長泉寺
とまりぎ
まだ暑い時期に工事中の長泉寺へは入れないから、京王線の線路の南側から眺めてみたところ、だいぶ出来ていた。
それでそろそろ完成間近だろうと、旧甲州街道側の入口へ行って見た。
そうか、建物というのは外装ができても、内装工事に時間がかかるということだ。
本堂は新しい会館の奥右手だから、正面に見えるのは庫裏だろう。
これはまったく変化がない。
庫裏も建替えると思うのだが、どうなるのだろうか。
積水ハウス
とまりぎ
銀行の支店による見学会が、今年は積水ハウスの「ゼロエミッション」を主題にして集った。
バス一台に乗りきれる程度の一行は、都内を11時に出発して午後1時半頃茨城県の積水ハウス関東工場へ入った。
工場全体はかなり広く、まずその中のZERO EMISSION CENTERを見させてもらった。
資源循環センターで、新築施工現場、リフォーム施工現場、メンテナンス現場などから発生する廃棄物を最大80品目に分別し、資源として100%リサイクルしている。
となりに平屋の家屋があって、今度はそれを見る。
北海道洞爺湖で行われたサミットの会場で展示されたゼロエミッションハウスで、省エネの工夫がいろいろある。
窓のガラスは三重になっていて、冷暖房の効率を上げている。
床は竹を使って、成長の遅い木材に代えている。
屋根には太陽光発電システムだけでなく、スナゴケという苔があって夏の温度上昇を抑えている。
庭には小型風力発電機がある。
続いて敷地の離れたところにある、「住まいの夢工場」へ行く。
積水ハウスの住宅展示場で、全部で20棟ぐらいある。
今回は雨でもあり、そのうちの一棟だけに入った。
このような会合へ参加できて、普通では行くことはない所へ行き、新しい分野の新しい技術を目にできることはありがたいことだ。
人形町
人形町
とまりぎ
中央区日本橋人形町へ行く。
日本橋小学校がある。
その近くに「旬の味 十四郎」という日本料理の店で昼食。
「女将の故郷の山陰より毎日送られてくる新鮮な魚貝・野菜などの素材の持ち味を存分にお楽しみください。
落ち着いた掘りごたつのお部屋で、心和むひと時をお過ごしいただけます。---」とある。
昼食を一階のカウンターで、気楽に旬の味を確かめた。
近くにステーキの仁、中華の華子、親子丼の玉ひで
洋食の小春軒、すき焼きの今半、夜なら駄菓子のあるバー、
甘味の初音、寿司芳(水天宮と人形町にある)、箱崎T-CATへも入ってみた。
小学校近くには西郷隆盛屋敷跡。藪そばもあった。
人形町には濱田家のような高級割烹もあるが、ランチの店を探すのも楽しいものだ。
基準地価、都内1.8%下落
とまりぎ
国土交通省がまとめた2011年の地価調査(基準地価、7月1日現在)によると、東京、大阪、名古屋の三大都市圏の下落率は去年より縮小したが、液状化現象の被害などが生じた東京圏の弱い動きが際立った。
東京都が20日発表した2011年の基準地価は全用途平均で前年に比べて1.8%下がった。3年連続の下落だが、下落率は2.1ポイント縮小した。
住宅地の都道府県別の価格指数を見ると、東京都100に対し、神奈川県57.9、大阪府48.7、京都府36.3、埼玉県35.3、愛知県32.7、兵庫県31.5という順になる。
都市圏が高いが、特に東京都は高い。高すぎる。
都の財産5625億円増
とまりぎ
日経新聞によると、東京都の2010年度の資産から負債をひいた正味財産は31兆6123億円で、2009年度より5625億円増えた。
外郭団体などを含めた連結ベースの貸借対照表から算出している。
さらに資産に対する正味財産の割合(正味財産比率)は67.7%で0.8ポイントの上昇になった。
一般企業の自己資本比率が20%以上であれば、とりあえず良であるから、50%超えは超優良だ。
行政コスト計算書(損益計算書)では、当期収支差額が1384億円の黒字で、昨年度より171億円増えた。
年次財務報告書は9月16日に発表されたとのことだ。
国や地方公共団体の決算書の表現方法は、細くは民間企業と違っている。
