茗荷谷から
とまりぎ
東京メトロ丸の内線に乗る。
地下鉄だから暗かった車窓に、後楽園遊園地の景色が入る。
庭園の後楽園も目に入る。
まもなく茗荷谷駅だ。
駅前の春日通りを越えると、文京区の名前に相応しい地域に入る。
銅(あかがね)御殿がある。
中へは入ることができなくなているので、入り口の門を見る。
もう何年か以前に、ここから入って建物の中も説明してもらったことがあった。
神田近くで見る銅葺きよりも大規模だった。
向かい側に筑波大学と放送大学がある。
下の方に森があって、中へ入る。
池もあって、大きな鯉がいる。
加納治五郎の像がある。
こんな森の中に忘れられた様にたっている。
東京教育大学が、筑波大学になって様変わりしたようだ。
下へまっすぐ行くと、小石川植物園と簸川(ひかわ)神社がある。
秋祭りのようなので、簸川神社へ入る。
本殿は高台にあり、右手の脇から千石町内を歩く。
白山通りへ出て、巣鴨駅を通過する。
その先にはとげぬき地蔵があり、人通りの多い地蔵通商店街を都電庚申塚停留所まで歩く。