仙台掘
とまりぎ
Arioの明治通り側出口から東へ、明治通りを越えて小名木川の南を歩く。丸八通りも越える。20分ほど歩いたところで、仙台掘と交差する。
仙台堀の名は、深川に仙台藩の屋敷があったことに由来する。
小名木川も仙台掘も江戸時代に作られた運河で、遠く利根川からも水運によって物資が運ばれた川の道だったようだ。
先で横十間川と交差したり大横川と交差し、木場公園の真ん中を通って、隅田川へつながっている。といっても土地の低い江東区のことだからだから、水門が閉じられていることが多い。
水のすぐそばに、ネコヤナギの芽が出ている。
釣堀もある。 今は流れが細くなったが、江戸時代はこの釣堀の幅よりも太く仙台掘だったのだろう。
仙台堀が西へ直角に曲るあたりには移築した大石家の民家があり、中では火も入っていて煙の香りが鼻をくすぐる。
裏側に、薪が保管されている。
管理の人たちが説明してくれ、陽のあたる縁側でしばらく休む。
さらに仙台堀は隅田川まで続いているのだが、丸八通りから現実の世界へ抜けた。