ボーイスカウト札幌第12団(札幌市北区)【笑顔の活動記録】

    ボーイスカウト札幌第12団の活動記録を自然体で伝えています 

9月30日(日)の活動報告  団行事  発団55周年記念集会

2012-09-30 13:17:16 | 団行事など
入団式、記念式典、とスカウト達(大人もかな)にとっては厳格で厳かな時間が続き、そろそろじっとしているのも限界かしら

55周年の記念式典ばかりではなく、全員が参加できて何か想い出に残る行事も一日の最後の締めくくりに行いたいね と、リーダー方や団委員からのリクエストもあり、55周年にちなんで、5m50cmの海苔巻きを力を合わせて作ろう と言うことになりました。

ビーバーちゃんも今日入団式を終えたばかりのスカウトもリーダーも団委員長も来賓の札幌グリーンライオンズの会長さんも・・・全員が心をひとつにして協力し合わないと上手くいきません まるで今後の札幌第12団の未来を占っているような・・・


まずは6mくらいにテーブルを一直線に並べ、何処から何処まで ”巻き簾”を並べたら良いのか、ビーバースカウトの曇りの無い真剣な眼差しできっちりと測ってもらいました


  


海苔をとっぎれる事無く敷き詰め、寿司飯を海苔巻きを作りやすいように薄く置いていきます。この時期食中毒も怖かったので、念のためゴム手袋を履いて全ての作業を行ったのですが、ご飯が手袋にべたべた付いてしまい、非常にイライラしてしまう作業となってしまいました
しかし、心の広いカブ隊隊長は不平不満も言わず、にこやかに作業を行ってくれましたありがとう





中身の具も一列に並べ、全員スタンバイO.K.です





団委員の掛け声で保護者の手助けも得ながら全員一緒に巻き始めます。最も緊張する場面でしたが、心が1つになれ、途中で切れる事無く綺麗な5m50cmの一本の海苔巻きが出来上がりました


  
  みんなホッとした顔をしていますね

  
  見て 途切れていないでしょう


きっと12団の未来もこの海苔巻きのように長~く続いていくことでしょう

せっかく長~い一本の海苔巻きを作りましたが、全員で美味しく頂いて欲しいので綺麗に切り分け、「いただきまぁす





全ての海苔巻きが綺麗さっぱりと全員の胃袋に納まり、解散となりました。

札幌第12団はこれからも発展し続けながら、60年、100年と活動が途切れる事無く続くように、団委員をはじめ、関係者一同心をひとつにして活動を支えて行きます。
皆様のご理解・ご協力を今後も宜しくお願い致します

9月30日(日)の活動報告  団行事  発団55周年記念式典

2012-09-30 12:14:36 | 団行事など
ボーイスカウト札幌第12団は今年度55周年を無事に迎えることが出来ました  一言に55年 と言いましてもいろいろな出来事が有っての55年です。 平穏無事の歴史ではなく山あり谷あり・・・  今の12団が存在するのもこの歴史を築き上げてきた先輩方のお蔭です。

そんな先輩方への感謝の気持ちを込めて、ボーイスカウトの創設者ベーデンパウエル卿と札幌第12団の育成会長(北大寺住職)そして来賓の方が見守る中、「献華・献灯」を厳かに行われました 





続いて隊旗入場です。いつも各隊の活動はこの隊旗と共に行われているとっても大切な物です 今日入団したばかりのビーバー隊のSちゃんも見事大役を果たしてくれました 


  


ステージ上に大切なものが全て揃った所で、育成会長から札幌12団が無事に55周年を迎えられたこと、これには沢山の方々の支えがあった事、この歴史を築いてくれた方々に感謝の気持ちを持つこと。今私達がここにいられるのは、先祖がいてくれたからでもあるので、この先祖を大切にする事。そして一番大切なのは、これからも決して平穏無事では無いかもしれない私達や12団の未来の為に「備えよ常に」の心がけを忘れないこと。等をスカウト達にも分りやすい言葉でお話してくださいました


  