それでもマクロのこういった数字は比較できる。
2009年度より2010年度は景気回復の企業が多く、税収増になったことの現れだろう。
田村町
とまりぎ
都営三田線の内幸町で降りると、西新橋の交差点へ出る。
このあたりは田村町といったのだが、西新橋になって田村町の名はなくなった。
角の三角のようなビルは、作り替えられてから何年になるだろうか。
古いビルの時代に、最上階が職場だった。
夏の暑さは半端でなく、書類が汗じみた腕にくっついてきた。
冷房は3階までしか入っていなかった。
この時代に会ったのが「とまりぎ」の仲間で、昔は山へ行ったものだったが、今では温泉行きに変っている。
隣に航空会館がある。
飛行館と言っていたような気がするが。
会議にはこのビルの会議室を借りたものだった。
道路の向いには日石ビルがあったのだが、建替えなのか無くなっている。
通りを赤坂方面へ向って歩くと、虎ノ門交差点近くに文部省ビルが残っている。
あたりに高いビルができて、随分低く見える。
昔から変らない姿だ。
反対側へ歩いて、金刀比羅宮へ入る。
本殿の裏側から抜ける。
京急蒲田駅
とまりぎ
品川駅から京浜急行線に乗り快速なら最初の停車駅、京急蒲田駅で降りる。
このあたりは国道15号線(第一京浜)と京急線が並行しているので、東側へ出るとすぐに国道だ。
少し南側で環八と交差していて、京急線が環八の上を通るようになったので渋滞解消になっている。
以前は京急線の踏み切りと国道の交差点がすぐ近くだったので、よく渋滞したものだった。
蒲田駅から羽田駅へ向う電車が国道を横切る。
羽田から蒲田へ来る電車は高架線になったが、羽田行きは地上を通っている。
直通の羽田行きが蒲田駅には停まらなくなったのが、地元の人たちには不評だ。
環八より手前の本線へ、JR蒲田駅方向から入ってくる道はまだ踏み切りになっている。
その踏切のところから環八方面を見ると、線路が登っている。
これによって、環八の踏切がなくなったのだ。
京急線の本線と羽田支線の両方の高架線工事が終れば、交通渋滞の解消になる。
政府保有株式
とまりぎ
日経新聞によると、公共性の高いサービスを提供する特殊法人の経営に関与するために政府が持つ株式がある。
国民生活への影響が大きい事業が立ち行かなくなるのを防ぎ、全国一律のサービス水準を維持したり、外資参入を防ぐ狙いがある。
政府はこうした法人をできるだけ民営化する方針だが、完全民営化しない限りは法律で政府の株式保有義務を定め、経営安定に努めてきた。
政府保有株の金額は、2010年3月末時点の簿価で21兆8千億円。
これを売却して復興財源にあてるように求める声がある。
過去に、国鉄民営化では4兆円の売却益が出た。
NTT株も売りに出されたが、かなり高値の時期だった。
主な政府保有株式と簿価(兆円)
日本郵政 9.6
日本政策金融公庫 4.5
日本政策投資銀行 2.2
NTT 2.0
JT 1.7
高速道路6社 0.4
成田国際空港 0.2
東京メトロ 0.1
産業革新機構 0.08
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合計 21.8
とある。
増税の方向での話が多いが、無理なく株式売却できるなら、有効な手段だと思う。
首相は売る気あり、のようだ。
景気がイマイチだから、皮算用が吉ならばいいのだが。
中央区
とまりぎ
東京駅から歩いて、裏道に見える喫茶店へ入る。
カフェ・ラ・コルテという名だが、どうも他のチェーン店と雰囲気が似ている。
と思ったら、株式会社シャノアールが展開しているブランドのひとつだ。
壁に、何枚も画がかかっている。
外へ出ると、まち歩きのポスターがある。
暮までの期間、けっこう楽しそうだ。
中央区では区内を知ってもらおうと、いろいろやってくれている。
詳しいことは、中央区観光協会へ問い合わせないとわからないが。
銀座と月島・晴海をLRTでつなぐ計画もあり、新しい街へ発展していくことが期待できる。
東京駅と日本橋や京橋を結ぶメトロリンク日本橋無料巡回バス。
約10分間隔で来てくれる。