セレンディピティ ダイアリー

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たこ焼き十八番と、道頓堀の立体看板

2017年08月19日 | +大阪

会津屋さんでたこ焼きを食べた後は、道頓堀商店街をぶらぶらと...。

ものすごい人混みです。競い合うかのような極彩色の派手派手看板は、東京でいえば渋谷センター街か秋葉原といったところでしょうか。ここの風景も外国人旅行者にクチコミで広まっているのか、SNSで見かけます。

たこ焼き十八番」さんで次なるたこ焼きにチャレンジしました。幅一間ほどの小さなお店ですが、ずらりと行列ができています。本店は淀川の北側の西中島。平成2年開業という比較的新しいお店ですが、数々のメディアで一番人気を誇っているそうです。

2人の店員さんが並んで、高速回転でたこ焼きをひっくり返しています!

店内に食べるスペースがないので、お店の近くのベンチにすわっていただきました。

こちらのたこ焼きの特徴は、なんといってもたっぷりの天かす。生地を流した上に小海老の粉と天かすをたっぷりのせ、くるくると巻き込むようにして焼いていきます。まわりはカリッ、中はとろりという食感で、天かすのコクがプラスされ、ボリュームたっぷりです。私には少々重かったですが、息子はここのが一番気に入ったそうです。

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道頓堀といえば、戎橋(えびすばし)の両脇にあるグリコの巨大看板と、かに道楽の動く蟹がワールドワイドに?有名ですが、そのほかにもおもしろい立体看板がたくさんあって目を引きました。

「金龍ラーメン」の大きな龍。

「たこ家道頓堀くくる」さんの巨大ダコ。左のレゴみたいなのは、たこ焼き器なんですね。 どうやら明石焼きのようです。

餃子の「大阪王将」もこの立体感。このほかに「串かつ だるま」さんのおっちゃんや、「廻る元禄寿司」の巨大にぎりなど。ドン・キホーテもここでは目立たないほどです。^^

ところで、あちこちのお店に「とんぼり」とあったので「何かしら? 京都の川床みたいに、道頓堀川沿いのテラスのことをいうのかな?」と思ったら、道頓堀のことを「とんぼり」と略しているんですね。秋葉原をアキバというのといっしょか~と納得しました。

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会津屋さんの元祖たこ焼き

2017年08月18日 | +大阪

ひょんななりゆきで大阪に行ってきました。今回の旅の目的はずばり食い倒れ。大阪名物を食べつくしたいという息子と気になるお店や行きたい場所をピックアップしては、Google Mapsにマークしておきました。

 

この地図とノートが旅行中すごく役にたちました。さて、このうちいくつ行くことができるでしょうか。

大阪を訪れたのは15年ぶりくらいですが、大阪駅がすごく大きくきれいになっていてびっくりしました。駅前のグランフロント大阪は2013年に建ったビルなのですね。

ホテルに荷物を預けてから、地下鉄に乗ってまずは”なんば”へ。行こうと思っていたお好み焼き屋さんがこの日はお休みと知り、予定を変更して「元祖たこ焼き 会津屋」さんに向かいました。会津屋さんの本店は西成区にありますが、”なんばウォーク”という地下街に支店があります。

たこ焼きの創始者は、会津屋さんの初代とされています。もとは、牛すじとこんにゃくを入れたものを”ラヂオ焼き”として販売していましたが、たこを入れる明石焼きから影響を受け、たこ焼きが生まれました。

会津屋さんの「元祖たこ焼き」は、まずはその見た目に意表をつかれます。東京のたこ焼きに比べるとやや小ぶり。そしてソースや青のり、かつおぶしがかかっていません。生地そのものにしっかりおだしの味がついているので、2本の楊枝を挿してそのままいただきます。

見るからに観光客という私たちに、お店の人がていねいに食べ方をレクチャーしてくれました。^^ 中にはひと粒ずつたこがはいっています。いかにも”元祖”にふさわしい素朴なお味でした。

こちらはたこ焼きの原形となった「元祖ラヂオ焼き」。見た目はたこ焼きとほとんど変わりませんが、中に味付けした小さな牛すじとこんにゃくが入っています。(断面の写真を撮ればよかった...) たこ焼きと思ったらおでんが入っているような??不思議な感覚です。当時は新しいものにラヂオという名まえをつけるのが流行していたそうです。

たこ焼きの生地で作ったねぎ焼き。牛すじと九条ねぎがたっぷり入っています。ねぎ入り和風オムレツといった感じのふわふわと優しいお味。左にちらりと見えているのは、大阪名物ミックスジュースです。さらりとしたスムージーといった感じですが、バナナと缶詰のフルーツで作るのがおもしろい。

あとから明石焼きもいただきました。たこ焼きの生地に比べるとふわふわと柔らかい。透明なだし汁に九条ねぎを薬味として入れ、ディップしていただきます。

会津屋さんの創業は1933(昭和8)年。たこ焼きにソースが使われるようになったのは戦後1948年にとんかつソースが生まれてからだそうですが、会津屋さんではソースを使わず元祖のお味を守り続けているのですね。

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