石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

大阪府 枚方市尊延寺 阿弥陀三尊磨崖仏

2011年09月05日 | 石仏

 

京都府田辺に近い境界地に在る尊延寺集落。

街道沿いの個人宅の片隅に阿弥陀三尊磨崖仏が在ります。

 

大阪府枚方市尊延寺

 

此処は昔の尊延寺遍照寺の跡で、寺の遺品の多くは

集落東側にある尊延寺境内に運ばれているそうですが

この磨崖仏が移動されずに残されていると言う事です。

 

舟型を彫り窪めた中に阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩が彫られています。

よくまとまった美しい磨崖仏です・・・

 

大阪府下では数少ない磨崖仏の内の一つです。

 

穏やかな表情です。 衲衣の線もはっきり見て取れます。

 

やっぱり磨崖仏は良いです・・・・・

 

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滋賀県 信楽町多羅尾 浄顕寺の道標石仏

2011年09月03日 | 石仏

 

浄顕寺境内には十王石仏の他に、二基の道標石仏も在ります。

 

道路工事に伴い此処に移動されたものでしょう。

道しるべは本来在るべき所に在ってこそなんですが、致し方ありません・・・

 

大和では良く見かける、いせ(伊勢)を示す道しるべです。

 

月輪内に蓮の蕾を持った座像が彫られています。

通常なら聖観音ですが・・・・・良く判りません。

 

こちらは右たら・・・ですのでおそらく多羅尾。

左な?・・・読めません・・・

 

こちらも月輪内に座像が彫られています。

阿弥陀さんの様ですが、どうも印相が違うように見えます。

 

江戸時代に一般民衆の中で新しく考え出されたものも有りますので

尊名の特定は非常に難しいです・・・・・

 

 

 


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滋賀県 信楽町多羅尾 浄顕寺の十王石仏

2011年09月02日 | 石仏

 

御斎峠近くの刑場跡に在った十王石仏です。

現在は浄顕寺境内に移されています。

 

刑場跡跡に十王石仏・・・曰く有気です・・・・・

 

 滋賀県甲賀郡信楽町多羅尾

 

十王石仏は一体欠けて九体しか在りません。

家康が伊賀越をするとき御斉峠に有ったこの像のひとつを

駕籠に乗せて自分の身代わり、影武者としたという。

家康の用心深さを示す話が残っています。

その九体の中でも破損していないのは六体のみです。

 

 一石に十王が彫られたものは幾つか在りますが

一体ずつ個別に彫られたものは、あまり見かけません。

 

 

これなんかは破損と風化でなんじゃこりゃ状態です。

残りの物はもう殆んど、ただの石と化しています・・・

 

 

 

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三重県 阿山郡島ヶ原村 行者堂の阿弥陀磨崖仏

2011年09月01日 | 石仏

 

小山川の西岸に行者堂が在り、役行者が祀られています。

対岸の行者籠堂の脇の覆堂に阿弥陀磨崖仏が在ります。

 

 三重県阿山郡島ヶ原村

磨崖仏ですが堂内に在り薄暗い為、非常に見辛いです・・・

 

島ヶ原では大日如来と呼ばれているようです・・・

どっしりと安定感が在り、力強さを 感じます。

 

折角の磨崖仏なのですから、せめて覆屋だけだったら

もう少し明るくて良く見えるのに・・・・・ 

 

 

 

 

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