浄顕寺境内には十王石仏の他に、二基の道標石仏も在ります。
道路工事に伴い此処に移動されたものでしょう。
道しるべは本来在るべき所に在ってこそなんですが、致し方ありません・・・
大和では良く見かける、いせ(伊勢)を示す道しるべです。
月輪内に蓮の蕾を持った座像が彫られています。
通常なら聖観音ですが・・・・・良く判りません。
こちらは右たら・・・ですのでおそらく多羅尾。
左な?・・・読めません・・・
こちらも月輪内に座像が彫られています。
阿弥陀さんの様ですが、どうも印相が違うように見えます。
江戸時代に一般民衆の中で新しく考え出されたものも有りますので
尊名の特定は非常に難しいです・・・・・