院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「多趣味男の苦悩。」

2009年09月23日 20時57分18秒 | ノンジャンル
院長がギターを握ってからそろそろ1ヶ月が経とうとしています。


父親がいきおいで買ったギターに飽き、捨てようとしていたので、

それはもったいないと、哀れなギターの救済の意味で引き取ったギターです。

院長はこう見えて楽譜は読めないし、楽器はリコーダーで笑点のテーマが

吹ける程度の音楽弱者ですがギターを引き取った以上は、それなりに

弾けるようになるつもりです。

ギターできるとモテるって聞くし。


しかし、まぁ取っ掛かりからつまづきっぱなしでした。

教則本の一番最初は各部の名称から入り、チューニングといって弦の音を

合わせることから始まります。

いきなりこれが出来ないんだから

音が全然合わないのよ。

これが4日くらいかかったかな。

ギター出して、30分くらいチューニングして、全然合わなくて、しまう。

これが4日(笑)


次はローコードメジャーというものを弾く章ですが、この一番最初が

「C」というコード(和音)でした。

これがまた・・・恐ろしく鳴らない

聞くところによると、ここでつまづく人はほとんどいないそうで。


ギター出して、40分くらい「C」を押さえて、全然鳴らなくて、しまう。

これが約2週間(笑)

よくやるよ・・と自分でも感心する。

コードを押さえていても「これは今後練習し続けても絶対鳴らない!」って

確信できるような鳴らなっぷりだった。


でもコードは練習すれば絶対に鳴るんだそうです。

絶対に鳴らない!って確信してるけど、これが鳴るってどういうことだろう?

という未知のものを体感したい思いで練習は淡々と続きました。


2週間ほど経ったあるとき、それは綺麗なメロディーがポロンと鳴ったんですな。

オオッ! と、初めて自転車に乗れた時のような感覚。


で、何で今までこんなことが出来なかったんだ?

自転車に乗れてしまった人は、あの補助輪もなにも無いものが倒れずに

走るわけが無いと思ってた時の記憶は無くなるんだよね。

それと同じ。

「C」が鳴らなかった時の感覚ってもうよくわからない。

不思議です。

「C」を克服した院長はギタリスト最初の関門とされる「F」を

あっさりクリア。

世の中ちゃんと平等に出来ています。


連休中は友人のkeiji宅に2泊3日で居候してギター合宿。

10時間くらい弾いてたかな。



「何か弾けるようになったか」だって?


35歳の習得スピードナメんな!! 


そんなん出来てたまるかっ!



ただ、この金のかからない暇つぶしはなかなかいいものです。


ギター上達記の次回は来月の今頃にしようかね。

「飽きて終わりました」って可能性も含めつつ・・・