古い墓地の多い当尾地区の中で最も古く
多くの石造文化財が残っている千日墓地。
京都府相楽郡加茂町辻三田
まず目に飛び込んで来るのは石の鳥居と十三重の石塔。
初重軸部に四方仏が彫られた十三重の石塔です。
相輪の宝珠を失っているほかは、完存しています。
破損した種子十三仏板碑。
昔の写真では、つながっていたのですが・・・・・
双仏石も草の中・・・
当尾最大の阿弥陀・地蔵の双体石龕仏です。
笠石、宝珠も当初のまま完存しています。
石龕の左右上下にホゾ孔があり、当初は石扉があった事がうかがえます。
よく整った像容です・・・
墓地南側には六地蔵と名号碑、阿弥陀石仏が並んでいます。
風化が少ない、美しい阿弥陀石仏です。
微かに笑みを浮かべた口元が印象的です・・・・・