また最近ハンバーグ率が高くなってきた。
ただそれは外食として食べてる機会が増えているのであって、
自分で作るメニューとしてはどうしても未だにハンバーグだけは苦手意識がある。
以前も言ったがハンバーグが難しいと思われる点を挙げよう。
1、ハンバーグタネにつける塩加減がわからない。生肉で味見できないからね。
2、タネとしての肉の粘度を毎回一定に保つことが難しい。
ひどい時はゆるいネギトロみたいになる。
3、中まで火を通すのが難しい。
長く火にかけると表面が焦げるし、焦げても中は生という腹立たしい
事態が結構ある。
そこで1つ1つ問題に取り組んでつぶしていこうと決めた。
1の塩加減。
これについてはひき肉何グラムに対し、塩何グラムという比率のベストな
値をキッチリ計量すればよい。
一般的には肉の重量に対し1%の塩が適量とされるので、420グラムの
ひき肉を使うなら4.2グラムの塩。
ただ、これでもやや味が薄く感じることがあるのが問題。
ハンバーグのタネには他にも炒めた玉ねぎ、パン粉、牛乳、卵が入るので
今回はそれらを全部ひっくるめた重量(今回では570グラムだった)の
1%で塩の量を決めてみた。
だから5グラム強だね。
我が家では少し以前から計量にはデジタルはかりを導入したので
この辺のサジ加減が非常に楽になりました。
もっと早くに買っておけばよかった。
次、2の問題点はつなぎとしてのパン粉と混ぜる牛乳と卵が多くなりがち
というのが原因。
とにかく水分が多いとニッチャニチャになることウケアイで、避けたいことです。
もうこれはチビチビと慎重に水気を見ながら牛乳を入れていくしかない。
失敗が貴重な経験になります。
3つめ。
火が通りにくい点。
こっれがやっぱり難しい・・・
ケンタロウ流が良かろうって!?
水入れて蒸し焼きにする方法ね。
悪くないけど良くも無いです。
大きいハンバーグを食べたいので大きいのを作るとどうしたって縮んできて
中心部は厚くなります。
薄いハンバーグならケンタロウ流で簡単にいきますが、分厚いハンバーグは
やはり一筋縄ではいかない。
中まで火が通っているかチェックする方法もありますが、欠点がある。
箸で付き刺してみて透明の脂みたいな汁が出てきたら火が通っているサイン!
なんてのが分かりやすいですが、実はその汁がハンバーグの命なのです。
無駄に1滴も垂らしたくないんだよね。
そしてさらに大きな欠点として、そのチェック方法は信頼度が低い!
中が生でもその透明な脂は出ます。
結局は毎回同じ量で作って火を通す時間をキッチリ計るというのが
一番なのかもしれません。
自分流の誇れるメニューになるまで一番手こずっているのが
「ハンバーグ」です。
美味いハンバーグを作れる女子に出会ったら男子は褒めよ!
ベタ褒めよ!
オメーラが考えているほどハンバーグ道は甘かねーんだ。