来賓の札幌グリーンライオンズ様より、お祝いの言葉と記念品としてカブ隊の隊旗を頂きました。いつも何かと私達の活動にご理解・ご協力してくださり、本当にありがとうございます


  


さて、ここ数年のスカウト達の活躍はどうなのでしょうか 誇らしいことに富士賞・菊賞を受賞出来たスカウト達がいます 後輩スカウト達もこの素晴らしいスカウト達を目標にいろいろな事に自分達から挑戦して行って欲しいですね

他のスカウトもちゃんと頑張っていますよ。長期継続スカウト(5年・10年)それぞれに該当者がいて、北海連盟から表彰されました。 継続は力なり ですね。


  


スカウトを指導してくださっているリーダー達も長年の功績をたたえられ、北海道連盟特別有功章を授与されました。リーダー達はボランティアの精神でスカウト達を指導してくれています。本当にありがたい事ですね これからも宜しくお願いします


  


札幌第12団からもスカウト活動を通じ、本団の発展に著しく功績のあった指導者および団委員を表彰させてもらいました。 





これからの12団の発展を祈願して、副団委員長と一緒に「弥栄(やあさか)」を出席者全員で行い、団委員長の挨拶で発団55周年記念式典は終了しました

表彰ばかりの式典なので特に幼いスカウト達は直ぐにあきて、もぞもぞし始めるかな、と思っていましたが、全スカウト達が真剣な眼差しで表彰されるスカウトやリーダー達を見つめていてくれました。

式典の準備不足な為、当日走り回っていた担当者をさりげなくフォローし、スカウト達を的確に指導してくださったリーダー方、本当にありがとうございました 

 

9月30日(日)の活動報告  団行事  入団式・上進式

2012-09-30 11:03:47 | 団行事など
ボーイスカウト活動の節目の行事としてビーバー隊からカブ隊へ、カブ隊からボーイ隊へ・・・と言う上進するための儀式、上進式がこの季節行われます。今年は寂しいことにボーイ隊からベンチャー隊に上進するスカウト1名のみの式となってしまいました  準備段階から分っていたことなのですが、団委員や指導者一同、ちょっと寂しいね と話していたところ、うれしいニュースが急に入ってきました なんと、ビーバー隊・カブ隊それぞれに入団希望者が居るとの事です
入団式まで時間が無く、あたふたと準備を進めていましたが、協力的な団委員やさりげない指導者のお手伝いのお蔭で、何とか間に合いました

新入団者の2名 ビーバー対Sちゃんとカブ隊Mちゃんは先日行われた里山キャンプの参加者です。一緒に寝泊りした体験もありスカウト達ともすっかり馴染んでいるようです

式の始まる前も2人とも物凄くリラックスしていました


  
  どれが私のチーフになるのかしら


  
  誓いの言葉ちゃんと覚えたよ


二人とも各隊長と隊旗に「ちかい」の言葉を、大きな声ではきはきと言ってくれました。

ベンチャー隊に上進するN君もさすが 堂々と「ちかいとおきて」を言ってくれました。


  
  みんなの目標となるスカウトです


式の締めくくりとして、各新入団者・上進スカウトとその保護者の方たちから一言ずつ挨拶をしていただきました。皆さんそれぞれ期待と希望をもって札幌第12団をに入団して下さったようです。
私達団委員も微力ながら協力していきますが、みんなで元気よく活発な活動を行われるようにしていきましょうね

9月23日(日)の活動報告  ビーバー隊  芸術の秋を満喫しよう!

