で一番チームワークが試されたゲームは、「目隠しムカデ」(スイマセン、勝手に名前をつけました
最後尾のチームリーダー以外はチーフで目隠しをし、リーダーの合図でボールをとりに行くのですが、先頭のスカウトも目隠しをして不安そうにヨロヨロと歩いていくので、目標地点に誘導するのが大変そうでした


  
  


様々なゲームを通して、スカウト同士兄弟・姉妹になれたかな

またいろいろなゲームを考え、準備してくださった各団のリーダー方、本当にお疲れ様でした
とっても楽しい一日を過ごすことが出来ました

10月3日(日)の活動報告  札幌地区行事  赤い羽根共同募金

2010-10-03 09:52:41 | 団行事など
今年も毎年秋に行われる「赤い羽根共同募金」活動に札幌地区ボーイスカウトも参加してきました。

雨が降りそうなちょっと肌寒い日でしたが、みんなで助け合って住み良い地域を作るお手伝いを札幌第12団のスカウト達もしてきました

皆さんもご存知のこの募金で集められたお金は、様々な福祉活動(地域福祉活動や草の根のボランティア活動支援活動)に使われています。

まずは今日参加する団体(ボーイスカウト・ガールスカウトなど)が札幌市市役所ロビーに集まり、出発式を行いました。


  


「ご協力、お願いしまぁす」の元気のいい掛け声に、たくさんの方々が足を止めてくださり、募金をしてくれました


  

  

  


決して自分達のお金になるわけではないのですが、「人のために役立っている」と言う思いがみんなあるのか、箱に「チャリン」という音がすると、みんなの顔が自然と笑顔になり、ますます元気のいい声で「お願いします」と言える様になりました。

ご協力してくださった通行人の方々、本当にご協力ありがとうございました