院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「家計の仕分け人を疑問視。」

2010年08月19日 21時44分52秒 | ノンジャンル
昼の13時15分くらいにテレビで節約の荻原先生が「家計仕分け人」という

コーナーをやってることがある。


依頼人である視聴者の家計の無駄を洗い出し、斬っていくという内容。

大体は大雑把で無駄な使い方をしてるダメな主婦や、浪費癖のあるダンナの出費を

絞っていきます。

そもそもが家計の仕分けを頼むくらいですから、ご立派なやりくり、

堅実な貯蓄状況の人は出てこないわけで、突っ込みどころ満載の問題家計のほうが

番組的にはオイシイわけです。


番組を観てる側としては「あっちゃ~、この奥さんはひどいね~。うちはまだ

マシなほうなんだ!」とか「あ!うち、この依頼人と同じパターンだ!」

「そうか、そうやって節約するのか」といろんな思惑で見るかとおもう。


しかし、昨日の依頼人はどうも変だった。

荻原先生もその変さに触れずに、仕分けを進めるというどうにも

気持ちの悪い展開。


今回の案件はマイホーム資金を貯めたいのに貯金が出来ないという相談で

無職なのにガンプラコレクションが止められないダンナがいる、というなかなか

オイシそうな案件。


でも内訳を見ていくとダンナの小遣いは5000円となっているし、

食費も夫婦と乳飲み子の3人家族で35000円。

他もこれといった問題の出費はなく、奥さんの稼ぎ29万円に対し

出費は18万弱でその差額11万強の貯蓄は出来ているはずなのだ。

でも出来てない。


荻原先生は食費の35000円を5000円削るためのレシピアイデアを

日清製粉のアドバイザー(可愛かった)に頼んだりして、そこで5000円。

あとは衣類を3000円削って計8000円ほどの仕分けで支出を

絞っていた。


・・・・がっ!


これ、誰が見てもおかしいよね!?


問題はその12万円ほどの使途不明金を洗い出すことでしょ?

12万もの金を使途不明で使い切る家計感覚なんだから、8000円絞ったって

また全部使うに決まってんじゃん。


そもそも食費35000円もホントかよ!?

ファミレスなんかに月に数回行く家だと35000円は軽く超えるはずだぞ。

買い物の仕方も見た限りはかなり雑で、とてもじゃないが35000円で

収まるような金の使い方には見えなかった。

家計の内訳申告の内容がそもそも違うだろ!?


と、ヨソの家計に突っ込み通しの院長は、この番組をイチバン楽しんでいる

視聴者なのかもしれない。