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上州富岡市街
とまりぎ
製糸場を出て、JR東日本「駅からハイキング」のコースを見ながら、市街地を歩く。
食事処を探すと国道254号線沿いに新洋亭があり、ビールのあとで全員カツ丼を頼む。
甘めのタレに浸したソースカツ丼だ。
山梨で出会った、普通のソースをかけるソースカツ丼とは一味違っている。
ゴールの「まちかど遊YOUプラザ」から「仲町まちなか交流館」へ入る。
特産品がみやげ物として売られている。
交流館から製糸場方面の商店街を見る。
見学者は説明の最中か、人通りがない。
一時代前の建物といった雰囲気がある。
駅からハイキングのコースだが、そう広い地域ではない。
富岡市街地は意外に狭い印象だ。
歩道もレンガだ。
街路樹はイタヤカエデ。
警察署もレンガ造りだ。
富岡小学校の校庭をのぞくと、赤い消防自動車がたくさん並んでいる。
ちょっと中へ入ってみよう。
吹奏楽隊が行く。
消防点検式で、壇上で敬礼していたのは富岡市長さんだった。
駅まで来て、トイレが電車風にパンタグラフが付いている。
待合室で、先ほどの新洋亭の女将さんに会う。
顔を覚えていたのは、先ほどの食後に柿を剥いて一切れづつくれたからだ。
上信電鉄の「おてがみ電車」の仕掛け人らしい。
駅にいたのは岡山から訪問された絵手紙仲間の人が帰るのを、駅まで見送りにきたからだそうだ。
車内に絵手紙がたくさん掲示してあった。
今回が5回目と書いてあったから、女将さんなかなかやるじゃない。
電車には、ほかに松本零士さんの絵で飾られた「銀河鉄道999」号もあった。