2012-09-23 14:55:28 | ビーバー隊
北国の北海道札幌市ではもう季節が秋に変わって来ました 秋といえば・・・ 食欲の秋・芸術の秋・読書の秋などなど、いろいろありますが、文化・芸術活動の盛んな札幌市内で活動しているビーバー隊らしく、「芸術の秋」にスポットを当てて活動することになりました。
活動場所は音楽ホール「kitara」があることでおなじみの「中島公園」です。ボーイスカウト活動で音楽鑑賞ですか いえいえ、中島公園内には音楽ホール以外に「芸術」を楽しめる施設があるんですよ

この日は見学のお友達も来てくれました まず、地下鉄南北線中島公園駅の出口のすぐそばにある「こぐま座」へ行き、人形劇と紙芝居を鑑賞してきました。


  
  何が始まるのか、楽しみだね

この「こぐま座」では、劇が始まる前と終わった後に、実際に使われる人形を操作させてくれました。好奇心旺盛のビーバーちゃん達も早速あれこれいじらせてもらいましたが、人形劇を見る前はただ人形を操作しているだけだったのですが、見終わった後は劇中の人形になりきって、台詞を言いながら操作していました


  
  私達の演技、上手でしょう


まだまだ人形達とたわむれて居たかったけど、お腹もすいてきましたので人形達にバイバイです


  
  素敵な人形劇、ありがとう


kitaraを右手に中島公園内を進んでいくと池に遊びに来ているカモや、カラス、ハトがいました  


  


さてここでリーダーからビーバーちゃんに問題です 池を泳ぐことの出来るカモと、泳ぐことの出来ないカラス(ハト)の足の違いは何でしょう
鳥の足なんてマジマジと見たことの無かったビーバーちゃん達、一生懸命観察して導き出した答えは「指と指がつながっている」でした。素晴らしい 「水かき」と言う言葉をまだ知らなかった様なのですが、ちゃんと「上手に泳げる為」に付いている事は分っていました

天気も良く風も気持ちよく吹いていたので屋外でお弁当を頂くことにしました スカウト活動では屋外でご飯を食べることは普通のことだったのですが、見学に来てくれたお友達にとってはなかなか機会の無かったことだったらしく「外で食べると美味しいね」と言ってもらえました。

食後は公園内を散策して、どんぐりを拾ったり、


  
  リスには負けないわよ


キノコの観察をしたり、


  
  松の根元に生えているけど、まさか


歩き回っているうちに次の目的地でもある「道立文学館」に到着です
ここでは文学館まつりが行われていて、「秋のミニ色紙作り」を体験することが出来ました





他にもいろいろ工作することが出来て個性豊かな物が出来上がりました。


  


さぁ、たっぷりと「芸術の秋」を満喫出来たので、地下鉄に乗って帰りましょうね と駅を目指して歩いていきましたが、途中で遊具を発見してしまいました 見てしまった楽しそうな物を素通りして行ける訳がありませんよね 仕方ありません。保護者の了解を得て解散時間を延長して遊んでもらいました 時間を決めて遊んでもらいましたが、まだ帰りたくなぁい と言って約束を破ろうとしたとたん突然空がピカリと光りました。やっぱり約束を守らないといけないですよね

「芸術の秋」を満喫できたと思うけど、次は何の「秋」が良いかな
まだまだ楽しい活動を沢山用意していますので、気軽に見学に来て下さいね。お待ちしています

9月23日(日)の活動報告  カブ隊  森と歴史の路

2012-09-23 09:29:12 | カブ隊
里山キャンプ(8月1819日 厚真町)では森の大切さを肌で感じ、水道記念館見学(8月25日)で森と水の関係を学び、下水道科学館見学(9月8日)で汚してしまった水の行方を学んできました  この3回の活動を通して森が無ければ豊かな自然も無く、水の循環も上手くいかないことが分りました
また札幌市は屯田兵によって開拓されましたが、この開拓にも森と川(水)が深く関係しているような事もなんとなく分ってきました

私達札幌第12団の本拠地は札幌市北区にあり、北大周辺や麻生地区を中心に活動を行っていますが、この活動拠点にも森や水辺、また開拓の歴史を学べるところがいくつかありそうですよ

