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博物館・美術館
とまりぎ
ホテルで地図を見たところ、博物館と美術館がそう遠くない。
それで坂道を登る。街路樹には実が垂れている。
「おもろまち」という面白い名の街にあって、ゆいレールの駅名も同じだ。
まず博物館の常設展示を見る。
昨日のガンガラーの谷で見た、港川人について解説している。
港川人というのは、沖縄県具志頭村港川石灰岩採石場で1970年に大山盛保によって発見された化石人骨に付けられた名前。彼らの年代は、放射性炭素法によって、1万8000~1万6000年ほど前と推定されている。港川人の骨は、日本人の祖先の骨格として重要なだけでなく、東アジアの新人化石の中で最も保存が良い。
江戸時代の布制作。
もうひとつ、「ペリー一行の見た琉球・日本」をウィリアムス・ハイネの水彩原画の展示と共に説明している。
ペリーは日本へ来る前に琉球へ寄っていた。そこで、暴発事件を起こして、死者も出た。そのため、琉球人民の対米感情は良くなかったそうだ。
沖縄の伝統的な家。仏壇がある。
美術館へも入り、沖縄の作家たちの作品を見る。
外へ出ると、目の前にサンエーというスーパーマーケット。