旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

墓参り

2024年08月09日 | 人生
八王子駅南口で集合した。
高野山真言宗別格本山、金剛院へ墓参のためだ。

高校で国語教員であった伊丹さんは、一緒に山へ登った仲間であった。
幹事が伊丹さんの命日に近づいたが、墓参りへ行こうかというので5人で行った。
八王子駅から金剛院へは、歩くと15分ほどだが車で行くという。
暑いときではあるし、これは助かった。

境内には大きな鉢が並べられていて、全てに蓮が植えられているうちのいくつかが花を咲かせている。
伊丹さんが亡くなられたときも蓮の時季で、ここには咲いていた記憶がある。

墓参のあと、全員で相模湖まで行き、「かどや」で献杯。
ここは伊丹さんとも来たことがある、思い出の場所なのだ。


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都立三宅高校

2019年06月17日 | 人生
杉並区に都立豊多摩高校の前を通った。
思い出すのは、I君のことだ。

国語教員として、都立高校の採用試験に合格した。
そうすると採用する高校から求人案内が遅られてくる。
最初に来たのが三宅高校だった。

彼はこれに応募した。
結局合格後、三宅島へ赴任した。
ところが、ちょっと遅れてこの豊多摩高校からも求人書類が来たのだった。

そんなことを聴いたのは、かなり後のことだ。

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大先生

2017年12月08日 | 人生
あまりに偉大で、簡単には伝えられないほど科学の分野で貢献した人だった。
その大先生に一時期とはいえ教えを受け、勉学の道を開いていただいたことは、忘れ得ぬ想い出である。
だがその先生の期待に反して、経済的理由から同じ研究の道へ入ることができなかった。

「衣食足りて礼節を知る」という。
極貧生活が長く続きすぎた。

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保育園

2017年03月04日 | 人生
ここにも新しく保育園ができる。
世田谷区も杉並区も、保育園が足りないようだ。
             
幼稚園と保育園は、管轄官庁が違っていて、園児への対応が違っている。
足りないのは保育園で、幼稚園にも早朝預かり機能をもたせたところもあるようだ。

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手塚治虫書店(一年前)

2016年01月22日 | 人生
手塚治虫書店
      手塚治虫書店                    とまりぎ 東京駅向かいのビルへ入る。 上に丸善書店がある。 その中の4階に、手塚治虫書店と書いてあった。 ...

丸善へ行ったときのことだった。
手塚治虫の名前が突然目の前に出てきた。

日本の漫画を世界へ広めた。
その中心にいた人だ。

歴史に残る人物だと思っている。
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萬国橋から

2015年07月04日 | 人生
萬国橋から
             萬国橋から                                  とまりぎ みなとみらいへの入口のような萬国橋から見ると、ランドマーク...

先日、ランドマークタワーの最上階のレストランで、ご馳走になった。
横浜の会社の会長で横浜に住んでいるから、ここが便利だったようだ。

もう古くからのお付き合いだが、最近は仕事の関係がなくなって、あまり会わなくなってきていた。
これが最後の面会になるかもしれないとの思いを胸に、和食レストランで会った。

ゴルフの帰途で来られたらしく、元気そうだった。
昔の話が中心になったが、元気の秘密がちょっと分かった気がした。
ラジオ体操の話に及んだときに、スマホに録音してあるのを聞かせてくれたのだ。

名刺によると、財団を立ち上げ理事長になっている。
大成功の人生だ。
素晴しいことだ。




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河の流れに似て(一年前)

2015年01月29日 | 人生
河の流れに似て
            河の流れに似て                                       とまりぎ 年寄りが亡くなった同じ年に、幼子が生まれる。...


人生の短さについて、という本がある。
それで身の回りの人達を、見ていて考えた。

脳梗塞の人を見舞に行って、今日は気分が落ち込んでいる。
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長い間の疑問解決(一年前)

2014年10月06日 | 人生
 
長い間の疑問解決
           長い間の疑問解決                                  とまりぎ 昔々親に連れられて、従弟が遊びに来たことがあった。 ...
 

  たまの法事でしか会うことがないから、普段は忘れている。

  会ったときに、ふっと思い出す出来事だ。

  今も時々行くことがある、堀ノ内の妙法寺門前でのことだ。

 

  

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お茶の水(一年前)

2014年09月18日 | 人生
 
お茶の水
           お茶の水                                とまりぎ 会社の所属部門が内幸町から外神田へ移転して、御徒町が最寄駅だったこと...
 

  聖橋の印象が大きい。

  E氏が話のわからない人だったことが、きっかけだった。

  だから決断が早かったとも言える。

  その後、E氏とは偶然会うことが何回かあった。

  いつも通りがかりのことで、話す時間がほとんどなかったことは、まことに残念である。

 

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旅路2(一年前)

2014年05月24日 | 人生
 
旅路2
        旅路2                               とまりぎ 中学卒業式が終るや否や、町工場へ勤めることになった。つまり3月中のことだった。...
 

