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河の流れに似て
とまりぎ
年寄りが亡くなった同じ年に、幼子が生まれる。
そういうことはよくあることだ。
生あるものは必ず死を迎えるのだから。
これは生れ変りかと一瞬思ってみても、輪廻転生ということはないのだが、鴨長明はこの仏教思想を「方丈記」に綴っている。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世中にある、人と栖(すみか)と、又かくのごとし。ーーーーー
河の流れに似て
とまりぎ
年寄りが亡くなった同じ年に、幼子が生まれる。
そういうことはよくあることだ。
生あるものは必ず死を迎えるのだから。
これは生れ変りかと一瞬思ってみても、輪廻転生ということはないのだが、鴨長明はこの仏教思想を「方丈記」に綴っている。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世中にある、人と栖(すみか)と、又かくのごとし。ーーーーー