全世界の人が平和の精神のもと、スポーツで手をつなぎ合おうという意味があるオリンピックのシンボルマーク
5つの輪が表しているのは世界の5大陸(南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア)だが、どの色がどの大陸かはあえて決めていないそうだ
日本選手団の皆さん、ソチオリンピックとパラリンピックでたくさんの感動をアリガトウ
そしてお疲れさまでした
オリンピックが閉幕したら、応援疲れかもしれないけど何だか気が抜けちゃったなぁ・・・
しかし実はひそかに
カブリンピックというモノも行われていたことを皆さんはご存じですか?
今日は札幌地区のカブスカウトたちが参加したそのカブリリンピックの模様を、私(葛西選手世代)がスクープ写真を交えながらお届けします
会場は北海道神宮、ここは選手村の参集殿だよ 各団のリーダーたちによる朝の打ち合わせ
まずは開会式、注意事項等に耳を傾ける ビシッと敬礼 メリハリ大切だね
その後バスで目的地に移動 バスを降りたら長~いエスカレーターに乗って
着いたところは大倉山シャンツェ、札幌オリンピックでは歴史的な出来事が生まれた
そして一行は隣接するスポーツミュージアムへ入館、手渡されたパンフの中には札幌オリンピックに関するクイズがあったよ
ジャンプで3個のメダルを独占したんだ(トワエモワも歌えるとトシがばれるぜ) 初期のスキーなども展示されているんだ
競技体験
この館内では様々なウインタースポーツを疑似体験できるんだ
12団のスカウトたちのチャレンジを見てみよう
ジャンプ
アプローチでスピードに乗り 力強く踏切りV字飛行
テレマークせず着地 減点か? 女子ジャンプの大先輩 これはK点(危険地点)越えてるな
クロスカントリー
全力疾走の距離競技でアツくなれ 12団で勝手に金銀銅のメダル独占
ボブスレー
ボブスレーは氷上のF1と呼ばれ最高速度は時速140kmにも達する スタートから50m位はソリを押して突っ走り、それから飛び乗る
ドライバーがハンドルを操作し残りの選手は頭を低くする ブレーキはあるがゴールまで使えない
アイスホッケー&カーリング
トリプルキーパーでゴールに隙間なし 花崗岩で作られているカーリングのストーン 20kg位あるよ
スピードスケート
まるで反復横とび 新記録達成か?
フィギュアスケート
顔が小さすぎるなぁ スノボーも見てね
どっちに回ろうかな 足伸びてます
早くキス&クライに行かなくちゃ TANUKIだって回っちゃう
参集殿にて
冬の競技の華フィギュアスケートを体験し、すべての競技体験を終えたスカウトたち
札幌オリンピックに関するクイズで当時のことも色々勉強したハズであった
来た時と同じ道のりで参集殿まで戻ったみんなを待っていたのは・・・・・・・・
「クレヨンしんちゃん」がボーイスカウトの活動を体験する話 最終的にはガールスカウトに入団したいと言い出す(笑)
晩ご飯
晩ご飯はみんなが大好きなカレー、家から持ってきた白飯にカレーをかけてもらう 甘口と中辛があったよ
12団のスカウトたちが代表して「いただきます」の発声 美味しそうに食べてるね
誰かしら?おくびを出すなんて・・・ ワタシたちは品がよろしくてヨ
ウルトラ○×クイズ
カレーは大変美味しかったです・わが団は全員がおかわりもらってました
用意された方々に感謝です・ご馳走様でした
さて満腹になったところで本日勉強したことの復習も兼ねて○×クイズが始まったよ
このクイズはオリンピックにちなんで国別の対抗戦で行われたんだ(4カ国対抗)
問題はすべてスポーツミュージアムにあった情報から出されたよ
みんなの成績はどうだったのだろう?
司会役と国名をコールする役のリーダーがコンビで登場 先頭のスイスからロシア、カナダ、日本と入場行進
最終ランナー役のリーダーが聖火台に点火 今日は出番が多いワ
○と×どちらかに偏るみんな よく分かっていない様子だが立ち上がる
名刺交換
5つの輪を正しく並べて五輪のマークを完成させるクイズなんかもあって、全般的にどのチームもクイズには苦戦した様子だったなぁ
素晴らしい問題を考えてくれたリーダーたちにも感謝です・勉強になりました
さて続いて名刺交換タイム
リーダーたちの名刺交換の見本例を見せてもらった後
前回の集会で作った力作の名刺を手に、他の団のスカウトたちと交流しようと会場内を歩き回る12団のスカウトたち
元気よく交換出来たかな
子供たちの名刺交換はドロドロしてなくてさわやかだね
みんなチョッピリ恥ずかしそうにしていたのがとても微笑ましかった
1枚残らず交換できてよかったネ
さらに交換した相手と文通するとカブ隊のチャレンジ章がもらえるから頑張って欲しいな
1日目の終わりに
カブコール 〈Cub Call〉
カブ隊の隊集会のセレモニーとして、「バック、バック、バック」の合図で集合し、隊長の合図で大輪になってから、
カブコールの歌(中村 知作詞・作曲)を歌いながら行う一連の動作
ウルフカブスハンドブックにある「グランドホウル」を日本流にしたもので日本独自のスカウト用語である
さて内容盛りだくさんだったカブリンピック1日目
最後にHリーダーがオリンピックで実際にあった素敵な話を聞かせてくれたよ
先日のソチオリンピック・男子スキーの距離競技中、ロシア代表の選手が転んでスキー板が折れてしまいました
何度転んでも立ち上がり進もうとしましたが、ついにスキー板はバラバラになってしまいました
その時、ライバルであるカナダチームのコーチがスキー板を持ってきてくれて、ロシアの選手は無事ゴールすることが出来たそうです
カナダコーチはインタビューで「見ていることが出来なかった、地元ロシアの選手に恥をかかせたくない一心だった」と語ったそうです
話はこれだけではありません
実はこのカナダコーチの奥さんはスキー選手で、8年前のトリノオリンピックに出場していました
その決勝戦でカナダ選手のストックが折れてしまったのです
カナダは4位まで順位を下げメダルは絶望的となりました
しかしその時、2位のノルウェーのコーチが飛び出てカナダの選手に新しいストックを渡したのです
そのまま放っておけば強いカナダはメダルを取れず、自分の国ノルウェーがメダルを取れるのに・・・・・・
ノルウェーのコーチはストックを手渡したのです
皆さんがコーチならどうしたと思いますか?
結果としてカナダは順位を上げ銀メダル、ノルウェーは4位となってしまいました
ノルウェーの人たちはこのコーチを責めたと思いますか?
カナダもノルウェーもこのコーチの勇気ある行動をほめたたえ、カナダからはコーチに7400個ものメープル
シロップが贈られ、ノルウェーでもコーチが支援するガン撲滅慈善団体に270万円もの寄付があったそうです
カブスカウトのさだめに「カブスカウトは互いに助け合います」「カブスカウトは進んで良いことをします」とあります
皆さん静かに目を閉じて、今日1日助け合ったか、良いことをしたか・・を振り返ってみてください
私の話はこれでおしまいです (全文引用)
就寝
1日頑張りすぎたワ 早く寝なくちゃ しかしスカウトたちはなかなか寝付けず時だけが過ぎてゆく
~ 2日目へ続く~
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