住宅街の外れに、金網で囲いができている。
ニワトリが外へ出ないようにしているのだろうが、中にはものすごい数のニワトリがいる。
ちょっと立ち止まってみていると、餌を持っているわけでもないのに集ってくる。
中学生がからかっている。
これもどこでも見る風景ではない。
井の頭動物園には、象のハナ子が健在のはずだ。
中田さんは孫を連れて行って、ハナ子を見せたようだ。
その孫も成人して、一人前になったと喜んでいた。
ところが、息子が定年になるかならないかで急逝してしまった。
本人も病院通いだったのだが、倅の死はたいへんなショックだったと想像する。
後を追うように一ヶ月かそこいらで亡くなってしまったのだから。
彼岸になるからか、
元気な頃の、愉快な中田さんを思い出す。
井の頭の動物園
とまりぎ
池の真ん中を通る橋を渡って、動物園の入口へ行く。ここから中へ入る。
黒鳥が池の一部を区切られて、飼われている。
水族館へ入る。蛙がたくさん。
種類が違って、いくつもいる。
体側の斑点に特色がある。
やまめらしい。
亀が首を伸ばして、水面から空気を吸うところ。
木の上で、ガラス越しの日向ぼっこのような二匹。
外へ出て、鳥類のおりの中に、おしどり。
こうのとりもいる。
久しぶりに動物園へ入った。ここから上の本園へ行けば象の花子もいるのだが、ここでやめておいた。神田川に沿って帰る。
井の頭の動物園は、上野や多摩の動物園よりもずっと小規模だ。だが、小さな子供たちを連れて行くには、近くてちょうどいい。
井の頭動物園
とまりぎ
井の頭動物園へ入る。
本園の真ん中あたりに、新しい動物が入っている。
といっても、どこの動物園にもいる丹頂鶴と日本鹿が一緒に入っているだけだが、この同居しているところが面白い。
鶴は、ときどき鹿を突付く。それで鹿は逃げる。
そんな動きを見ていると、その真ん中に檻があるのが見える。
檻の中には烏がいる。
大宮八幡宮の善福寺川近くで見た檻と同じだ。
飼育している動物の餌を食われてしまうため、捕獲しているようだ。
すぐ奥の猿山へ行く。
今年生れた子供が母親にしがみついている。
時々親から離れているときがある。
こうして自立していくのだろう。
90歳を越える長老が、横浜の施設に一時入居した。
昔は吉祥寺に近いところに住んでいたから、井の頭には特別の想いがあるだろうと、最近のパンフレットを送っておいた。
とまりぎ
ペットの店で子犬を見た。
最近ノラ犬を見かけなくなった。
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猫は店にもいるがノラ猫なのかどうか、公園で落ち着いているのがいる。大分おおきい。
昔飼っていたことがあるが、爪研ぎ行為で障子がボロボロになった。
もう飼うことはないかもしれない。
とまりぎ
井の頭公園の動物園へ入る。北村西望の彫刻が点在していて、奥に展示館がある。
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小さい子供は蛇にびっくりしてから奥へ進む。
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モルモットを触ることができる。 ここが人気だ。
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えさを細かく刻んで与えている。
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ヒナもいる。
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上には連なって、やはり蚤とりをしているところか。
北インド、南中国からベトナムの森林に分布するアカゲザルで、日本猿ではない。
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井の頭公園
とまりぎ
井の頭公園の池の真ん中に、ボート乗り場がある。この向い側に井の頭自然文化園の入口があって、そこは分園なのだが、本園は少し離れたバス通りの向うにある。久しぶりに入ってみた。
分園には鳥類や魚類が、本園には長寿の花子という象が、鹿などのほかにリス、温室には熱帯系の鳥類がいる。また長崎の平和祈念像で知られる北村西望の彫刻群がある。