武者小路実篤記念館
とまりぎ
武者小路実篤が亡くなったのが昭和51年4月だったそうだから、昔といってもそう大昔ではない。
90歳まで生きたそうだから、長寿だった。
作家であったが、花や南瓜などのほのぼのとした画を数多く残した。
使った硯の真ん中が磨り減って穴があくほどだから、大変な努力家だ。
京王線仙川駅とつつじヶ丘駅の間にあり、記念館はつつじヶ丘駅側の低地に、公園は仙川駅側の高台から下へつながっている。
間を横切る道路が二本あり、地下通路ができている。
斜面にあるため上の池と下の池のふたつがあるのが、この公園の特徴かもしれない。
湧水があり、「ひかりも」が繁殖して明るく光っているように見える。
下の池へ入る流れ。
意外に水量は多い。
水辺へ寄ってくる昆虫を待ち構えるクモ。
女郎蜘蛛だろうか。
センリョウの赤い実と、茶の花。
「とまりぎ」の先生も一緒に、皆でここへ来たことがあった。
あまりに若くして亡くなってしまった。
武者小路実篤の印象を聞く間もなくして。
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