 潮さんとは、昨年も二回ほど会った。

 中学のときに野球部で怪我をしたのが運悪く、一年留年したそうだ。

 そのときに飲んでいた薬の効果か、風もひかずに今日まで生きてきた。

 昨年タイへ出張したときに、鼻血が二日続けてとまらず、原因不明だがおさまったとのこと。

 不思議なことがあるものだ。

 もうひとつ昨年の出来事で、妹さんが亡くなったそうだ。

 その話をしたかったようだ。

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初夏の旅

2014年05月22日 | 人生

            初夏の旅

                              とまりぎ

 5月も末になってしまったが、博さんが幹事の会の旅行はすでに休みと決っている。

 重さんが幹事の会は、奥多摩方面一泊の計画だ。

 剛さん幹事の会は、都内での散策ということになっている。

 皆さんの都合がそろうのは早くて4月、遅くても7月の間に集中する。

 それぞれの会の趣が変っていて、けっこうおもしろい。

 さあ、どんな旅になるのか楽しみなことだ。

 

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同窓の集り

2014年05月10日 | 人生

           同窓の集り

                               とまりぎ

 6月に同窓で6人集ることになっているが、その前に3人で一杯ということになった。

 新宿の指定された店へ行くと、ほぼ同時刻に店の近くで揃った。

 タイ料理の店だ。

 店の窓からは沈みかけの夕日を反射した向い側のビルの窓ガラスが光るのが見え、明るい雰囲気の中でタイビールで乾杯のあと、赤ワインで料理を楽しむ。

 コリアンダー、レモングラスなどの強い香りと味が、10年近く前に行ったタイとベトナムでの料理を思い出させる。

 しばらくぶりでの再会であったが、6月の集りに来られない人がいることに話が及んだ。

 理由がわからないので何とも話が先へすすまず、場所を変えることにした。

 小田急ハルクの地下、ハルチカへ入る。

 空いている席があったのは韓国料理の店で、キムチチヂミ、プゴクを頼む。

 さて、話の続きで、自分たちの余命の話になった。

 昔、大先輩が友人たちが亡くなっていくのを送り生き残っていたが、「長く生きるのがいいのかどうか」ともらしたことがあった。

 ある程度の長寿になると仲間が次々にいなくなって、自分の体も自由に動くことができなくなってくると執着がなくなってくるものらしい。

 その大先輩は92歳という長寿で亡くなられたのだが、杖を頼りの歩行も遠くへは難しくなり、それまで時々電話が来たものだったが、それもなくなった。

 半年ほど連絡なく過ぎたある日、亡くなったとの知らせが入った。

 そんなことを思い出していた。

 目の前の二人は旅行に行こうということで、とりあえず話が落ち着いた。

 こちらの人たちは、あたりまえのことだが生きることに執着があるようだ。

 

 

 

 

 

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2014年01月13日 | 人生

          

                               とまりぎ

 家が古くなって、建替え計画になった。

 もう50年以上の年月が経っていると、溜まった埃で黒くなっている。

             

 階段だけは見た目に変わりない。

     

 何も無くなった台所には、炊事場が寂しげだ。

 冷蔵庫があったところが、すっかり抜けている。

 長い間世話になった。

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元気ですか(一年前)

2013年12月29日 | 人生
 
元気ですか
         元気ですか                            とまりぎ 今年は訃報が多かった。 急に寒くなったこともあるのか、暮れが近づいて増えた...
 

 今年になって、一周忌が多かった。

 今年も訃報が多い年だった。

 誕生の話の方が少ないから、人口減少につながっているのかもしれない。

 

 

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長い間の疑問解決

2013年10月06日 | 人生

           長い間の疑問解決

                                  とまりぎ

 昔々親に連れられて、従弟が遊びに来たことがあった。

 午後の半日ほどしかいなかったのだが、おそろしく活発な子で、驚くことばかりだった。

 その後、こちらから出掛けて行って、一泊させてもらった。

 朝、叔父さんと一緒に近所の寺へ行った時のこと。

 門前でいきなり「仁王さんこんにちは」と言ったのだった。

 そんな思い出があるものだから、大人になってから会うとなんだかおとなしい。

 子供の時の雰囲気が少しでも出てこないかと期待していたのだが、まったく静かだ。

 それで考えた、この変化は何だろうと。

 たどりついたのは、久しぶりに変った環境で、一種の興奮状態だったのだろうということだ。

 子供にはよくあることで、そう考えれば納得だ。

 本当に、長い間の疑問だった。

 

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