森と歴史の路をたどって見ましょう

まずは歩いて屯田公園を目指します この屯田という地名にも歴史があるのですよ。皆さん分るかしら 地名の通り、屯田兵により開拓されたからなんでしょうかね・・・

この屯田公園のすぐ傍には、屯田地区と新琴似地区の境界に伸びる、約3キロメートルの通称「屯田防風林」があります。これは、強風から農作物を守ろうと、屯田兵がコの字型に自然林を残して作った防風林の一部といわれているそうです 何か歴史を感じることが出来るかもしれません。早速散策してみましょう 後にこの防風林には水田のための用水路も作られるなどこの周辺の住民の生活には欠かせない林となったそうです 

今ではすっかり地域住民の憩いの場となっている防風林ですが、小川や池がまだ昔の名残を感じさせてくれますね  
スカウト達も池の観察です 何が住んでいるかなぁ アメンボやザリガニがいて、短時間でしたがザリガニ釣りをやってみました

次に訪れたのは、「屯田郷土資料館」です。ここには開拓時の屯田兵屋が復元されているほか、屯田兵に関する資料が展示されていました。私達がお世話になっているこの地域も、沢山の方々のお蔭なんですね

この資料館の近くにある「屯田兵第一大隊第四中隊本部跡」や「水田開発記念」の碑も見てきました。札幌市のあちらこちらに様々な碑が建てられていますが、このように歴史を学びながら訪れると碑の存在感が違ってきますね

今回はあまり時間が無かったので訪れられる場所が少なかったのですが、森と水の長い歴史、そしてそれを守ってきた屯田兵について学べることが出来たようです



9月8日(土)の活動報告  ビーバー隊・カブ隊合同  汚れた水は何処に行く?(下水道科学館見学)

2012-09-08 11:18:47 | ビーバー隊・カブ隊合同
前回の集会では「水道記念館」を見学して、森の役割について学んできました 私達が生活していくうえで最も必要な水と森の関係について少しは理解できたようです  
では、生活していてどうしても汚してしまった水は何処に行くのでしょうか 汚れたままにしておいたらどうなってしまうのでしょうか カブ隊のみんなでまずは考えてみました


  


カブ隊が勉強している間、ビーバーちゃん達はお邪魔しないように、一足お先に科学館へ移動しました

さてカブ隊も下水道科学館に出発 と思ったら、「ねぇねぇ、カブコールやらないの」とスカウトから言われました。何でもポーズが気に入ったようです


  


下水道科学館に到着すると物凄い人、人、人・・・  今週末はイベントが行われていて沢山の人でにぎわっていました。 まずはサブマリンアクアツアーと言う題名のビデオ(3Dシアター)を見て、大まかに汚れた水をどうやって綺麗にしているのかを学んで来ました

丁度イベントに合わせて北海道大学の先生が、「水は生きている」について詳しくお話をしてくださる講座があり、カブ隊は参加することが出来ました。この講座では雨はどうして降るのか 私達が汚した水をそのまま川や海に流してしまうと、自然環境はどう変化してしまうのか 札幌市ではどのようにして汚れた水を綺麗にしているのか、またこのきれいにした水は何処に行くのかなどを分りやすくお話してくださいました

札幌市北区民の憩いの場にもなっている「安春川」の水は下水の汚れた水をここの水再生プラザで綺麗に処理された水が流れているようですよ

ビーバー隊もカブ隊も、安春川にも使われている「下水を綺麗に処理した水」を作っている「水再生プラザ」を実際に見に行きましょう 係りの説明員の方が、「プラザ」の中に入れてくださり、各工程の水を試験管に汲んで実際に見せてくれました。確かにうっすら濁っていた水が処理を施す度に少しずつ綺麗になっていき、安春川に流せる水になった頃には透き通った綺麗な水に生まれ変っていました こんなに綺麗になっている水なら魚も沢山生息できるし、その魚を食べようとする鳥たちも沢山来そうですよね

みんなで勉強した後は各自で館内を回って興味を持ったコーナーでいろいろ体験してきましたよ。


  


屋外にもイベントに合わせてエネルギーについて学べる体験コーナーもありました。


  


各年代に合わせたコーナーが充実していて、ビーバーちゃんも飽きる事無くいろいろなことに挑戦することが出来たようです