石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

大阪府 能勢町 行者山の磨崖仏 其の一

2011年10月03日 | 石仏

 

修験道の山、行者山にある磨崖仏です。

 行者山登山口から山道へ、急坂をしばらく登ると、目の前に巨岩が現れ

広い壁面に行者山最大の磨崖仏、大日如来磨崖仏が彫られています。

 

 

大阪府豊能郡能勢町山辺

蓮華座に座す胎蔵界大日如来です。

体部は線彫り、お顔は浅く彫り込んでいます。

 

大阪府下では数少ない大磨崖仏で、なかなか見応えが有ります。

 

通常大日如来の宝冠には胎蔵五仏を表すが、この大日は

キリーク(阿弥陀)、バン(金剛界大日)、アーンク(胎蔵界大日)を

刻んでいて、珍しいものです。

 

登山道に覆いかぶさるように彫られています。

 

大日如来磨崖仏から更に登ると行者堂が建っており

堂の裏手を登った行場、鐘掛け岩の壁面に覆屋が在り

役行者の磨崖仏が彫られています。

 

覆屋が在る為、光が足りません・・・

 

携帯電話のライトを点灯して、何とか撮影出来ました。

 

何と無く穏やかな表情?・・・かな?

 

 

 

コメント (2)
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