石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

京都府 当尾の里 千日墓地の石造物

2011年09月10日 | 石仏

 

古い墓地の多い当尾地区の中で最も古く

多くの石造文化財が残っている千日墓地。

 

京都府相楽郡加茂町辻三田

まず目に飛び込んで来るのは石の鳥居と十三重の石塔。

 

初重軸部に四方仏が彫られた十三重の石塔です。

相輪の宝珠を失っているほかは、完存しています。

 

破損した種子十三仏板碑。

昔の写真では、つながっていたのですが・・・・・

 

双仏石も草の中・・・

 

当尾最大の阿弥陀・地蔵の双体石龕仏です。

 

笠石、宝珠も当初のまま完存しています。

石龕の左右上下にホゾ孔があり、当初は石扉があった事がうかがえます。

 

よく整った像容です・・・

 

墓地南側には六地蔵と名号碑、阿弥陀石仏が並んでいます。

 

風化が少ない、美しい阿弥陀石仏です。

 

微かに笑みを浮かべた口元が印象的です・・・・・

 

 

 

コメント (2)
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